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早速、いい運動になっております


左から、スノーブル・雪ハネ・スノーダンプ


昨日の朝も今朝も、先ずは駐車スペースの除雪で汗をかいています。
機械は持っておりませんので、全て手作業です。
体力勝負ですね。

でも私は、何と言ってもきゃしゃな体ですから、無理しないように少しずつ時間をかけてやっています。
使う道具は、今一番具合が良くて気に入っているのがスノーブルというヤツです。
それから雪ハネ。

以前は、スノーダンプがお気に入りでしたが、年々要領が良くなって、雪の状態によって道具を使い分けるようになりました。
降ったばかりの軽い雪は、踏まないうちに雪ハネで掬えば、楽に遠くまで投げ飛ばすことが出来ます。
少し締まって来た時は、スノーブルで押して片付けます。
とにかく、圧雪にならないうちにどんどん片付けるのがコツ。

ここに引っ越してきたばかりの頃に比べれば、断然楽にやっています。
それでも、雪かたしはいい運動になります。
おかげで体が温まって、寒さも気になりません。

屋内で鬱滞してきた時は、迷わず外に出て雪かたしです。
そうでなくても、やる気ならいくらでもやる所がありますから。
特に、屋根から落ちた雪が店の前の道路を塞いだ時は、待ったなしで出動です。

そうやって体を動かし続けること、そしてよく食べること、これが何より一番の寒さ対策です。
灯油代、助かってます。

食工房、明日と明後日は定休日です。
ああ、明日は雪囲いの心配もせずに休めます。やれやれ・・・。

雨でした

今日は、雪になるかもと思っていましたが、雨。
降らなければ、外で雪囲いをと思っていましたが、雨になりましたのでかえって決心がついて、pandaの編集を一気に進めました。
テキストは、全部入力を終えました。
今、連れ合いがイラストの下描きをしているところです。
ここ二三日のうちに編集が終わると思っています。


さて今日は、衆議院選挙公示日でしたね。
各政党党首が、いずれも福島で第一声を上げたとか。

我が家はテレビがないので、今一つそうした情報も臨場感を持って伝わって来ないのですね。

インターネットは役には立ちますが、こちらから積極的に探しに出て行かないと、直ぐには欲しい情報に出合えません。
毎日の忙しい生活の中で、検索ばかりに時間を割いてはいられませんし、テレビもあったらいいと思う昨日今日です。
尤もここは、地デジは映らない場所なんですが・・・。

ああ、ラジオという手もあったんですね。
インターネットでNHKが聴けるのでしたっけ。

ま、いずれにしても、投票には必ず行きますけど。

誰に入れるかですって?
こんなところで、態度表明なんかしませんよ。

でも、原発動かす奴だけはダメです。

デジタル時代に想うこと

情報処理がデジタル化したことで、何が一番のメリットでしょうか。

それは、一つは情報を劣化させることなく複製を作れることです。
もう一つは、音楽のような時間の経過を伴う情報から時間を切り離せること。
これらにより、今までとは比べ物にならないほど大量の情報の処理が可能になりました。

どなたもご存じのように、好きな音楽をコピーしたければ、実際に聴いて楽しむ時間の数分の一か数十分の一の時間で出来ますね。
画像もデジタル化によって、紙に印刷しなくても情報として電子的に処理出来ます。
汚れたり劣化したりする心配もありません。
修正や効果を加えることも、アナログとは比較にならないほど容易に、しかもダイナミックに可能です。

さて、そんなデジタルの時代になって、何もかも良いことずくめでしょうか。

「コピペ文化」・・・、お聞きになったことがあると思います。
あふれる情報の中から、気に入ったものをコピーしてアレンジだけ考えて貼り合わせ、自分の製作品のように見せることを言ってますね。
世の中には今、コピペ支援の情報がいっぱいです。

テンプレート・・・、ご存知ですね。
自分の頭で一から考えなくても、そこそこの半製品があって、それにちよっと手を加えるだけで、それらしくオリジナルが出来るのですね。
ホームページでもブログでもツールは満載、より取り見取りです。

結果として、クリエイティブな仕事が激減していると思います。
本当に創造的な仕事をしているのは、極々一部の人だけでしょう。

その結果、リソース(原資)と言えるものが貧弱になりつつあります。
何を見ても聞いても、創造性を感じない・・・。

行き交う情報の量が激増するのとは逆に、情報の中身はどんどん貧弱になっているのではないでしょうか。
結局私たちは、それほど多くを必要としているわけではない、ということなのじゃないかと思っています。

ところで手前味噌になりますが、いつもご覧いただいている「食工房のパンだより」、イラストは全て描き下ろしです。
似たようなものが何度も出て来ているようでも、毎回新しく描いています。

テキストのレイアウトも、最初から全部作っています。

否、それが当たり前でしょ!って思うのです。

今還暦を過ぎた私たちの世代は、その昔、ロウ原紙に鉄筆で原版を刻んでいたのですから。
自分の手が仕事しなかったら、何も生み出すことが出来ない・・・。

それが・・・、デジタルの時代には、ちょっと様子が違って来たのですね。

果たして、これが本当に豊かってことなのかどうか、ようく考えてみたいと思う私です。

そして、子どもたちに、孫たちに、何を伝え残すべきかと・・・。

大根掘りと雪囲い


たくあん用に洗って干しているところ
生食用は、泥つきのまま保存します。



全部手前部分のように斜めに立てかける式に出来れば
一番良いのですが、台所の出窓とプロパンガスのボンベ
のために、こんな手の込んだ作りになってしまいます。


今日は定休日、ゆっくりと朝寝のあと一日が始まりました。

しかし、お天気の方は昨夜から大荒れで、朝外に出てみると、強い風があり雪が舞っていました。

おお、とうとう来たか!と、緊張感の混ざった感慨に襲われました。

先に起き出した上の娘は、早や畑に行く支度をしています。

大根掘りもやってしまわなくては・・・。
畑で凍らせてしまったら台無しですから。

おっと、車のタイヤも冬用スタッドレスタイヤに交換しなくては・・・。
それから雪囲いも・・・。

いやはや、にわかに落ち着かなくなりました。
幸い、雪も大したことはなくすぐに日が差してきましたので、今日を逃してはあとが無いとばかり、作業を開始しました。

娘が畑に行ってくれている間に、まず私はタイヤ交換の準備だけして、大根掘りに駆けつけました。
植え遅れていましたから、太さにはちょっと不満がありましたが、たくあん用の方はかえってこれくらいがいいだろうと思えるサイズで納得。
生食用の青首大根も沢山採れましたので、上手に保存すれば、冬の間中大根を食べていられます。

大根掘りのあと、運んだり洗ったりは娘に任せて、タイヤ交換に戻りました。
一応道具は揃っているし、手慣れた作業でもあるし、短時間のうちに終わらせることが出来て、こちらは問題なし。

さて、雪囲いの方は、これが一筋縄では行きませんでした。
何しろ、昨シーズンの大雪で、一部が強度不足で壊れてしまいましたので、その部分の強度を上げるようにしなくてはなりません。

今回、補強用に鉄パイプ2本を新たに加えました。
今までよりは数段強度が上がったことは間違いありません。

全部出来上がるまでには、まだ時間がかかりそうですが、本格的な降雪までには間に合うだろうと思っています。

まあこんな具合に、田舎暮らしそれも雪国での生活は、なかなか骨が折れるものです。

願わくは、それらを最後まで現役で熟せる足腰を持ち続けたいと思いますね。

ちなみに今日は、下の娘と連れ合いには、配達と仕入れと包装材料の買い出し、あとは家の食料の買い出しに、会津若松市内まで出かけてもらいました。

今日の会津、夜になって一段と冷え込みが強くなって来たようです。

ていねいに暮らしたい

暮らしの中の小さな事どもに、ていねいにに関わりたい。
そしてその中に、ささやかな楽しみや喜びを見つけて満足する、そんな暮らしがしたいといつも思っています。

今日は、休日を昨日と入れ替えたので、食工房の仕込みは娘とスタッフさんに任せて、家の雑用に時間を費やしました。

雪囲いの設置が何と言っても最優先なので、先ずは北側になる家の裏手に行ってみました。

雪囲いをすると言っても、その前にいろいろ配慮しておかなくてはならないことがあります。
例えば、プロパンガスのボンベが置いてあるのですが、雪囲いをすると交換が出来なくなりますので、一冬持つだけのボンベを置いてもらいます。
だからそれが終わるまでは、囲いを閉じられないのです。

あまり早い時期にやってしまうと、春までガスが持たないかも知れませんし、遅いと雪が降り出してしまうし、タイミングは難しいのです。

しかし案ずることはありませんでした。
何と今日、ガス屋さんがやって来て、ボンベを交換して行きました。

グッドタイミング!

でもこれは、今日のタイトルとは関係ないお話しです。

もう一つ配慮しておかなくてはならない重要なこと、それは下水のメンテナンスです。
やはり雪囲いをした後は、下水溝の溜桝が開けられなくなり、万一詰まったときは台所も風呂も使えなくなってしまいます。
実は二年前の冬に、このことで痛い思いをしていますので、懲りているのです。

そこで今日はまず、下水溝のメンテナンス、つまりドブさらいをやりました。
でも始めて見ると、これが簡単ではありませんでした。

夏、草刈りした時の草が枯れてそこらじゅうに散乱していて、邪魔なことこの上ありません。それを片付けながら、一輪車に泥を救い上げては運び、繰り返すこと十回近く。

さらに、崩れた石垣の石が溝を塞いでいましたので、それも退かして・・・。
いやはや前段の作業で、すっかりくたびれてしまいました。

その後一休みして気を取り直し、やっと雪囲いを設置。
まだ一部ではありますが、取っ掛かりが付いたのでやや安堵というところです。

それで今日、何が一番うれしかったかと言うと、掃除の終わった排水溝を水が流れていくのを見た時です。

もう掛け値なしに・・・。

こんな、何と言うか、一銭にもならないことに、時間を費やしてていねいに作業する、その喜び・・・分かりますか?

実はこれ、食工房病の原点です。

あと余談ですが、白菜の収穫もしました。

嗚呼、豊か豊か!

会津の風景


背景の山は「飯豊山」
この山を眺めながら農作業する
と考えただけで、しあわせだなぁ。



夕方もう一度、主峰・大日岳です。



日が沈んだばかりの西の山
ジェットの航跡が絵になります。



三日月が写っているのですが、小さすぎて見えませんね。
いいところを全部見せようとすると、こんな構図になってしまいます。


 


今日の午後、会津若松市内まで配達に出ていました。
この季節には珍しい、大変貴重な晴天でした。
空気も澄んで、遠くの山までクッキリと見えていました。

こんな日はカメラを持って行かなくちゃ!ですね。
道々車を止めて、何枚か撮ってみました。
実際、行く先行く先、いいシャッターチャンスがあったのですが、そうそう道草ばかりしていられませんので、キッパリ思いを断ち切って、飯豊山だけにしました。

実は、磐梯山も撮ったのですが、どういうわけか全てピントが合っていませんでした。
老眼にコンデジでは、どうにもなりませんね。

まあ、自分のブログだから発表出来るという程度の写真、と思っていますが、それでもどなたかのお心に、何かしらほんの少しでもピピッと感じとっていただけるものがあれば、天にも昇る幸せです。

それにしても、会津は風景に恵まれていますね。
毎日が、目の贅沢三昧。

さて明日は・・・。
それがどうも曇りのち雨のようですね。うーむ・・・。

手近に楽しむ紅葉


年々大きくなって行く庭のイチョウ(雄株)
手前にある葉の大きなのは、ポーポ



気持ちが沸き立つようなエネルギーを発しています。



木陰は、何もかも黄色に染まっています。



実は根元から二本立ちになっているのです。



こちらは、すぐ近くのお家の裏側にあるモミジ



本当に至る所に柿が成っています。



食工房通りもいい眺めでしょう!
屋根の向こうに見えているのもイチョウです。



ザランザラン!まさにこういう状態を言うのでしょう。



我が家の裏にあるお稲荷様



実はモミジの仲間には、赤くなるものと黄色くなるものの二種類あります。



お稲荷様のそばのイチョウは雌株で、銀杏を落とします。


定休日の今日、午前中薄日が差す暖かいお天気でした。

家の中の方がひんやりして寒いので、外に出て見たら庭の銀杏の黄色が目に飛び込んで来ました。
風はないし、とっさにカメラを取りに家の中に・・・。

それからしばらく、撮って撮って撮りまくりました。
手近に楽しめる、こんな素晴らしい紅葉がある、ここは本当にいい所です。

皆さんにもその喜びをおすそ分けしようと・・・。
うまく伝わればいいのですが。

こうして見ると、秋の色って本当に黄色と赤なんですね。
山暮らしの時、木々が次々葉を落として、林の中が明るくなって行くこの季節が、好きでした。

こちらでは、その頃から空の色が鉛色によどんで、何だか心細い気持ちになるのがちょっと辛いのですね。
だからかも知れません、雪が降って地面が真っ白になると、心が晴々するような気分を味わいます。

そうそうそれで、今日みたいな日を「小春日和」と言うのでしたね。
あちらでは、Indian Summer だとか。
どんな意味が込められているのでしょう。

そして、今の私の歳に一番ピッタリ来る季節・・・。
今まさに「人生の秋」を、味わい深く過ごしたいと思っています。

目を楽しませるもの


木のストール留め







皆、それぞれ形が違っていて面白いです。



こちらは奥様の草木染めスカーフ






風合いをご覧いただけますでしょうか。



可愛いトントゥ(フィンランドの妖精)のストラップ



お値段も手ごろです。


 


つい先日、広島県の友人山脇氏から、久しぶりのお便りと新しい作品が届きました。

福島の方までは、さすがに遠くて聞こえてきませんが、関西ではご活躍の様子です。
個展やワークショップなどを、意欲的にこなしていらっしゃいます。

今日は、写真でご紹介です。

木のストール留め、トントゥのストラップ、みんな可愛いですね。

それから奥さまの草木染めのスカーフ。


ご活躍の様子は<こちら>から









そしてこちらは、萩原ご夫妻からいただいた直筆の絵葉書

こんにちわカレンダー


今回のこんにちわは、何だか躍動感がありますね。



とにかくも実物を手に取っていただきたいです。



やさしさとぬくもり、伝わって来るような



後扉は家族の一員だった、今は亡き飼い犬のハナ


私たち家族と、もう30年近く前からの古いお付き合いをさせていただいている、萩原卓・久子ご夫妻。
ご夫妻の合作による絵手紙のカレンダー、「こんにちわカレンダー」の新作が届きました。

経本折りと呼ばれるつづれ織りに製本されたカレンダーは、絵が夫の卓さん、書が久子さんの作品です。

以前にもう何度もご紹介していますが、お二人からいただいたお便りの大部分は、一枚のはがきに卓さんの直筆の絵が描かれ、その上に久子さんの直筆の文面が認められているという、受け取った私たちにとってはこの上もなく贅沢なものです。

「こんにちわカレンダー」は、このような実際に発信されたお便りの中から選ばれた何点かを使って作られています。
もうずっと以前から、お二人とのご縁に感謝の気持ちを込めて、食工房でも「こんにちわカレンダー」を販売取り扱いしています。

店頭価格 一部800円 遠方に発送の場合は、送料込み1000円です。

ご入用の方は、お問い合わせまたはご注文をお寄せください。

0241-38-3102 食工房まで

百姓市、打ち上げ

今日は、先日の収穫祭の後片付けを兼ねて、看板やテントなどの設備・道具類をすべて撤収しました。
そのあと、残っていた補強部分の造作も終わらせて、今シーズンを締めくくりました。

そして夜になって、近くの公民館に皆で集まり、ささやかに打ち上げの宴会となりました。
程良く酔って舌の回りが良くなって、皆で本音を交えながら有意義な語り合いが出来たのは良かったですね。
来年はまたどんな百姓市になることでしょう?
お楽しみに・・・とだけ申し上げておきます。

私の方は、おかげさまで風邪っぽいのが、いつの間にかどこかに行ってしまいました。
あとは寝るだけ。

パンだより、遅れております。
ではでは。