月別アーカイブ: 2013年6月

百姓市、オープンに向けて準備中

百姓市

大看板、すごいパフォーマンスです。


百姓市

おなじみ大ちゃんとA野君が、立て看板つくりに挑戦中。

今日は、食工房の定休日。
今月末のオープニングに備えて、百姓市の小屋の点検と立て看板作りをやりました。
それから、昨年ライブアートで描き上げられた大看板も、小屋の外面に移しました。
もちろん、畑の方も抜かりなく進んでおりますよ!
どうぞどうぞ、ご期待ください。

で、本日作業中に、小屋の中にスズメバチの巣があるのを見つけました!
まだ営巣が始まったばかりで、はたらきバチは生まれていない様子。

ずっと気をつけて見ていましたが、いるはずの女王バチがなかなか現れず、ひょっとすると何かの事故で女王バチが死んで、主不在になってしまったのかと思っていましたが、作業が終わって帰る頃になって、突然女王バチが戻って来ました。

となると、確実に駆除しておかないことには、この場所で百姓市を開催出来なくなりますから、気の毒ではありましたが、巣を壊して女王バチを殺しました。

巣には、さなぎが7体と幼虫が10数匹入っていました。
多分もう一週間遅かったら、働き蜂が羽化して活動していたでしょう。

そうなったら駆除も手がかかりますから、今日はその意味で幸運だったと言えます。
もっと離れた場所だったら、わざわざ駆除なんかしないのですが、残念に思うことしきりでした。

ちなみにどうやって駆除したかと言うと、まず2mほどの長さの棒で巣の外側を壊しました。
女王バチが一匹、巣を守っているのが見えましたので、スズメバチ用の殺虫スプレーを噴射。
ハチが下に落ちたところを、空かさず足で踏みつけて留め。
先ほどの棒で、巣を落とし回収して終了。

他にも・・・ということがあるかも知れませんので、周りも点検いたしました。
どうぞ安心ください。

スズメバチ

きれいなトツクリの形をしていますね。
この段階なら、さほど危険ではありません。
でも、特別な装備なしで駆除出来るのは、このくらいまでです。


スズメバチ

巣の中は満杯状態でした。
最初の働きバチが羽化する直前です。


スズメバチ

小型スズメバチと思われます。
卵巣が破裂して、卵が飛び出しています。
毒針も突き出しているのが分かるでしょうか。

百姓市・今年もやります!

百姓市

百姓市2013 画像クリックで拡大します。

2010年から始まった相川の「百姓市」、7月から10月の毎週日曜日、今年で4年目になります。
4年目ともなると、開始当初のような緊張感はありませんが、逆にしっかり定着させなくてはと、腹の底から湧いてくるような意欲に満ちています。

今年はちょうど良い時期に、飯豊連峰の下をトンネルが抜けて、山形県側と往き来が出来るようになりました。
百姓市の前の道路も、交通量が多くなりつつあります。
いろいろな期待をこめて、今年も生産者一同張り切って「百姓市」を開催いたします。

どうぞ皆さま、今年の相川の「百姓市」をお楽しみに。
そして一同、大勢のご来訪を心よりお待ちしております。
オープニングは6月30日(日)午前10時です。

なお、食工房は都合により、7月7日から出店の予定です。

百姓市・地理のご案内


より大きな地図で 百姓市と食工房 を表示


ドコノモリへおいでください。

ご来場ありがとうございました。

ばんげdeマルシェ

ご来場ありがとうございました。

本日は、予定通り「ばんげdeマルシェ」に出店して来ました。
お天気にも恵まれ、大勢のお客さまにご来場いただきました。
食工房にも、沢山の方にお立ち寄りいただき、スコーンやカネリプッラは完売でした。
この場を借りまして、ご来場の御礼を申し上げます。

そして本日はイベント終了後、関係者の打ち上げをやるので参加しませんかとのお誘いをいただき、先ほどまで楽しく宴会の席におりました。
おかげさまで色々な方とのご縁が拡がり、この先が楽しみです。

さて、明日はまた製造仕事に戻ります。
造ってなんぼの製造業の基本、しっかりやらねばなりません。
スコーンのオーダーもいたたきましたし・・・。
ではでは。

恵みの雨降る

昨夜から断続的に雨が降っています。
雨量にすると、そこそこまとまった雨ということになるでしょうか。

畑の作物はもちろんですが、周りの山や原っぱの植物たちにとっても、待ちに待っていた恵みの雨に違いありません。
そしてその雨の降り方が、何だか優しいのですね。
しとしとと、草や木を撫でいたわる様に、世話をしてくれているという感じです。

これで、伸び悩んでいた木も草も、やっと成長出来るでしょう。
この機会を逃さず、今度の定休日には、残っている苗も全て定植しましょう。

幸いなことに、明日はまた朝から回復するようで、イベント日和ということになりそうです。
その後も晴れたり降ったりの、梅雨らしいお天気になるのではないかな・・・と、自前気象予報の見通しです。

たった一日、朝夕の水やりを免れただけですが、ありがたい・・・。
この幸せな気分は、何でしょう。
ただ楽だから、というだけではありませんよ。
恵みなんです、これは。

あらためてイベントのご案内

ばんげdeマルシェ

画像クリックで拡大画像をご覧いただけます。


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明後日の日曜日、この前お知らせいたしました通り、会津坂下町の会津中央乳業さんの構内で、イベントが開催されます。
それで今回は、主催者の方と十分な打ち合わせなしで、会津中央乳業さんからのお誘いに乗って、出店の決定だけはしたのですが、詳細なイベントの内容が伝わって来なかったので、皆さまにも詳しいご案内を申し上げることが出来ませんでした。
今日、会津中央乳業さんに納品に伺った折、チラシが出来ていましたので早速いただいて来ました。
それでまた、イベントの趣旨や主催者が分かって見ると、先日の保健所の対応は全く的外れだったのですね。
ただ私がこうした情報を持たずに出かけので、十分な説明が出来なかっただけだったのでした。
いやはや、悔しいですねぇ・・・。
まあでも、スコーンとパンなど、いろいろ持って行きますので、ぜひご来場ください。
お天気も回復するようですし。
子牛だけじゃなくて、ポニーも来るそうですよ!
ぜひぜひ!


恵みの雨が・・・!

先ほどから待望の雨が降っています。
激しくもなく、パラパラでもなく、ちょうどいい降りです。
ありがとう!お空の雲さん!
どうやら明日も一日雨模様のようです。

くたびれました。

いやー、どうもこうもありません。
ただでさえ忙しい木曜日のパン焼きの日です。
それに、朝夕二回の水運びと畑の水撒きが加わるのですから。

夕食を食べ終わったら、もう横にならずにはいられませんでした。
食休みですね。
そうやって楽にしていたら、もう起き上がりたくない気分でしたが、風呂だけまだでしたから、えいやっ!と気合を入れて起き上がりました。
小一時間も休んでいたので、少し気分が良くなって気持ちもシャンとしているようです。
と言うわけで、ブログです。

いやそれにしても、雨が降りません。
昨日、今日は、もう最悪です。
暑くて(熱くて)乾いた風が吹いて、まるで乾燥機の中にいるようです。
風が吹く度に、畑から土ぼこりが舞い上がっているのが、食工房の作業場から見えていました。

水を撒いている部分だけが、辛うじて黒い土の色をしている他は、白っ茶けたサラサラの砂のような状態です。
雑草も芽を出せないでいるようです。
水をもらっている作物も、枯れないでいるのがやっと・・・。
大きく育つまで行きません。

でも、明日あたり、やっと一雨ありそうとの予報が出ました。
本当に降ってくれるでしょうか・・・?
降っても足しにならない程度だと、水やりは止められません。
毎年こんなお天気だと、そのうち「梅雨」と言う言葉も死語になってしまうかも知れませんね。

さてさて明日は、今までにない数量のスコーンを焼かなくてはなりません。
うれしいのですが、一方で緊張もしています。
失敗は許されません。

それでは、これから風呂に入って、早いところ寝るとしますか。
ではでは。

保健所というところ

実は昨日のことでしたが、今度の日曜日のイベントで臨時喫茶店営業をするので、その許可を申請しに行きました。
これまで、「あぐり・カフェ」や「平和まつり」などでコーヒーを出すために同営業許可を取っていましたので、楽勝のつもりで窓口を訪ねました。

ところがこの度の担当官が仰るには、一企業の営利目的のみのイベントの中では、簡易設備による臨時喫茶店営業や臨時飲食店営業、また一時的な短期食品提供のいずれの許可も申請出来ないとのことでした。

ええっ!では、どのようなイベントならいいのか?という私の質問に、「例えば、地域の行事として行われる神社のお祭り・学校の運動会・学園祭・市民の団体などが企画して行う公共性のあるイベントなら許可の対象になる。」とのお答え。
とにかくそのような規定なので、どう曲げても今回は、申請の対象にすらならないとのお達し。

言い争っても仕方がないし、今後のこともありますので、ここは大人しく引き下がって帰って来ました。
と言うわけで、今度の「べこ乳マルシェ・子牛ふれあい体験」では、チャイを出すことが出来なくなりました。
・・・残念。

それにしても、解せない対応ですね。
保健所は、公衆衛生を監督する機関でしょう。
あるイベントが、公共の利益に適うか、一企業のみの利益のためか、そんなことを保健所が判断するの?と、素朴な疑問が湧きますね。

と言うより、露店などの簡易な設備による飲食営業は、基本的に禁止したいと思っているのですね。
何故って?禁止してしまえば事故も起こりませんから。

しかし、露店も一つの文化ですからね。
そこで、モノによって場合によって、渋々許可を出しているというのが、今の保健所の態度なのだと、私はそう思いました。

最近、海外の事例をいろいろと知る機会がありますが、その度に、日本はいかにも窮屈な融通の利かない施策で、お茶を濁しているのだなと思います。

それにしても、この国をこんなに詰まらなくしているのは、そもそも誰なの?
そう言われると、・・・。

11日

今日は6月11日。
東日本大震災から2年3ヶ月になったと、ラジオが告げていました。

11日は、震災で亡くなった沢山の方々の月命日なのですね。
そして思い出すのは、今世紀初頭2001年9月11日、アメリカの同時多発テロです。

11日という日に、何か特別な緊張感を持ってしまうのは、私一人ではないと思います。
今日はそんなことを思いながら、この度の震災がもたらしたものについて、自分なりに考えたことをまとめてみたいと書き始めています。

震災の年2011年は、私は年男でしかも満60歳の還暦を迎える年でした。
まさか、そんな自分にとって記念すべき時期に、これほど大きな出来事に遭遇するとは、正直夢にも想っていませんでした。
そして福島第一原子力発電所の4つの原子炉が爆発、大量の放射能が拡散し、この日本だけでなく世界の注目を集める大惨事なったことも・・・。
土佐の高知生まれの私が、この時被災当地の福島県民だったことも、全くの想定外。

しかし、これが運命というものですね。
以来、その意味を噛みしめながら、毎日を過ごしています。

先ず一つ思うこと。
あの爆発した原子炉には、大量の溶融燃料が残っています。
その後始末は、本当に可能なのか・・・ということ。
廃炉への工程表は示されたものの、その戸口に立つ前から、早くも汚染水の処理が破綻しそうです。
そもそも人の手に負えるものではないというのが、真実ではないか?そうとしか思えない私です。

では、何故避難しないのか?怖くないのか?

うーん・・・、とても難しい質問です。

後になって思ったこと、それは、3月の当初1か月くらいは、どこかに避難していた方が良かったかも知れないということです。
でも、結局どこにも避難しなかったし、外出時の用心も足りなかったかも知れません。

では、そのことを考えて不安にならないか?

それは、正直ありません。

今になって分かることは、私たちの被曝量では放射線の害が出るかどうかは、それ以外の要因に大きく左右されると思うからです。
だからと言って、自分は癌にも白血病にもならないと自信を持っているわけではありませんが・・・。

何と言うか、別にいい恰好したいわけではありませんが、覚悟は決まっているのですね。
生きているということは本当に不思議なことだと、震災以後、私を捕えて離さない感覚です。

その感覚の上に立つと、「人生の価値とは、何年生きたか、ではない。」・・・と、誰かが言った言葉かも知れませんが、私も全くそのとおりだと思います。
しかしまあそれも、60年余り生きて来た私が、若い方々や子供たちに向かって言うべき言葉ではないかも知れません。
それは承知で今一つ言いたいことは、「命を大切にする。」その意味は、とてもとても深いものだということ。
そして福島の大地は、今以て多くの命を支えているということも・・・。

とは言え、何もかもが際どいところだったかも知れません。
だからこそ申し上げます。

何としても、原子力発電を止めてもらいたい!
電力が・・・、経済が・・・、言わないでいただきたい。
そんな事じゃないのです。

本当に失ってはいけないもの・・・。
見間違わないように・・・。

原発

新潟県の友人が送ってくれた、手描きの手ぬぐい。

べこ乳マルシェ・子牛ふれあい体験

来る6月16日(日)、会津中央乳業さんにてイベントが開催されます。
昨年、食工房も初めて呼んでいただき出店いたしましたが、今年もご案内をいただき、出店出来る運びとなりました。

今のところ、何の告知もされていないようですが、予定通り開催されるはずですので、この場にお知らせ申し上げます。

日時 6月16日(日)10:00~15:00

場所 会津中央乳業・アイス牧場広場

<昨年の開催の模様>

食工房は、パンと焼き菓子の他、べこの乳を使ってチャイを出します。
涼しければホットと暑ければアイス、どちらでも対応出来るよう準備して臨みます。

子牛を見られる、触れられるなんて、貴重ですよ!
ちいさいお子さまがいらっしゃる方、ぜひぜひお子さまとご一緒にお出かけくださいませ。

アイス牧場自慢のソフトクリームが、特におすすめ!・・・と、今さら申し上げなくても、会津の方はとっくにご存知でしたね。
皆さまのご来場、お待ちしております。

アイス牧場

アイス牧場、ここです!
国道49号線を、会津若松市から会津坂下町に向かうと、この看板が見えて来ます。


より大きな地図で アイス牧場 を表示

片付けにはまる!?

私、正直申し上げて、几帳面なんだか雑なんだか、自分でも分からなくなる時があります。
幾ら散らかっていても、ゴミの山でも、クモの巣だらけでも、平気と言えば平気なのです。
しかし一方で、一旦掃除を始めると、もう徹底的に隅々にまで目が行って、いつまでも終わらない作業についに嫌気がするまで止めることが出来ません。

それなら、日頃から心がけてそこそこいつもきれいにしておけば良いだけの話しですが、そうはならないのですね。
何だか忙しくて、その心がけを思いはしても実行することが出来ず、そのうち何かのきっかけでスイッチが入るのですね。
そうすると、今までよく平気でいたものだと憤慨しながら、猛烈に片付け始めるわけです。
とにかく速攻でどんどんモノを捨てます。
この時一瞬の判断を誤って、捨ててはいけないモノを、こんなものを残して置くから片付かないんだ!と、勢いよくゴミ箱に放り込んでしまうことも間々あります。

今日は、デスクワークをしている一角がどうにも我慢出来なくなって、書類の処分を始めました。
十年も前の納品書なんて、取っておいても仕方ないですからね。
いやそれにしても、何でもかんでも残してあること!
夕方から始めてただ今午後10時になろうとしていますが、とてもとても終わりはしません。
ちょっと気分を変えようと、こうしてブログを書いているところです。

で、落ち着いて眺めると、ずい分片付いているみたいです。
やれやれ・・・。
今日はもう終わりにしますか・・・。

当然、明日もやりますよ。
ただし、食工房の仕事が終わってからですけど。

ああ、これも食工房病なんでしょうか・・・。