南部小麦です。

南部小麦

千咲原・渡辺第二圃場・2016年産、南部小麦
外見上は、グルテン度が高くないように見えますが、実際がどの程度か使ってみるまで分かりません。
それより大切なのは、風味です。


南部小麦

脱穀した後の麦殻です。赤っぽい色が特徴です。
食工房の店頭にディスプレーしてありますので、ご来店の折にご覧ください。

先日、千咲原の渡辺第二圃場の南部小麦が収穫されました。

大変具合良く、梅雨の晴れ間を縫って作業することが出来、刈り取り時の水分量も15%でベストタイミングでした。
粒張りも上々で、とても楽しみです。

この後、米用の籾摺り機にかけて、残っている麦殻や小さなゴミや異物を取り除いた後、残留放射能検査を経て入荷となります。

収量も300㎏近くありそうだということで、小麦麺もまた復活したいと思っています。

それからもう一つは、篩を通した自家製粉でパンを焼くことです。
農家の自給自足パンで試したのと同じ手法です。

南部小麦は、いかにも小麦らしい風味が特長ですから、パンでも麺でもその風味を生かしたいですね。
飯豊山食パンも、一段と風味が良くなることでしょう。

夏は、麦が旬です。
パンがおいしいのは、本当は夏です。

どうぞお楽しみに。

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