月別アーカイブ: 2016年6月

ただ今、校正中

IIDEの編集作業が、何とか終わりました。
ただ今校正をしているところ。

少し手直しをしなくてはならないところがありました。
でも、仕上げは明日にして、今日はもう休みます。

何しろ3時起きでパンを焼いて、配達にも回って、それから先ほどまで編集作業でしたから。
それに、ネット通販に対応して、確認やメールの発信などの作業もありました。

否、もちろん夕食は、ちゃんと時間を取ってゆっくり食べていますよ。
それでも、疲れる時には疲れるのですね。

好きな音楽でも聴きましょうか。

ではでは。

周りを獣たちに囲まれている!

今のところ、目の前に現れてはいません。
先日の熊の気配も、遠のいたままです。

しかし、隣接する集落では熊、猿、猪、鹿、カモシカなどが目撃されており、農作物の被害も出ています。
ライ麦の作付をお願いしている沼ノ平地区の方が、猿がライ麦畑を荒らしに来たと報告してくれました。

ライ麦はノゲが長くてチクチク刺さるので、今までなら猿は手を出さなかったのです。
いよいよライ麦にまで手を出すのは、頭数が増えて食う物が足りなくなって来た証拠じゃないかという話です。

50頭からの猿どもが、一斉に畑に入って行くのだそうで、食べられずに残った作物もめちゃくちゃに踏み荒らされて、見るも無残な光景になってしまうそうです。

そして花火を鳴らしても、ほとんど動じることもなく逃げなくなったとか・・・。
厄介なことになって来ました。

わが藤沢集落は、際どいところでせめぎ合っている状況なのではないかと想像しています。
侵入されたらおしまいだと思っていますから、近隣の状況を聞いてからというもの、にわかに緊張感が高まっています。

何しろこっちは、言ってみれば丸腰ですから、何とか頭と手を使うしかないのですね。
この後十年も過ぎて、人口減少と高齢化がさらに進めば、このあたりは人の住めない場所になってしまうかも知れません。
その時は、もっと街に近いところが最前線になるだけですが・・・。

いずれにしても、呑気に構えているわけには行かなくなりました。

IIDE編集中にて

今日は、大方一日デスクワークでした。
言わずと知れたIIDEの編集です。

尤も、合間にちょくちょく時間を取って外を歩いたり、裏の林に行ったりして体を動かしました。
コンサートのビデオも1本見ましたし、そうそう根を詰めてばかりいたわけではありません。
首が固まってしまいますからね。

ところで今回の編集作業は、Windows10環境になって初めての作業です。
何か不具合が出るかも知れないと心配もしましたが、全くのところ心配は無用でした。
逆に、あまりのスムーズさに感激したくらいです。

古い複合機プリンターのスキャナーも、問題なく作動して表紙の絵を取り込むことが出来ました。
WindowsVista対応の複合機ですが、Windows10でも問題なく動きます。

アップグレード当初はトラブル続きでしたが、すべて解決して今までで一番具合がいいPCになりました。
WindowsXPからパソコンデビューした私ですが、今まででWindows10が一番出来がいいのじゃないかと評価しています。

おかげさまで、編集作業もあと少しのところまで来ました。
それでは、また作業に戻ります。

ひぐらし鳴く

今日は、晴れて暑い一日でした。

このところ、晴れの日と雨の日が交互にやって来るので、作物の成長はとても順調です。
その分、草が茂るのもすごい勢いで、草刈り作業は休みがありません。
家の周りを藪にしておくのは危険ですから、今日も夕方から草刈り作業をやりました。
ついでに裏の林で焚き火をして、獣よけの狼煙を上げました。

林の中では、今年初めて、ひぐらしの声を聴きました。
鳴き声から判断すると、一匹だけのようでした。
何だかとても心細く寂し気に聴こえました。

さて、食工房も営業の一週間が終わり、明日と明後日は定休日です。
その間に、例によってIIDEの編集です。
少なからぬ方が楽しみにしていてくださる「紙版・飯豊の空の下から・・・ 」、早や28号です。

熊出没のニュースの度に思うこと

今年は春も早い頃から、熊出没のニュースを度々見聞きします。
特に最近になって、ほぼ毎日のように、全国のあちらこちらで熊出没があり、人的被害も出ています。

我が家の周辺でも、熊出没の話題は日常茶飯で、今日もどこだかの民家の玄関先に熊が出たと、テレビのニュースで報じられたと、人の話に聞きました。
知人の一人は、近頃、熊は全く人を恐れていないように思えて、とても怖いと言っていました。
実際、熊は人を恐れなくなってしまったのではないか・・・、私もそのように思います。

しかし、そもそも野生動物たちが人を恐れるのだという我々の思い込みは、本当に当たっているのかどうか、少し考え直して見なくてはならないのではないか・・・、そのことを強く思う私です。

本来、人はとても弱い生き物です。
身体的能力という点で見れば、走る、跳ぶ、掴む、持ち上げる、噛む等々、どれ一つ取っても、動物たちに勝るものは無いのですね。
走るということ一つを取っても、スポーツ選手でもなければ、猫にさえ追い付けないでしょう。

それでも人は、文明以前からこの自然界の中で生き延びてきたわけで、その昔、人がどのように獣たちと渡り合って来たか、想像の域を出ないにしても、今こそそれをしっかりと考察して見る必要があるのだろうと思っています。
この自然界の中で、今まで人が優位でいられたのは何故なのだろう、それは一朝一夕に獲得出来たことのか、あるいは長い年月を要したのか、多分後者だろうと私は思います。

我々の先祖が、それこそ何万年、否、何十万年をかけて、獣たちのあるものには攻撃と脅しをもって、あるものには餌付けと飼い慣らしをもって、自分たちの食糧にすることや、良き伴侶として役に立てるということを、まさに延々と続けて来たのでしょう。
そうやって、獣たちが遺伝子レベルで人に対する警戒心や服従心を持つまでに、関係性を築いて来たということなのだと思います。
そのためには、不断の努力が必要であったはずで、怠ればたちまち危険な状況が待ち構えていたに違いありません。
そうなるまでに、一体どれほどの人の命が失われたのか、何人喰われたのか・・・。

そこで狩猟の意味を考えれば、それは単に食糧調達の目的というより、我々の安全保障としての目的の方がより重要だったのではないかと思えます。
狩猟民の常識として、一度人を襲った獣は、必ず仕留めて葬るという掟があるのですが、大変尤もだと思います。
一度人を襲った獣は、人が弱い生き物であることを知ってしまったかも知れないからです。
それを逃してしまえば、子孫の中に人を恐れない個体が出現する可能性があることを、我々の先祖は知っていたのですね。

そうして考えると、今この時代に、あちこちに熊が出没して人を恐れなくなっていることは、実に由々しき一大事に違いないはずですが、どうも私たちは認識不足というか、能天気というか、成す術がないのですね。
そして考えていることも、全く的外れです。

そうあって欲しくないことですが、野生動物と人の関係は、ごく最近、ある一線を越えて崩壊のプロセスに入ったのではないかと、私は思っています。
とても危険な状況が、もう目の前に迫っているのではないか・・・。

つい先日、首都圏の相模原市で熊が出没したと報じられましたが、今後、野生動物の出没は田舎に限られるものではないということを知るべきでしょう。
人が積極的に対応しないでいれば、どこでも獣たちは躊躇なく侵入して来るはずです。

では一体どのように対応するのか・・・。
残念ながら、私には、今一つ良く分かりません。
だから、いろいろな言い伝えなど残っている知識のかけらを拾い集めたり、想像力を働かせたりしながら、試行錯誤するしかないと思っているのです。

もし今、私が若者だったら、狩猟免許の取得と猟銃所持を実現させるでしょう。
しかし野生の生き物たちとの付き合いは、攻撃と脅しが全てではありません。

人に対する畏怖の念を喚起させる手管が、実は沢山あるようなのです。
さらには、畏怖の念どころか感謝の念を抱かせるような、付き合い方も・・・。

人が生きる意味は、実はそのあたりにあるのかも・・・なんて思ったりする私です。

檻罠撤去

あれから3週間が過ぎ、熊を捕獲することが出来ないまま、罠はいったん撤去となりました。
再び出没の痕跡や農作物の被害があれば、もう一度申請しなおして再設置です。

罠がなくなったので、きっとまた出てくるかも・・・。
今日は、また裏の林で火を焚いています。

麦が育っています。

ライ麦

千咲原 渡辺第一圃場のライ麦
順調に行けば、大豊作です。


小麦

千咲原 渡辺第二圃場の南部小麦
収穫期が近づいています。

ご紹介する画像は数日前のものですが、小麦ライ麦ともに大変たくましく勢い良く育っています。
今年は、ほどほどに降雨もあり、実の入り方が順調です。
後は刈り取りの頃に、晴天が続くことを願っています。
この調子でいけば、大変な豊作になりそうです。

おいしいパンが焼けるのも、食べられるのも、すべて畑のおかげです。
こうして麦が育つところを見るようになって、パン造りに対する心構えが変わったと思っています。
心の底から、命をいただくことへの感謝の念が沸き起こります。
本当にありがたいです。

明日も、パンを焼きます。
うれしい作業です。
その喜びをパンに込められるよう、手を尽くします。
命の糧(パン)を召し上がっていただくために。

Windows10移行、その後

思いがけないトラブルで、いささか気落ちした数日間でしたが、本日、ほぼすべて解決し復旧しました。

トラブルの最中は全くひどいものでしたが、少しずつ原因を特定しながら対策していくうちに、コンピューターという高度な機器のとんでもない弱点が露呈しました。
あまりにも初歩的かつ原始的というか物理的なことなのですが、それは電気的な接点です。
例えば、ケーブルのコネクター(差込口)とか、メモリーや各種ボードのコネクターなどです。

今回全く油断していたと言うか、気にも留めていなかったハードディスクの通信ケーブルのコネクターの一つが、非常に微妙な接触不良の状態だったことが分かりました。
そのおかげで、いろいろなプロセスが遅かったり、順調に進まなかったり、支障が出たりしていたようです。
差込みを数回やり直してしっかり接続したところ、今までどうしても直らなかったエクスプローラーの不調が直りました。

そしてあと一つ重要だったのは、ミラーリングを設定していたデータディスクの再同期が完了出来ないまま、何度も強制終了を繰り返しその度にまた再同期をやり直すというプロセスがバックグラウンドで進行していため、他の作業が割り込むとすぐにフリーズするという悪循環になっていたようです。

もちろんこのことにも、ケーブルの接触不良が、大きく一役買っていたことは間違いありません。
セキュリティーのためのファイルスキャンなども出来ませんでしたので、一時はウィルスに感染したのではないかと、不安にもなりました。
結局OSの再インストールしかないか・・・と、相当がっかりしていたのです。

それでも昨日の夜までには、何とか基本的な作業は出来る状態になり、正常にシャットダウンと起動が出来るようにもなりました。
ただ、動画再生が不調で音声だけ・・・とか、ファイルそのものを読み込まないとか、いくつか不調は残っていました。

そこで今日は、PCを起動した後何も作業せずに数時間放っておきました。
そうしたところ、データディスクの再同期が完了し正常な状態になりましたので、いろいろ確認してみたところ、ずい分動きがスムーズになっていました。

そこで今度は、もう一度グラフィックボードを装着して、デュアルディスプレー環境の復旧を試みることに。

まず作業の前に、トラブルに備えてデータディスクのミラーリングを解除しました。
そうしないと、うまく行かなくて強制終了もやむを得ずとなった時、また再同期が走り出して厄介なことになると思ったからです。

結果から言えば、画面は安定しており、動画も再生出来るようになりました。
多分、あとはもう問題ないと思います。

この後は、もう一度データディスクのミラーリングを設定します。
これで不調が出たら・・・、まあ無いとは思いますが、また悩まなくてはなりません。

しかしそれにしても、ケーブルコネクターの接触不良が一因だったとは・・・。
でも、そういうトラブルは、結構沢山あるもののようです。
いろいろ他を疑う前に、まず接触不良を疑ってみることは、意外に重要かも知れません。

あぁ、これでWindows10への移行もすべて終わりました。

以上、ご参考までに。

明日はまたパン焼きです。

毎週決まったスケジュールで仕事をしています。
それに合わせて体の方も慣れてしまったというか、パン焼きがあっても無くても朝は3時頃に目が覚めます。

パン焼きの日は、一応目覚まし時計もセットしておくのですが、たいていは私の方が先に目が覚めます。
パン焼きの日以外は、そのままウトウトしてもう一度眠りに落ちることもありますが、5時半から6時半くらいまでには起き出すのが普通です。

一方夜は、パン焼きの日の前日は9時過ぎには床に就きます。
それ以外の日は、デスクワークも含めれば夜まで仕事していることが多く、就寝は11時を過ぎることもあります。

一週間という期間で見れば規則性がありますが、一日一日で見ると早かったり遅かったりで規則正しくはないのですね。
あまりいいことではないのかも知れません。

しかし、二日間の定休日で時間の使い方が少しルーズになっても、水曜日の今日の今頃になると、明日は早いぞ!とテンションが上がって来るのが分かります。
こんな時、健康のありがたさを思い知る私です。

さてさてこの後は、酵母種の仕込みをして風呂に入って寝ます。
私が眠ってしまった後、上の娘が酵母種の最終チェックをしてくれます。

明日の朝は、逆に私より2時間遅れで起き出すという回りです。
職住接近でなくては不可能な、自家培養酵母のパン焼きです。

最後のWindows10移行で難渋

Windows10がリリースされてからもうすぐ一年になるのですね。
Windows7やWindows8から無料でアップグレード出来る期限が近づいて来ました。

これまでに所有のPCは、一台を除いてWindows10への移行が完了しており、さしたるトラブルもなく順調に稼働しています。

さて残る一台というのが、実は業務用に最も使用頻度の高いPCです。

いつも画面上に現れるWindows10にアップグレードしましょう!というポップアップウィンドウの情報によれば、このPCはアップグレードの条件はすべて整っているとあります。
それでも今までWindows10に移行しなかったのは、いくつかのアプリケーションがWindows10に対応していないことを確認していたからです。

その一番は、ゆうパックの送り状を印刷する「ゆうプリR」というアプリケーション、次にヤマト運輸の同様なアプリケーション「B2」です。
こういう最重要な情報は、やはり個別に確認するべきです。

で、最近やっとこの二つがWindows10で動くことが確認されましたので、いよいよ満を持して最後のWindows10移行となりました。
しかしこのPC、元はWindows XPで動かしていた機械で、後に自前でWindows7に入れ替え、さらに故障したグラフィックボードの換装、ハードディスクのSSD化とメモリーの増設、さらにデータディスクの増設とミラーリング、ハードウェアの構成は当初とすっかり変わってしまっています。
果たしてうまく行くものかどうか、少々不安はありましたが、何とかなるだろうと楽観的に考え、一応データバックアップを取って、移行を実施しました。
それが昨日のこと。

プロセス自体は、一見大変順調に進みましたが、いざWindows10が起動してみると、やたら画面がチラチラと揺れたり点滅したりして、使い物になりません。
グラフィックボードのドライバーが大方の場合の原因らしいとの情報を得ましたので、ドライバーの更新を試そうとするのですが、何しろ画面が安定しないので、クリックしても動いたり動かなかったり、結局何度もフリーズしてその度に電源ボタン長押しで強制終了せざるを得ませんでした。
こんなことを何度か繰り返しているうちに、どうにもならなくなってしまいました。
あとは、OS再インストール・・・。
しかしそれでは、アプリケーションの再インストールと再設定・・・。
手間と時間を考えると、出来ればやらずに済ませたい・・・。

結局、何も解決しないまま昨日は一日が終わってしまいました。

さて今日になってやってみたのが、グラフィックボードを介さずオンボードのグラフィックアダプターに接続すること。
しかし、解像度が小さくしかも縦横比が合っていなくて、巨大で扁平なアイコンとテキストが表示されてがっかり。
画面は安定していますが、アプリケーションはスムーズに動きません。
シャットダウンプロセスはいつまでも終わらず、強制終了の繰り返し。

しかし何度かするうちに、ビデオドライバーが自動的に更新されたのか、突然画面の解像度が上がり、フルHDで表示されるようになりました。
その後注意深くゆっくりといろいろな設定を確認して、シャットダウンしたところやっと正常にシャットダウン出来ました。
やれやれ!
まだいくつか異常が残ってはいますが、一応メールの送受信とインターネット閲覧、ゆうプリRとB2は正常に動作するようになりました。
まあこれでとりあえず業務をしながら、対策を考えて見ることにします。

いろいろと勉強にはなりますが、昨日はストレスが強くて、よく眠れませんでした。

やれやれ!

今夜は、疲れもあるし、よく眠れると思います。

べこ乳マルシェ、ご来場御礼

べこ乳マルシェ

暑い一日、ちょうど木陰のいい場所を割り当てていただきました。


べこ乳マルシェ

かわいいお客さまにも、スコーンの試食を召し上がっていただきました。

本日は、予定通り会津中央乳業主催の「べこ乳マルシェ」に出店参加いたしました。
朝から気持ちの良い晴天に恵まれ、日中はグングン気温も上がりましたが、午後から曇りがちになり風も出て、かえって涼しくなって良かったと思いました。

小さいお子さま連れの若い方々から年配の方々まで、幅広い年齢層のお客さまがご来場くださいました。
主催者のカウントでは、約1000人の方がお見えになったとのことでした。

食工房は、パンと焼き菓子、それに自家焙煎コーヒー豆を販売。
コーヒーの無料試飲サービスは、なかなか反応が良く、私はずっとコーヒーを淹れ続けていました。

正確ではありませんが、多分200名以上の方に飲んでいただいたと思います。
コーヒー豆の販売の方も、おかげさまでモカ・イルガチェフェやブレンドを中心に、売り切れる銘柄も出ました。

そしてパンと焼き菓子は、おかげさまで一部の商品が数個残っただけでほぼ完売でした。

ご来場、お買い上げいただきました皆々さまに対し、この場を借りて改めて厚く御礼申し上げます。

また来年も同様に開催するそうですので、また来年お目にかかれるのを楽しみにしております。