沼ノ平地区でライ麦を作付けしていた中川さんが、本日、ライ麦原穀のサンプルを持って来てくださいました。
この前は、サルに畑を荒らされてもうダメかと思ったそうですが、その後はサルも来なかったそうで、結局70㎏ほどの収穫があったとのことでした。
面積的には5畝(5a)くらいでしたから、被害に遭った割には良くとれた方だと思います。
いや、良かった・・・。
モニタリングも別な機関で済ませていただき、検査報告書も受け取りました。
一度に全部使うわけではありませんので、まずは雪室に預けて保存することになりました。
雪室というのは、南国の方には想像がつかないと思いますが、冬の降雪期に大量の雪を集めて断熱の効いた大きな倉庫に入れ、その冷気を利用して穀物などを保存する設備です。
氷が融ける温度つまりチルド保存になるので、大変良好な保存が出来るそうです。
千咲原の渡部さんのライ麦と合わせて、今年は600kgほどの収穫になりましたので、向日一年間、地元産のライ麦を使い続けられそうです。
プンパニッケル、堅焼き黒パン、ライ麦入り角食パンなどなど、ライ麦を使うメニューは沢山ありますので、それぞれ風味の向上や食感の向上が期待出来ます。
新麦への切り替えはもう少し先になりますが、皆さまどうぞお楽しみにしていてください。