まだまだ畑はほとんど真っ白な雪に覆われています。
でも、山際の土手の下など陽だまりになるところは、一足先に融けて地面が覗いています。
昨年初めて新たに麦ラボの圃場となりライ麦を播いた中島第6圃場は、雪融け水が溜まっていました。
あんなに水没してしまって大丈夫だろうか?と思うのですが、昨年あるいはこれまでの例からすれば、まず大丈夫!ライ麦の生命力を信じています。
そして今年から、新たに2区画の圃場が加わります。
これで、農家に認定されるだけの最低耕作面積をクリアすることになります。
今年は、念願の農業者の資格を取得出来そうです。
近所の農家さんたちも、やっと私を自分たちと同じ百姓仲間と認めてくれるようになりました。
とにかく真面目にコツコツやるだけです。
皆さんは、その実績を見ているのですね。
私の方でも、人生を学ばせてもらったと感謝しています。
ありがたいことです。
こうして一歩ずつ、おいしいパンの理想に近づいて行きます。
あと何年生きてどこまで行けるか分かりませんが、そこから先は娘たちが続けてくれるでしょう。
いつだったか、地球のお母さんの声が聴こえたのです。
「麦が、あなた方の人生を助けてくれるでしょう。」と。