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豊かな国・会津


会津平野 ・ 画像クリックで拡大します。
よろしかったら、デスクトップ背景にどうぞ。


今日は、久しぶりに完全オフの定休日となりましたので、連れ合いと一緒に1/4日ドライブに出かけてみました。

まあ何しろ我が家には、業務用の軽貨物バンきりありませんから、ドライブが楽しみと言うわけではありませんが、今日は普段見ない景色が見える場所に行きましたので、気分が変わって十分楽しめました。

それでまた思ったことは、つくづく会津は豊かな場所だということです。

会津平野一面に広がる水田は、目下穫り入れの真っ最中。
この米でどれだけの人口を養えるか、会津で消費する分などごく一部に過ぎません。

市街地と農地と里山と奥山そして万年雪をいただく飯豊連峰に至るまで、その配置のバランスがいいのですね。
人間の私たちが、この大自然の中で如何にして生かされているのか、それがよく見えるということです。

それでたまたま通りかかったのが、水力発電所。
見れば、東京電力〇〇水力発電所と刻まれているではありませんか。

そうなんです。
会津管内のいくつかの水系にある水力発電所は、ほとんどすべて東京電力のものなのです。
会津の河川は、水力発電と水道用水源の両方で、大東京の需要の幾分を賄っているのです。

皆さん、東京の豊かさを日本の豊かさと勘違いしては行けませんよ!

本当に豊かなのは、東京の需要を賄っている会津やその他の地域だということを忘れないでください。

今日は、短時間でしたが山の奥まで辿り着き、大自然の豊かさ神々しさに触れることも出来ました。
何だか、自分の心まで豊かになったような気がします。

さて、明日からまた仕事です。

今日は、昭和村へ


いつものコースで昭和村に入ります。
この季節に来られて、本当に良かったです。



こちらは矢野原湿原です。
水芭蕉が咲いていました。
この景色に、思わず大きな声で
「ありがとう!」と言ってました。


今日は、たまたま仕事が空いて大方一日暇が取れることになりましたので、こんな時は滅多にないと思い、且つスタッフの都合も良いということで、他店見学と言う名目で奥会津カフェ巡りドライブに行って来ました。
訪ねたいところは沢山あったのですが、スタッフの希望と時間とコースを考えて、三カ所ほど回って来ました。

大芦屋とあるカフェ空色カフェのツーデイカフェです。

そして帰り道、べろぬけ堂にも寄って来ました。

三つのカフェはそれぞれ素敵で、皆さまにもお勧めしたいお店です。
それぞれホームページやブログで発信していますので、興味のある方はご覧になって、そして訪れてみてください。(各店名に、リンクが埋め込んであります。)


それで実は今日の私の一番の収穫というのが、昭和村の矢野原湿原を訪れたことです。
他店見学とは全く関係ありませんが、私にはこれが一番のサプライズでした。

遊歩道を散策しながら、沢山の植物たちと再会することが出来ましたし、初めてお目にかかる方(そう呼びたい気持ち、分かってください。)もいました。

「豊か」って本当はこういうことだと、再確認する思いでした。
こんどは、ぜひとも連れ合いを引っ張って行って、この風景の前に立たせたいと思っています。
今日は、心が満腹!そんな感じがしています。


その感激の片鱗なりとも皆さまにもおすそ分け出来たらと思い、今日撮った写真の中から、デスクトップ用の画像を2枚ほど用意してみました。
よろしかったらダウンロードしてお使いください。



矢野原湿原・1920px×1080px



矢野原湿原2・1680px×1050px

べろぬけ堂


看板は紙に文字を書いて貼り付けたもの
これから・・・です。



うーん・・・、まだまだこれからです。
でも、お客さまはもう何人も見えて、
いろいろ売れたとか・・・。


会津坂下町に新しい名所が誕生しました。
・・・と言っても、ちょっと変わっていて、実は開店してから中身を造りながら営業中。

先日4月23日に開店した時には、店内はまだガラガラ、品物が少し置いてありましたが、まだまだという感じ。
ここにこれから、いろいろと面白い、また中身の濃い品々が集められます。
近い将来、喫茶コーナーも出来るそうです。


・・・で、店の名前の「べろぬけ堂」とはいったい何ぞや!?
そう思って尋ねたところ、いとも簡単に、会津の方言から取ったとの説明。
なーるほど、知りませんでした。
会津では、とびきり美味しいものに出会うと、「べろぬけたァ!」と言うのだとか。頬っぺたが落ちるほど、つまりべろが抜けるほどうまいものを集めて売っている店、「べろぬけ堂」というわけです。


まあどんなものが並んでいるのか、店主のこだわりを覗きに、あなたも一度「べろぬけ堂」へ。


さて肝心な話しが後になりましたが、食工房の製品もこちらで取り扱っていただけることになったというお話しです。
とは言え、最初から何もかもというわけではありません。
ボチボチと様子を見ながら、いろいろ売ってくださるそうです。
喫茶コーナーでは、コーヒー豆をぜひ!とも言われているのです。
ありがたいことです。
今日は、カリーマサラを10袋納品して来ました。
どんな店になって行くのか、先行きが楽しみな「べろぬけ堂」であります。


なお、当分の間無休で営業するそうです。
10時~17時過ぎまで(詳しい時間を聞くのを忘れました。)


べろぬけ堂はこちらです。 


 

大芦屋さんに行って来ました

昨年夏、開店前にお邪魔したカフェ大芦屋さんに行って来ました。 <参照>
その後再会のお約束をしていたものの、実は昨年10月には開店していたのですが、訪ねる機会がついに無いまま年を越してしまいました。

今日は、たまたま造り仕事をお休みしても大丈夫そうだったのと、あまりにもお天気が良くて出かけるとしたら今日をおいて他には無いと思えましたので、思い切って出かけることにしました。

いつも食工房の仕事に掛っきりで頑張ってくれている上の娘と、家の用事や食事の支度を手伝ってくれる下の娘を誘い出して一緒に出かけました。

連れ合いにはちょっと悪かったのですが、店番に残ってもらいました。
ま、この次は私が留守番すればいいということで・・・。


さて、同じ会津でも昭和村のある奥会津地域は、山間部だけあって雪の量が違っていました。
でもその分だけ自然に近い雰囲気が濃く、山が近くなるにつれ興奮している私でした。
昭和村に入る一歩手前の、喰丸峠を越えたあたりから眺める山々は、何かが違うとこの前訪れた時から思っていましたが、今日改めて分かりました。


そうです、山々の稜線をどこまで辿っても、送電線の鉄塔や電波中継搭などの人工構造物が見えないのです。
これは今時とてもとても貴重な風景です。



人口構造物が目に入らない山の稜線は、どこかが違います。
美しくまた神々しく見えるのは、私だけではないような気がします。


そんな山深い里の一角に、大芦屋さんがあります。
いわゆる日本的な古風な集落の中にあって、そんなに違和感のない外観ですが、中はとても垢抜けたお洒落な雰囲気の空間になっています。



二階構造になっていた物置を改装した折、低い位置にある梁を露出させて天井だけ上げています。
見た目も悪くないし、実はこの梁にビデオプロジェクターやライブ録音用のマイクをセットしてあります。



最近メニューに加わった、ウィンナーコーヒー(アイン・シュペンナー)
ホイップされたクリームは、もちろんほんものの生クリームです。



真剣な面持ちで、丁寧にコーヒーを抽出してくださっているところ。
失礼ながら、このお手元を拝見しただけで、
コーヒーのお味が間違いないことが分かりました。


そんなお店の器もさることながら、メニューの秀逸さも特筆ものでした。
カフェですから、コーヒーがおいしいのは当然の要求ですが、もちろんこれはOK全く文句の付けようはありません。


それよりも感激したのは、手打ちそばの素晴らしいまでの出来でした。
美しいまでに揃った切り口の繊細なそばで、軽やかな食感がたまりません。
会津では定番の、鶏肉の出汁にごぼうや大根などの根菜類、きのこなどを具材に使った、温かいかけ汁の「けんちんそば」が特にお勧めです。
※お腹が空いていたせいか、出されてすぐ何も考えずに箸をつけてしまいました。写真を撮れば良かった・・・。


 



大芦屋オーナーの佐藤さんご夫妻

自分のお仕事に、満足と誇りを持っていらっしゃる方に共通の笑顔。


まだ少し冬の気配が残る静かな山里のカフェ、ゆったりとした時間を過ごすのには最高です。


 



飲み終わった後のカップも妙に絵になる、ウッディ―なテーブルとやわらかい窓明かり

静かに時間が流れていました。


大芦屋への地理案内 


「雪の墓標」を見に、昭和村へ


喰丸峠を越えたあたりから眺める昭和村


実は昨日、営業日にもかかわらず私だけお休みをもらい、昭和村に出かけていました。

昭和村大芦地区でこの秋からカフェを始められる、佐藤孝雄さんを訪ねました。
お店の建物はもうすでに出来上がっていて、正式開業前の予行演習のような形で仮営業的にお店を開け、イベントも開催して着実に前評判を作っています。
開店が楽しみなカフェのその名は、ずはり地名を冠して「大芦屋」です。

その大芦屋で、17、18、19日の3日間、「雪の墓標」のDVD上映が開催されました。
何としても一度見ておきたい、この機会を逃しては次はいつの話しになるか分からないとの思いで、車を飛ばしました。
最後の峠を越えると、夏空の下、山深い昭和村の風景が静かに横たわっていました。

辿り着いて久しぶりの再会を喜び合い、そして間もなくDVDの上映が始まりました。
次々とお茶やコーヒーをごちそうになりながら、目は画面から離れられませんでした。


今となっては貴重な歴史民俗的資料として評価が高い「雪の墓標」ですが、当時取材を受けた方々の中には複雑な思いを持った方がいたであろうことは、この私でも察することが出来ました。
しかし、こうして貴重な映像を見せていただけることに正直有難く、やはり胸に込み上げて来るものを感じました。


今年2月にNHK特集「無縁社会」を見た時、その対極にある「雪の墓標」を必ずいつか見たいと心に誓っていたその願いが、思いがけずも昨日叶ったのでした。


「雪の墓標と無縁社会」  <こちら>

佐藤さん、ありがとうございました。


ブログ「佐藤孝雄のじねんと録」  <こちら>



お店の前にて、佐藤さんご夫妻です。

海へ


強い西風に逆らって打ち寄せる大波は、後ろに向かって飛沫のアーチを描きながら迫って来ます。 



 この春眺めた高知の海とは、ずい分違う三陸の海です。
<こちら>をご覧ください。



 風が付けた紋様とカモメの羽毛
ここは「砂浜美術館」


昨日は、Altanのコンサートを聴くために、娘二人を連れて6年ぶりにいわき市まで出かけました。
連れ合いは、お留守番・・・。

何しろ遠い道のりなので、時間に余裕を見て大分早く出発しました。
こちらを発つ時、曇り空から冷たい雨がパラつく天気でしたが、浜通りエリアに入ると真っ青な空と暖かい日差しが待っていました。
会津の空と、何という違い!
「性格、変わるよねェ!」と思わず口をつきました。
庶民性は、その土地の気候にも大きく左右されると言いますが、その通りに違いないと思った次第。
逆に、会津人の寡黙さと辛抱強さにも納得する私でした。


そこで以前通い慣れた道を通ってみようと思い、高速道路を途中で下りました。
懐かしい道筋をドライブしているうちに、ふと海を見たくなり四ツ倉海岸まで行きました。
そこには、いつもお世話になっているふれあい物産館の「くさの根」さん<参照>があるので、そこで食事も出来るし女主人のNさんを驚かせてやろうと、いい思いつきに機嫌良く辿り着きましたが、何と!Nさんは入れ違いに喜多方方面にお出かけでした。

残念でしたが食事だけいただいて、海岸でしばらく過ごしました。
久しぶりに見る海は、やはり心を揺らすものを感じ、いつまでも去りがたい想いがありましたが、夕日を見ながらコンサート会場へと車を走らせました。



 いわき市での公演は、今回の日本ツアーの初日だったそう。


コンサートが素晴らしかったのは、もう言うまでもありません。
件の友人夫妻は、ロビーで歓迎コンサートに出演。
本番前の一時、いっそう気分を盛り上げるのに一役買っていました。
そして、Altanだけでもうれしいのに、もう一組のゲスト(カトリオーナ・マッケイとクリス・スタウト)も素晴らしい人たちで、こんな豪華なメニューを一晩で楽しめたのは、これ以上ないほど幸運なことでした。


会場で販売されていたCDを全部買いたかったけれど、とてもそんなわけに行きませんので、選びに選んで私と娘たちそれぞれ1枚ずつの勘定で3枚入手し、その場でサインしてもらいました。


かくして上機嫌で帰って来たのはいいのですが、この大散財の穴埋めをするために、今週は休日返上で仕事です。


  


  今週のクッキーとマフィンのお知らせです。


クッキーは、ジンジャークッキー、コーヒークッキー、わらいごまの3種類。


マフィンは、今週は4種類全部焼きます。

他所で食べる、うちのスコーン


名水水出し紅茶(アイスティー)とスコーンのスィーツセットメニュー 500円


今日は定休日でしたが、所用を兼ねて連れ合いと共に会津若松へ。
臨時納品のために、駅カフェにも立ち寄りました。

連れ合いは、本当に久しぶりにスタッフの方のお顔を拝見し、お互い元気で良かったと感激の対面。
今日は、時間もあったし席も空いていましたので、私たちもお茶をいただいて来ました。




メニューを見ながら、さて何にしようかなと・・・。
思い立って、うちのスコーンと水出しアイスティーのセットメニューを注文。
自分で焼いたスコーンが、他所のお店のメニューになって、テーブルに運ばれて来るというのは、なかなか面白いものです。
冷静客観的な自分と、我が子が晴れの舞台に立つのを見るような恥ずかしいうれしい自分が居ます。
向かいの席に座ったお客さまも、私たちと同じくスコーンと飲み物のセットをご注文されたようでした。


 



食工房のスコーンは、こんな風にきれいに腹割れするのが特長


 


今日は、しっかりと客観的な目と舌で厳しい評価をと、先ずは写真を撮りました。
とても上手に焼き戻されて、焼き立てと同じようにきれいに上下に割れて中から湯気が立って、先ずはそれに感激。
ホイップクリームとほおづきのジャム(これがとても印象に残るおいしさでした。)が添えられていましたので、たっぷりつけていただきました。
素敵な場所と気の利いたアレンジで、我がスコーンも何か特別なご馳走のような味わいでした。

駅カフェさん、本当にありがとうございます。
これからもよろしくお願いいたします。



店内には、所狭しと物産の数々。
全品、made in 会津です。



今日もガラスのカットに魅せられた私。
ホームが見えるこの席がお気に入りです。


 


皆さまも、会津にお越しの際はぜひ「駅カフェ」にお立ち寄りください。


会津管内の特産品、名品の数々も販売されています。

風街亭


真鍮の取っ手が、人の手がかかったところだけ光っていたり、
ドアの塗装が擦れていたり、年季を感じるいい雰囲気です。



先ず目につくのがこのレジスター。

計算機能は使っていませんが、ちゃんと現金が入っていて現役使用中。


会津若松市内にあるこのお店、「風街亭」という名前を聞いただけで、お店の雰囲気やマスターの風貌までも想像してしまうのは、きっと私だけではないと思います。

風・街、と言えば、あの「はっぴいえんど」を思い出します。
このブログでも、前に一度ネタにしたことのある、「風街ろまん」というアルバムが、私たちの世代の間ではあまりにも良く知られているからです。<参照>

このお店、実は私は、会津に引っ越して来て間もなくの頃お訪ねして以来、そんなに頻繁ではありませんが、時々お邪魔して親しくお付き合いさせていただいています。
何しろマスターは、私と同じくブルースハープを演奏する方で、大のブルースファン。
お店では、ほとんど一日中ブルースが流れています。
昼間は、おいしいランチメニューもあり、界隈のお勤め人さんたちの食事処にもなっています。
夜は居酒屋風、そして週末はライヴ。
地域の音楽好きの仲間内では、知らない人がいないくらい有名です。



そんなに広いスペースではありませんが、けっこう多彩なライブイベントをやっています。





出演した人たちが足跡を残しています。
有名なミュージシャンの名前も・・・。




そんな風街亭ですが、このブログでご紹介するきっかけを、ずっと逃していました。
それがこの度、ここを会場に借りてライヴイベントをやることになり、ちょうど良いきっかけになったというわけです。


■風街亭 かぜまちてい
■住所 会津若松市中央1丁目1-40
■TEL 0242-24-9874
■営業 10:00-23:00 / ランチタイム 11:30-14:00
■休業 不定休
■駐車場 なし (近隣に有料駐車場は幾つかあります。)


で、誰のライヴかって・・・?
そうです!
土佐の高知のブルースマン、あの cafe Missy Sippy の Fuji こと藤島晃一のライヴが実現します。
※先ずは
<こちら>をご覧ください。

只今、日程のみ決定。7月20日(月)※祝日です。 詳細未定

追々、詳細決定次第ご案内いたします。
試聴も出来るように準備中です。
乞うご期待。


  風街亭の場所のご案内


カトリン・パウルさんの個展へ

今日は、先日このブログでもご案内申し上げたカトリン・パウルさんの個展を見に、連れ合いと共に西会津町へ出かけて来ました。 <参照>

今日は、例のカトリンさんの東京のお友達もいらっしゃるとかで、滞在中一緒に食べるためのパンをご注文いただいていたのでそれを携えて、先ずは二つある会場の一つ西会津町の道の駅「よりっせ」に向かいました。
「よりっせ」とは、会津の方言で「寄ってらっしゃい」の意。
山間の町にお似合いの木造の外観で統一された建物の中に入ると、地域の物産が所狭しと並べられていました。
その奥に個展の会場が・・・。
打ち合わせどおり、カトリンさんが待っていてくれました。

こちらの会場では、町のお年寄りのポートレートが展示されていました。
ご存知の方もいらっしゃると思いますが、西会津町は「健康で百歳まで長生き」を宣言して、先ずは食べ物からと有機野菜のプロジェクトを展開していたりするユニークな町です。

ポートレートは、いずれもお婆ちゃんばかりでしたけど、最年少の方でも98歳、他は皆百歳以上の方ばかりという顔ぶれです。
どなたのお顔も、子どものように可愛く写っていたのは不思議でもあり、当然でもあるような気がしました。
聴いてみたら、皆さんお元気な方ばかりだそうです。
カトリンさんがこのポートレートで最も留意したことは、百年間を見つめて来た「目」だそうです。
カメラを見つめるその眼差しの中に、きっと何かが見えるはずと、最大限アップにしたそうです。



しばらくそこで過ごした後、今度は二つ目の会場の西会津町国際芸術村へ回りました。 <こちら>

この会場に展示されている作品は、カトリンさんのアートのもう一つの世界、見えないものを形にして見せることや、光と影と言ったとても内面的なものがテーマになっています。
正直私には、ここの作品群はとても楽しかったです。

難解だと言う人もいるかも知れませんけど、理解しようとするより先ずは無邪気に感じて楽しむというスタンスで接すると、すんなり彼女の世界に入って行けるような気がします。

廊下の天井に吊り下げられた100枚余りのボールペン画(その日の気持ち)の下をいろいろな角度で見上げながら歩いたり這ったり走ったりするのが楽しくて、すっかり興奮してしまいました。
連れ合いも、久しぶりに自分の中のアートを刺激され触発されて、静かに興奮していたみたい・・・。




カトリンさんと一緒に写真に撮られる
というので興奮気味の我が連れ合い。
カトリンさんのブログNishiaizu Venture は <こちら>



今月いっぱいで会津を去るというカトリンさん、名残惜しいので今は先のことは考えたくないと仰っていました。
私たちも良いご縁をいただいたと、名残惜しい気持ちでいっぱいです。
でも、新たな環境での彼女の活躍を念願し、会津の地より声援を送りたいと思っています。


 


  春、めっけ!




毎年、何度カメラを向けても新鮮な発見と驚きがあります。
つくづく可愛らしい花だと思います。 福寿草




こちらは、ウバユリの新芽。大きく育つと、迫力が勝って決して可愛いとは言えませんが、
新芽のこの時期はどんな植物だろうかと楽しみに思わせる可愛さです。


今年は雪が少なくて、雪解けも早くて、福寿草は二週間以上も早く咲き始めました。
あまり早く咲いたものは、その後に霜に当たってクシャクシャに萎れてしまったりして、ちよっと可愛そうです。
今朝は早くから日が差して暖かく、咲いたばかりの福寿草が金色に輝いていました。
そうしたらすぐ近くの地面に、ウバユリの新芽を見つけました。
けっこう早くから芽吹くことは知っていましたが、それにしても早いです。
また霜にやられなければいいがと、心配になります。
本当に、早すぎる春はその後の天候不順を予告していることもありますから、自然界の様子をことさら注意深く観察して、畑の作業の目安を付けなくてはと思っています。

国際交流フェスティバル

今日は予定通り、国際交流フェスティバルへ、出店参加して来ました。
そう・・・、写真の一枚もないのかと思われますか?
迎える側に回ると本当に忙しくて、写真を撮ることもよその展示を見て回ることも、結局出来ませんでした。
朝、搬入の時、顔見知りの方に何人か出会いましたが、その方たちも持ち場を離れられなかったらしく、開催中は一度もお見えになりませんでした。
お天気も上々で、会場はなかなかの盛況。
朝8時に現場に入ってから、午後4時前に退出するまで、一度も座ることなく立ち通しで、ちゃんとした飲み食いもなしで、それでもテンションは下がりませんでしたね。
娘たち二人も同じでした。
他のブースをいっぱい見て来て欲しいと思ったのは、ちょっと考えが甘かったようです。
その代わり、自分の持ち場で多勢の人と出会えたので、それはそれで良かったかなと・・・。
面白かったのは、娘たちを日本人じゃないと思った人がいたことです。
長女は、スリランカの人にチャイニーズかと質問されたそうですし、私は私で、ここはどこの国のブースですかと質問されましたし、なかなか面白いやりとりでした。


それで今回気がついたことを一つ。
国際交流に関心を持っている人は、概して好奇心が旺盛で積極的だということですね。
食べ物に関しても、体験したことのない目新しい味覚に対して感覚が開いていると言うか、いわゆる「喰い付き」が良くて、普段食工房の品物を手にとっていただいた瞬間に、時々感じる「大丈夫かな?」という心配は、全く感じませんでした。
あと、福島県内天栄村にある、「ブリティッシュヒルズ」<参照>が今年も出展しており、定評のあるスコーンとマフィンを販売していましたので、これはぜひともと思い、売り切れないうちに一通り買いこんで来ました。
うちのスコーンも、結局全部売り切れたのですが、ここはやはり研究材料として、見逃すわけには行きませんからね。
それからすぐうしろ隣のブースでは、インドの方がヒヨコマメのカリーを出していたので、これはぜひともあとで食べようと思っていたら、早々に売り切れてしまっていました。
他にも沢山沢山、興味の湧く展示があったのですが、見ることが出来ませんでした。
それでも、また来年もきっと参加したいと、娘たちと話したことでした。