今日は、クリスマス。
クリスチャンの家庭に生まれた私は、生まれてすぐに幼児洗礼を受けさせられましたので、一応クリスチャンということになりますが、大人になってからは信仰には関心がなくなり、結婚した時も教会で式を挙げるということはありませんでした。
その後、「神も悟りも、一人一人の私の中にあるもの。」と、生意気なことを言っていたこともありますが、初めての子が生まれた時その顔を見て、素直にこれは神さまだと思いました。
以来どの赤ちゃんを見ても、私には神さまに見えるのです。
神さまの世界からやって来て、人間の子に育って行くことに奉仕出来る「親」という立場は、何て幸せなんだろうと思ったものです。
科学が進歩した現代にあっても、人間は何もないところから、虫一匹の生命を創り出すことは出来ませんが、一人の人間の生命を産み出すことだけは出来るのです。
これが奇跡でなくて何だろう!と思わずにはいられません。
クリスマスは、キリストの誕生日であると同時に、すべての人の子の誕生を喜ぶ日でもあると、私はそう感じています。