日別アーカイブ: 2009年6月27日

おばあちゃん


今でも、田舎に行けば、こんな姿で畑にいるおばあちゃんをみかけるでしょう。
働き者のおばあちゃんは、朝の5時過ぎには畑にやって来て、8時前までずっと細々畑の世話をしていました。
ある日は、もう朝から日の暮まで、昼休みに家に帰った他はずっと畑にいて、鍬を振るったり草を引いたりしていました。


 



シソの葉の手入れをしている時に声をかけて見ました。
「いやー、手間かかるんですねェ。」
「そうだよ。シソは手間かかんだよ。」
別な時、通りかかったお隣のおばあちゃんが首を振り振り、「いやいや、よくやらる!(よくやっているの意)」と。
本当、このシソの葉一枚一枚が千円札だっていいくらいですよ!
日本のあちこちにこんなおばあちゃんがいて、見えないところでコツコツ世話をしているから、健全な畑地が保全されているんですよ。
大規模収奪農法なんかすぐに破綻するのに、皆気がつかないんだから・・・。


 



我が家の農園も、いろいろな作物が育って、畑らしくなって来ました。
今日も合間に草取りしました。
この間の風で倒れたじゃがいもは、大方起き上がっていっそう勢いづいています。
沢山採れるかな・・・。


ごぼうは土が合わないらしく、育ちません。
やっぱり土質は重要ですね。
合わないものを蒔いたのでは、いくら努力してもダメだってことなんですね。
そうそう、ホウレンソウもダメで、いくら石灰を入れて中和しても、芽が出て少し経つと皆消えてしまいます。
ある意味、自然はとっても厳しいと心得ていなくてはなりませんね。


 


本日の食工房




今日は、パンも良く出来ました。
余り生地のバタールをいつもの形と丸いのと二種類造ってみました。
あっ、丸いのはバタールじゃなくてブールですかね。
十文字にクープを入れるのは、西洋では魔よけの大切なお呪いだそうです。
以前、アイリッシュコンサートに出演してくれた、ショーン・ライアンが教えてくれました。<ショーン・ライアンの関連記事>
フィンランドのシナモンロール・カネリプッラも、今日はとても機嫌良くいい形に焼き上がりました。


皆さまのご来店、お待ちしております。