この6日間「今日のパンごはん」は、いかがでしたでしょうか。
もし、パン食も悪くないなと思ってくださる方がいらしたら、それは私にとっては大成功です。
さて今回、素人の写真を思い切ってどんどん載せましたが、本来食べものの写真は難しいと言われています。
目的は至って明確で、「おいしそうに見える。」ように撮らなくてはならないのですが、それが簡単じゃないのですね。
パンごはん1日目、シチューの元画像
切り抜き、カラーバランスと明るさコントラストを調整
同じく、塩鮭のソテーと野菜炒めの元画像
切り抜き、カラーバランス、明るさコントラストを調整
先ずは光線です。
昼間の窓際で、スリガラス越しの光線なんかだと、誰が撮ってもきれいに写りますが、今回は日が暮れてから、大して明るくもない蛍光灯の明かりの下ですから、写真に撮る以前においしそうには見えてないわけです。
それから、ピントです。
素材のディテールが見えるように、必要なところにはピッタリとピントが来て、不要なところはきれいにボケて欲しい。
そしてこれは撮影の技術ではありませんが、料理の盛り付けや器選び、その場の雰囲気作りなど、欲を出せばいくらでもやることはありますね。
今回、一日目は何もしないで料理だけ並べて、補助照明もなしで撮っています。
二日目は、電球色の蛍光灯とレフ板で補助照明を当てて見ました。
その後は、インバータ点灯の蛍光灯(昼白色光)とレフ板で補助照明を当てています。
また三脚は使わず、手持ちで撮りました。
カメラは、いつも愛用のコンデジ(フジフィルム・Fine Pix A800)を使用しています。
露出もピントもオートのみで、融通が利きません。
デジタルカメラの気軽さを活かして、同じシーンを何枚でも数撮っておくようにしています。
たいてい一枚くらい写りの良いものが見つかります。
レタッチソフトも欠かせない道具です。
私は、アドビのフォトショップの7を使っています。
とても使いこなせないほど沢山の機能があるのですが、私が常用しているのは、切り抜き・明るさコントラストの調整・カラーバランス・画像解像度・webページ用保存ウィザードくらいのものです。
ただこうした優れたソフトを使っても、写っていないもの(欠落している情報)を出すことは出来ません。
黒くつぶれているところは、いくら明るくしても何も出て来ませんし、ホワイトアウトしているところもいくら暗くしても周りが真っ暗になるだけで、どうにもなりません。
やはり元の撮影がしっかりしていないと、いい画像は得られないのですね。
どうしてもデジタル一眼レフが欲しくなってしまう私です。
食工房からおしらせ
今週のクッキーとマフィン
今週は、クッキーが3種類。
どろんこクッキーとわらいごまとコーヒークッキーです。
マフィンは、そば粉マフィンになります。