月別アーカイブ: 2012年6月

明日は人足、そしてスパイス屋

これじゃ、何の話しだか分かりませんね。

明日は先ず早朝5時から、この集落の全世帯から一人ずつ人を出して、河川の清掃ボランティア作業があるのです。
毎年やっていて、このブログでも触れていますので、詳しく申し上げるのは止めておきましょう。
<こちら>をご覧ください。

それが終わったら、その後道路沿いの花壇に花を植える作業もあります。
これも毎年の恒例で、近隣でもちょっとないくらい見事な紫陽花ロードになりました。
これもよろしかったら<こちら>をご覧ください。

一方、食工房は明日と明後日の二日間、カリーマサラの調合と袋詰めをやります。
スパイス屋というのはそのことです。

実は今日のうちから、仕入れておいたスパイス類を確認して明日に備えています。
これももう何度か取り上げた話題なので、新鮮味がないかも知れません。
ちなみに「カリーマサラ」でGoogle検索してみてください。出て来ます。トップに。

変化と言えば、年々製造量が増えていることでしょうか。
昨年は20kg余りで200袋出来ましたが、一年でほぼ完売、残りはあとわずかです。
今年は、34㎏ほどで340袋になる予定。

使い勝手の良い融通の利く、カレー用辛口調合スパイスです。
今年の真夏のカレーパーティーの私のカレーにも、もちろん使います。
と言うわけで、ホームページの「Close up 食工房」は、カリーマサラです。
<こちら>





パンだより、あと少しで・・・

今月中にと思っていましたが、ちょっと間に合いません。
明日か明後日には、出来そうです。

新しいAdbe のツール、使い手の宮下さんが絶賛。

私も早く習熟しなくては・・・。

社会は畑のようなもの

消費税の10%への増税が、ほぼ決まったも同然です。
法案可決の顛末の異常さについては、すでに多くの人が語っています。
その事には、今敢えて触れずに進めたいと思います。

消費税が上がると、どうなるでしょうか。
先ず、実質消費が減ります。

消費税が上がると同時に所得が増える人は先ずいませんから、財布の中が同じなら、消費税を多くとられる分だけ消費は目減りせざるを得ません。
ますます物が売れなくなるということです。

そうすると、産業は振るわなくなりますから、給料も上がりません。
法人税も所得税もジリ貧ということになります。
そうして社会はますます活力を失うことになります。

税収が増えるためには、本来、所得が増えてその分納税額が増えるという道筋のはずなのですが、今政府がやっていることは、逆方向に悪循環を作っているようなものです。

そして、一部の高額所得者に有利な税制を敷いて、富裕層に所得が集まるようにして来ていますから、国民はいよいよ窮乏するしかありません。
金持ちがいくら贅沢をしたところで、消費の程度は高が知れています。
国民は、ますます倹約するしかないのですから、消費税を増税した分ほど税収は増えないでしょう。

さて前置きが長くなりましたが、社会と畑は似ているという話しです。

つまり、社会を畑に例えるなら、税収は農作物です。
国民の生産や消費の力は、地力に例えられるでしょう。

農業者なら誰でも知っていますが、地力が無ければ何も取れません。
地力を上げるためには、ただ肥料を与えるだけではダメで、それこそ生態系レベルでの層の厚い土壌作りが肝要です。

即効性の化学肥料を多用して、一時的に良い結果が出たように見えても、結局は地力を消耗しています。
病虫害の発生が頻繁となり、遂には土壌崩壊の事態に至ります。
(いつだかの地域振興券とか、各種補助金制度を連想してしまいますね。)

良い圃場というのは、ただ単純に効率良く作物を収穫しようという発想では実現しません。
一見無駄な雑草や周りの環境までもが、皆何らかの役に立っています。

社会もこれと似たようなものではないでしょうか。

今大きな利権を手にしている人たちが、自分たちの利権を失わないだけのためにこの社会から収奪し続けるなら、この社会は最後には土壌崩壊に至った畑と同じことになると思います。
そこまで行かないと止まらないでしょうか・・・。
この愚かしい選択は。

第二次世界大戦敗戦以降、徹底して工業立国を目指して来た日本、今や農業など一次産業従事者は極限まで減ってしまっています。
本当は足りないのは、金でもなければ電力でもない、食糧なんだということが直に分かる時がやって来ます。

否、薄々それが分かっているから、今頃は農業振興がやかましく言われています。
新規就農者に対する支援は、なかなかのものです。

しかし私は思います。
経済的支援は、案外功を奏しないだろうと。

年収〇〇万円以上の農業を目指す!などという発想では、結局待ち受けているのは土壌崩壊だと・・・。
米や野菜を作る意欲も本当の地力も、本来金では買えないものだと申し上げておきます。

同じく、本当はこの社会も経済だけで成り立っているわけではありません。
哀しいことですが、金で動くところしか見えないように、見せないようになってしまっているのです。

こうして自然の懐に居て、畑に大きなかぼちゃが育って行くのを見ながら、全くその通りなんだと拳を握りしめる私です。






参考・関連記事

「政権交代の果実は、今日ついに潰えた」

パンだより、製作中

印刷版のパンだよりを製作編集中です。

思えば創刊号を出したのが、食工房開業2年目の2005年7月でした。
覚えたてのMicrosoft Word でテキストだけを編集し、一旦印刷してそれにイラストを描き込んでもらい、それをコンビニでコピーしました。

この時はまだ、画像を挿入してレイアウトすることを知りませんでした。
全くその程度のレベルで、印刷物の編集をしていたのですね。

その後間もなく画像の挿入の仕方を覚えて、自宅でPCから直接印刷するようになりました。
以前ワープロでやっていた時は、画像の挿入はおろか、レイアウト編集さえ思うに任せませんでしたから、新しいことを覚える度に、PCの能力の大きさに一々感激したものです。

そして7年経った今は、製作ツールはAdbe Illustrator と Adbe Photoshop 。

まだまだ使いこなしているうちには入りませんが、創刊当初では考えられないようなことが、全く易々と実現しています。
そして時間さえ許せば、幾らでも凝った体裁のものを作ることが出来ます。

これも思えば、30数年前ガリ版印刷で私信を発行していた頃、空想の世界で夢見ていたようなことが、今自分の机の上で実現しているという不思議に、ただただ驚くばかりです。

あとは、中身ですね。

今日は、創刊号の画像をご覧に入れます。
これを、発刊当時手に取られた方もいらっしゃることでしょう。




「パンダより、パンだより」
  画像クリックで拡大表示します。
 




ではでは、明日はまた忙しいパン焼きの日というわけで、皆さまのご来店をお待ちいたしております。

お疲れさま・・・


気持ちのいい朝でした。我が家のじゃがいもです。
奥に見えるパイプの棚は、大ちゃんの畑です。


今日は、否今日も、よく動いた一日でした。

午前中、畑作業の後用足しに外出、午後は小屋立てを遅くまでやって、夕食あとは百姓市オープンに向けての打ち合わせ会議、いやそれがバドミントンをしながらという予定で集会所付属の体育館を借りておいたのでしたが、皆さんお疲れさま・・・というわけで、会議だけになりました。

来週の火曜日はもっと忙しくなりそうな予定で、・・・まあそれでもいいのです。
楽しくやっていますから。

百姓市の小屋、本当にあと一歩で完成というところまでやりましたが、誰も写真を撮る暇がありませんでした。
というわけで、本当に疲れましたので、本日はこれにて。

一言 : 消費税増税法案が可決ですって! 詐欺師の決めたことは、無効だ!(これ以外に、言葉が見つかりません。)

忘れないようにしましょう。

この頃、政治がおかしいですね。
茶番だと言う方が沢山います。

私も、全くその通り!と思いますが、忘れてはいけません。
その茶番をやっている人たちに、権限を与えたのは他ならぬ私たちだということを。

上の人たちの決定で、この先どんな不利益を被ることになるのか、全く分かったものではないというこの理不尽を、どうしたら解決出来るのか、本気で考えなくてはなりません。

世の中は元々不条理だらけ、上が上なら下も下、という見方もあるでしょう。
庶民の私たちも、威儀を正さなくてはならない局面があることは確かです。

しかしだからと言って、今のこの政局と言うか政治家の方々の動きは何なんでしょうね。
選挙になっても、このままでは投票に意義を感じられません。
だって、当選したら当然のように嘘を実行するんだから・・・。

消費税を上げることに命をかける・・・ですって!心からお願い・・・ですって!、忘れないで下さいよ!「増税なき財政再建」とぶち上げたのは、他ならぬ民主党だってことを。
まだまだ他にやるべきことがあるでしょう。

・・・で、大阪の橋下さんあたりがえらく威勢がいいようですが、これだって茶番じゃないかと私は思っていますよ。
大飯の再稼働に対するあの動きは、ちょっと苦しいと言うか、らしくないと言うか、やっぱりね・・・でしょう。

いやいや、人材がおりません。この日本には・・・。
O沢さんも、結局茶番だったのじゃありませんか。

さあ、どうする・・・?まいりました・・・。

茶化してる場合じゃないんだけど、笑うしか他にしようがないのが、今の日本なのではないかと。

と言いつつ、考え込んでおります。

日が長いので・・・

今日のカフェクラブは、二名さまのご参加をいただき、アイスコーヒーをいれて楽しみました。
少人数だったので、大方おしゃべりして過ごしましたが、途中パソコンを出して来て、ちょっと珍しい音楽の動画をお見せしました。
このブログでもご紹介したことのあるものでしたが、改めて見ると新鮮でした。

さて、夕方が近づいてお一人お帰りになったところで、私は失礼して畑作業に。

今頃は一年でも一番日の暮れが遅い時期なので、本当に遅くまで作業が出来ます。
じゃがいもの土寄せついでに畝間の雑草を取り、キュウリとナスの支柱を立て草取りをしたところで切りが良かったので上がりました。
まだまだ明るくて、もうしばらくやれそうなほどでした。

本当に夏の間は、一日に二つ仕事が出来ますね。
体を動かして汗もかいて、気持ち良い疲れを感じています。

そしてこの後は、少しデスクワークも・・・。
そうです、パンだよりを。

今、Adbe Cleative Cloud 使い始めています。
そのうち、詳しくご報告に及びます。

ではでは。

ずっと変わらないこと


2007年8月9日撮影 その時の記事もご覧いただければ幸いです。


ずっと変わらないことの大切さ、重さというものを、この頃特に思います。

画像は、2007年の夏に撮影した、地粉角食パンです。

今日の地粉角食パンも、まったくこれと同じでした。
もちろん、味も香りも変わっていないと思います。
長年・・・と言ってもまだ10年になりませんが、それでももうすでに私のパンの一つの完成した姿です。

もちろん、研鑽は怠りません。
自分のパンよりおいしいと思う味に出会った時は、徹底的に研究し納得の行く結論を出します。
それでも、今の自分のパンをおいしいと言って支持してくださる方がいるなら、その方の満足に応えることも大切にしたいと思います。

そして、そうやって考えているうちに思い当たることがあります。
嗜好品ならともかく、パンのような基本的食糧のおいしさには、何か一つ心理のようなものがあるのではないかと。
それは、最終的に命を裏切らない食べ物ということに尽きるのではないでしょうか。
その理想を求める姿勢を、ずっと変わりなく持ち続けたいですね。
その結果として、ずっと変わらぬおいしさというものがあるとしたらあるのではないか、そんなことを思います。

目新しさを必要としない、定番だけでやっていけるパン屋になれたら、本当はそれが最高かも知れません。
まあでも・・・、皆さんに喜んでいただける仕事ということで考えれば、サプライズもあった方がいいですよね。
私もその方が楽しいし・・・。

確かなものに、時々思いがけないものを加えて、皆さまに喜びを差し上げられるパン屋でありたいと思います。

どうぞこれからもよろしくお願いいたします。

食工房・カフェクラブの集い

今月も、またいつものスタイルで集いをやります。

明後日24日午後、特に開始時間は定めません。
一人でもお出でになったら、そこから始まりです。

皆さんがお帰りになったら閉会です。

ご参加費用はお一人1000円です。
コーヒー飲み放題でスィーツいろいろ試食付です。

今回は、アイスコーヒーをテーマにする予定ですが、当日涼しいお天気模様の場合は、それに限らずホットメニューに切り換えることもありです。

ちょっと変わった珍しい音楽や楽器の話しもあるかも知れません。

事前のご予約等不要です。
気が向いたら、フラッとお出でください。

ご参加、お待ちいたしております。

夏至

本日は夏至でした。
天文学的解説とか暦上の解説とか、そんなことはここで語る必要もありません。
ただ一年の中で、冬至と並んで何か重要な意義ある時節だと感じる私です。

裏のお稲荷様に詣でて、一言お願いして来ました。
今後も、この場所においてください・・・と。

今日は本当は、杉葉を焚いて煙を立て、お浄めをしようと思っていたのですが、ちょっと風があったのと時間も遅くなったので、別な日にすることにしました。
土地の神々に許されて、いつまでもここで暮らしていられることを祈りつつ・・・。

真夏のカレーパーティーのご案内


フライヤー画像
画像上クリックで拡大します。



ポスター精密画像・1.8MB
画像上クリックで開きます。


まあ、ちょっと気が早いと言えば早いのですが、その日に別の予定を立てられる方がいないとも限りません。
なるべく早くお知らせしておいた方がいいと思いまして、昨日はポスターの画像をアップいたしました。

今日は、より詳細なフライヤー(チラシですね。)の画像もアップしておきます。

一昨年、昨年と良い結果だったこともあり、関係者一同もう今からやる気満々です。

今年は、会津出身で、お連れ合いがインド人でしかもタブラの演奏家という、貴重な方のご参加もいただけることになり、どんなことになるのかワクワクドキドキです。
インド料理とタブラの演奏の両方でサプライズということになるかも知れません。


日時 8月19日(日) 11:30~15:00

場所 相川会館
 喜多方市山都町相川

参加費 大人お一人さま1500円 子ども(12歳以下)750円

準備の都合上、要予約です。

お問合せと参加お申し込みは、0241-38-3102 食工房

専用メールアドレスも設置しました。 curry@shokuko.com(アットマークを小文字に変えて入力してください。)

★当日のボランティアスタッフを “大募集” しています。★

どうぞ奮ってご参加を
!!  お申し出のご連絡お待ちしています。






食工房、明日からまた一週間よろしくお願いいたします。

パンを焼いて、皆さまのご来店をお待ちいたしております。