コーヒーが旨い、高知の水

水質によってコーヒーの味がダイナミックに変化することは、以前から承知で、皆さまにも申し上げたことがあります。

で、今回高知に出かける時、あちらでも毎日自分のコーヒーを飲みたかったし、友人知人へのお土産にもしたくて、コーヒー豆を沢山持参しました。

あちらで入れた最初のコーヒー、この時は「食工房おいしいブレンド」でしたが、何だか今までになかったようにおいしかったのですね。
それこそ感激するくらい・・・。

その味わいを一口で言い表すとしたら、「スムーズ」でしょうか。
口に入れた瞬間から、全く違和感なくスッと口の中に馴染み、滑らかに喉に落ちて行く、そしてその間中コーヒーの香りが満ち溢れている、そんな感じです。

否、これまでだって自分のコーヒー豆を持って行っていたのですが、今の焙煎機で焙煎したコーヒー豆は今回が初めて、そのせいもあったのでしょうか。
以前とは銘柄も違うので同列に比較することは出来ませんが、モカ・イルガチェフェもサンタフェリーサもミスク・チャニアも、どれも皆感激しどおしでした。

高知の水って、そんなにいいのか・・・。
浄水器など一切通さない、蛇口から出て来るそのままの水ですよ。
以前とは水質が変わったのでしょうか。
昔は、水道の水をおいしいと思ったことなどなかったのですが・・・。

試しに生水を飲んでみましたが、確かに悪くはありませんでした。
実際、他所の人においしいと言われることは多いそうです。

こちらに帰って来て、昨日も今日もコーヒーを入れていますが、高知の水には太刀打ち出来そうもありません。
そう言えば、お茶もおいしかった・・・。
あぁ、どうしたらいいのでしょう?

最高の品質の生豆を最高の焙煎で最高のコーヒーに仕上げても、水でこのような差がつくとしたら、こればかりはどうにもなりませんね。
環境の産物の水ですから。

知らなきゃ良かったこの違い・・・。
一気に悩みが深くなってしまいました。

なじょすんべぇ。(会津弁)

どうするぜぇ。(土佐弁)

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