会津の地で食工房を開業して早や13年目です。
駆け出しの頃は、固い、ボソボソする、不味いと、ご理解いただけないお客さまの酷評に晒されたものですが、少しずつ食工房のパンがお好みに合うお客さまに出会うことが出来て、最近では見知らぬ方が、知り合いからおいしいパン屋だと教わったと、訪ねて来られることも珍しくなくなりました。
そんな時、やっとここまで来たか・・・と感慨も無量の私です。
先日、自分の小麦の粉でパンを焼いて欲しいと言うご依頼に応えてパンを焼きましたが、お持ち帰りになって早々に食べてしまったので、また焼いてもらえないかとお電話をいただきました。
自分ところの製品が売れるのも、もちろんうれしいですが、このような進展はさらにうれしいですね。
まだまだパンのカテゴリー全体から見れば、極少数派の特殊なパンに属するのかも知れませんが、そのジャンルでは一定の評価をいただいていると思ってもいいようです。
今後ますます努力は惜しみません。
そして食工房カラーを、しっかりと維持して行きたいと思っています。
どうぞよろしくお願いいたします。