やっぱり来た!

クマ出没

広角レンズのため小さく見えていますが、そこそこの大きさのある個体です。



クマ出没

体形、体格、歩き方などから見て、6月4日に出没した個体と同一だと思われます。



カメラの配置と現れた熊の位置と向き、時刻を表示しています。

やっぱり来ました、クマです。
体調1m超の若い成獣(多分オス)です。

中島地区の住居エリアに入っています。
一番近い家は、5m以内に侵入されています。

半ば予想通り、一方半ば予想外、いきなりこの距離に現れるとは・・・。

私は寝ていて気が付きませんでしたが、娘たちが言うには、昨夜遅い時間にカラスが騒いだとのこと。

カメラの記録によれば、昨夜22:00に地域内に侵入し、日付を跨いで3:00頃まで滞在していた模様です。
その間の動向の詳細は、カメラの視野から外れていたため不明です。

早速、近所の方々にも報告を入れ、危機感を共有しました。
先日、わが家の敷地を囲った電気柵も、高さを2段から3段にしました。

今日は日曜日で役所は休みですから、明日の朝、獣害対策担当に一報を入れます。

捕獲して駆除しなければなりませんが、人家が近いのでやりにくい側面もあります。
この熊の動向を把握して、人家から離れた場所で捕獲出来るよう、手を尽くして見ます。

もしトレイルカメラを設置していなかったら、昨夜の出来事は誰も知らないうちに過ぎてしまい、しばらく先になってから日中に人に目撃されるまたは遭遇して人が危害に遭うなどの事故につながることになります。

クマには、「キミのことは、こちらはすでに気が付いているよ!」と、クマに分かる方法で知らせる必要があります。

メッセージを送る方法はいろいろあると思いますが、先ずはクマが通った場所を刈り払いすること、糞を見つけたときはきれいに攫って撤去すること、この二つでも十分伝わります。

こうした対応は、クマに対して大きな圧力になります。
そのタイミングとして、クマに主導権を取られてからでは手遅れです。
今のうちです。急がなくては。

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