月別アーカイブ: 2011年10月

個展終了・ご来場御礼


FM喜多方・社長さんとパーソナリティーの方と共に(右側)青木真知子


10/7から今日まで、長い期間でしたが無事最終日を迎え、夕方には撤収完了いたしました。
この間ご来場くださいました沢山の方々に対し、この場を借りて厚く御礼申し上げます。
また今回の個展は、招待作家として、喜多方市美術館やFM喜多方さんのご協力により、ほとんど経費をかけないで開催させていただきました。


このことは連れ合いにとって、今後大きく一歩を踏み出すきっかけになるのではないかと、これは私の予感です。


これに引き続き21日から24日まで、今度は神奈川県大磯町でアートシェア展の一角にて個展をさせていただきます。 <こちら>
こちらは、複数のアーティストたちの発表の場として素晴らしい企画になっており、その中で発表出来ることは、やはり大きなチャンスに違いありません。


私と共に還暦を迎えた連れ合い、同時に大震災に巡り合った今年、連れ合いの絵にも、何か一つの役割が与えられたのではないか・・・、そんなことを想っている私です。


 



喜多方の個展にいらした方が事前にブログでご覧になった絵を見て
手づくりして来てくださった、妖精のミニチュアです。



こちらは、先日ご紹介した画像の一部を拡大したもの

明日も百姓市、よろしくお願いいたします。

本当は、昨日のお知らせに入れておけば良かったのですね。
まあとにかく昨日は夜までずっと忙しかったので、頭が回らなくなっていました。

さて今日は、久しぶりの雨の朝になりました。
明日も晴天とは行かないようですが、徐々に回復傾向のようですから、午後にはお日さまも見えるのではないでしょうか。

百姓市は、明日とその次の週もう一回やって、今年の営業を終了します。
明日も皆さまのお出でをお待ちしております。




  本日も多数ご来店ありがとうございます。

本日は、団体さまもいらして、店頭は一時大賑わいでした。

市内塩川町で開催される熱気球の祭典・バルーンフェスティバルにご参加のチームが1組、午前中一度いらしてその後すぐにまたお仲間を大勢引き連れてお立ち寄りくださいました。

店の前で記念撮影もして行かれましたので、どこかのブログに載っているかも・・・だそうです。
嬉しいご縁、ありがとうございました。


かぼちゃあんぱんが、早速大好評でした。




  山都町みちくさ通り・新そば祭り開催中です。

当地山都町内では、今日と明日の二日間、中心市街地で歩行者天国にして、イベント開催中です。

お知らせ・数件

  青木真知子作品展 「ドコノモリ・あなたの子どもたち」

最終日は、10月16日(日)です。

まだお出でになっていない方、お出でいただければ幸いです。
詳細なご案内は <こちら> をご覧ください。




  シュトレンのご予約・受付中

今年は、原発事故による放射能災害があり、福島発の贈答品はとても微妙な立場に置かれています。
まあ無理のない範囲で、ご利用いただければありがたいと存じます。
もちろん、原材料には常々細心の注意を払っております。

なお、価格は昨年と同じです。 <参照>

1本・2700円 1/2カット・1500円 ギフトパッケージ・+200円 となっております。




  岩手県産小麦の検査結果について

食工房で主原料として使用している、岩手県産南部小麦およびゆきちから小麦の放射能検査の情報が公開されています。
仕入れ先の東日本産業のホームページ<こちら>をご覧ください。




   道路工事のお知らせ

店の前は舗装工事が完了し、すつかりきれいになりました。

この次は、国道459号線の白子地区で水道管埋設工事が始まります。
期間中片側交互通行になります。

10月21日~12月22日

もともと交通量の少ない道路ですので、渋滞になることは先ずありません。




  かぼちゃあんぱん・毎回売り切れにつき増産決定

一週間に12個×2回では、いくら何でも少なかったんですね。
お一人で2個・3個買って行かれる方もいますので、あっという間に無くなってしまいます。

そこで臨機応変に、18個~24個くらいまで増産いたします。
と言うか、すでにそうせざるを得なかったりしてます。

この分では、あん用のかぼちゃがすぐに無くなってしまいそうです。


かぼちゃの後は、さつま芋を使ってスィートポテトあんぱんを造るつもりです。
お楽しみに!

今年のドライトマト


今年のトマトの生産者は、地元のチャルジョウ農場


今年もせっせとドライトマトを造っています。
と言っても、すでに佳境は過ぎ去りましたが、食工房には出来上がったドライトマトのストックが沢山あります。
今年のドライトマトは、何と言っても色がきれい!です。

何故って?それは乾燥の仕方に一工夫も二工夫もしたからです。

ドライトマトはちよっと面白い性質があって、実は少し熱をかけて焼きを入れた方が甘みが増しておいしいのです。
でもそうすると、色が茶色っぽく変色してしまいます。
やはりきれいな赤い色を残したいのですね。

一方フリーズドライという乾燥方法があるのですが、これで造られたドライトマトは、生のトマトがそのまま乾いたような味で、正直うま味に欠けます。
そこで食工房病が始まるわけです。

温度の効果は、今までの経験である程度分かっていましたから、その範囲で低い方の限界を探りました。
そして、その温度である程度の時間内に仕上げるため、扇風機を使って風を送る方法を採りました。
ま、それが功を奏したというわけで、ご覧のように見事なドライトマトが出来上がりました。
そのおかげで今年のトマト丸、一層フルーティーな甘みと酸味を味わえます。


余談ですが、原料のミニトマトは残留放射能検査済み(不検出・検出限界1Bq/kg)です。<参照>






  パンのレパートリーが増えて・・・
ここ一年の間にも、トマト丸・たまねぎパン・チーズパン・かぼちゃあんぱんと4種類もレパートリーが増えました。
お菓子造りも捨て難い魅力のある仕事ですが、パンが忙しくなってなかなか手が出せません。
いつかどこかで割り切らなくてはならない時が来るかも知れません。


突然ですが、食工房で仕事を覚えたい方、いませんか?
ご連絡ください。
今となっては、少しは人に伝えられるノウハウを持てたと思っています。

やはり現地に居る人の実感、その言葉に触れて欲しい・・・

私が、以前川内村というところに住んでいたことは、すでに申し上げたと思います。
原発事故以来、にわかに報道にも取り上げられることの多くなった川内村です。

昨晩の9時台のニュース番組では、ある農家が、国や県の指示に反して稲の作付けを敢行し収穫したものの、県の立会いの下、耕作者自らが、涙を呑んでその米を全量廃棄したことが報道されました。

原発事故の被災地として、如何にも象徴的な事件であったと思います。
国や県の立場とこの一人の農家のしたことと、どちらが筋が通っているか、私ならずとも思うことは皆同じなのではないでしょうか。


この件もそうですが、それ以外のことでも、やはり現場に居てそこで毎日を過ごしている人の実感に触れないことには分からないことが、本当に沢山沢山あるのだと思います。


私はたまたま川内村に縁がありましたから、ニュースに登場する方々のお顔もほとんど知っている方ばかりだし、映される風景も皆見覚えのあるところです。


そして現地からブログなどで発信してくださる何人かの知り合いの言葉の数々から、さらに深く実感を伝えていただいています。


ここにいくつかのブログをご紹介しておきます。
皆さまにもアクセスしていただければありがたいと存じます。

私にとっては、たまたま川内村ですが、その他の市町村の方々も沢山発信しているはずですので、一つでも二つでもご関心をいただければと思います。


「復活の米の末路」 ~ニシマキのかわうち通信

「ニシマキの川内通信」

「気になる情報」 ~本気!根気!元気!

「本気!根気!元気!」


別に偉そうなことを言うつもりではありませんが、この福島の状況の次第は、今後日本全体の行く末を左右するかも知れないと、本気で思っています。

本日は休養日ということで

風邪の具合は、そこそこ悪くもなかったのですが、明日からまた忙しいことが確定していますから、今日一日くらいはと思い、ダラダラと朝寝をして日中ちょっと事務仕事をこなして、その後また寝床にいました。
やはり動き回っていると、本調子ではないのが分かるのですね。
この後も大したことはせずに、そのまま寝るとします。
ではでは。



  こんな記事を見つけました。


「福島の惨事 : 未だ何も終わってはいない」


※英ガーディアン紙・アジア環境担当記者 ジョナサン・ワッツ記者のルポ(全訳)

あぐり・カフェ、多数ご来場御礼


マスクをしている今日の私、
写真で見るとやっぱりいただけませんね。



食工房の自家焙煎コーヒー
あぐり ・カフェでは、定評いただいています。



今回のあぐりスペシャル・その1は、かぼちゃあんぱん。
NDかぼちゃのディスプレーは、
皆さんどうご覧になったでしょうか?



あぐりスペシャル・その2は、どくろクッキー。



先着20名様に差し上げた、手作りの新聞バッグ
よく出来ている!と、皆さまのお褒めに与りました。



新聞バッグにも貼り付けた食工房シール、
今日のために、スタッフの宮下さんが作ってくれました。


 


本日は、大変気持ちの良い秋晴れに恵まれ、イベント開催には絶好の一日でした。

終始自分たちの持ち場を離れられなかった私たちには分かりませんでしたが、今日の会津若松市は、食工房も参加した「あぐり・カフェ」の他にもいくつかのイベントが連動して開催され、会津若松駅から大町・中町に至る沿道が、ずっと賑わっていたそうです。

おかげさまで、食工房にも朝一番から多数の方々にお立ち寄りいただきました。
そして午後には、大方の品物が売り切れとなりました。
皆さまのご来場、ご利用に対し、この場を借りて厚く御礼申し上げます。


食のイベントである「あぐり・カフェ」、今の状況下でいろいろと課題は多いのですが、関係者出店者共に最大限努力して、よくやったのではないかと思っています。
引き続き第9回も開催したいと、意気込みが衰える気配はありません。

それから余談ですが、マスクをしている姿を見て、「風邪ですか?」と何人かの方に言われてしまいました。
やっぱりご心配かけてしまうのですね。
でもおかげさまで、午後からは暖かかったこともあり、マスクを外していました。
どうやらもう大丈夫のようです。

忙中寒あり

本当は、「忙中閑あり」と言う言葉があるわけですが、この忙しい時に風邪を引いてしまったので、忙中寒・・・とひねってみた次第。


明日は、会津若松市内にてイベント出店です。
お天気は、どうやら問題なさそうです。
それより、自分の体のお天気の方が心配・・・。


まあ、何とかなるとは思っていますが、今夜は早めに休むしかありません。


さて今日は、かぼちゃあんぱん、どくろクッキーなど、お楽しみメニューを沢山つくりました。
皆さま、明日はぜひぜひ、野口英世青春広場へお出でください。


大勢の方のご来場を、心よりお待ちいたしております。



 


 

コストに見合わない人々


会津の田園風景は、本当に宝だと思います。


コストに見合わない人々・・・、言うまでもなく今の我々福島県民のことです。


これまで一般公衆の放射線被ばく許容限度は、1mSv/年と規定されていたわけですが、原発事故のあと、暫定的に20mSv/年となっていました。
事故から7ヶ月が経ち、どう考えても1mSv/年を達成することは困難と判断したのでしょう。
国は、20mSv/年を許容限度として正式採用する考えのようです。
そして1~20mSv/年の間で、場所毎に基準値を決めるとしています。


仮に1mSv/年を厳格に適用すると、福島県のほぼ東半分が人の住めない場所になりますから、ここに居る約200万人の人々を移住させるために、極大雑把に一人1000万円かかるとすると、計20兆円のお金が必要になります。


それほどのコストはかけられないというわけですね。


それより何とかして留めておいて、貴重なデータ収集のためのモルモットにしたいのじゃないでしょうか!?
余計な金もかからないし・・・。


除染をするんだと言っていますが、そんな思うようには進まないと思います。
困難を極めるはずです。
荒っぽく建物をみんな壊して、山の木を全部伐って、地形が変わるくらい土を削ってしまえばどうだか知りませんが、そんなことをして自然環境を根本から損なってしまったら、もっと別な理由で人が住めなくなってしまいますから。


とか何とか言うより、一つの方法で皆が満足するということはあり得ませんから、移住の権利も保証しつつ、覚悟の上で居残る人には支援もしつつ、可能な所は除染もして、その拠り所をきっぱりと1mSv/年にすれば良いだけの話しなんじゃないでしょうか。


しかし、そこはコストなんですね。
我々は、コストに見合わない人々として、見捨てられているとしか思えません。


そして一方では、自助努力も報われなかったりしているわけです。


この福島の中から見ていると、日本という国はもう終わったんだとしか思えません。


あとは・・・、そうです、人と人の直接的つながりの中でのみ生きて行ける、もうそれしか無いような気がしています。

百姓市・よろしくお願いします。

一週間の早いこと!
明後日はまた日曜日の恒例、相川の百姓市です。
もちろん休まず開催です。
皆さまのお出でをお待ちしております。


今回食工房では、大内果樹園のかやば梨・第二弾として、二十世紀梨を販売いたします。
甘みと酸味と香りの品種、二十世紀です。
こちらは、300円/kgとなっております。
よろしくお願いいたします。


さてさて、明日もそして明後日もパン焼きになります。
とりあえずもも、あぐり・カフェが終わるまでは、気が抜けません。


本日はこれにて・・・。