月別アーカイブ: 2012年7月

降れば土砂降り

今日は雨模様の一日でした。
日中、ザーッと降ったかと思うと薄日が差して気温が上がり、畑の野菜にとってはいいお湿りになっているなと思っていました。

ところが夕方から土砂降りです。
畑の土が吸い切れない量になると、水が溜まったり流れたりして、あまりいいことはありません。

十分根を下ろしていない苗は、ひっくり返ったり流されたりすることもあります。
まあたいてい大丈夫とは思っているのですが・・・。

それにしてもやっぱり気候の移り変わりが、唐突で激しいような気がしますね。
ついに三日前には、「このところ雨、少ないよね。梅雨に入ったんでしょう・・・。空梅雨なのかねぇ。」と交わしていたのですが、きっと明日は「やっぱり降ったね。結構降ったんじゃない。まだもう二三日続くらしいよ。」なんて会話が聞こえて来そうです。

それで思い出すのは、去年の会津豪雨です。
ダムの放流で大水害が発生しましたね。
今でも、道路の通行止め区間があり、鉄道も全面復旧していません。

いかに大きな災害だったかが分かります。
今年はそんなことが無いように・・・、祈るしかありません。

ちなみに、今日は配達の折、ずい分雨に濡れてしまいました。
お風呂入って頭洗いました。

もう後は寝るだけです。
明日は、マフィンとスコーンを焼きます。

ではでは。

パンだより76・山百合号


 


昨日、やっとのことで印刷まで漕ぎつけました。
同時に pdf ファイルも作って、食工房のホームページにアップいたしました。

実はライブラリーのページに、全バックナンバーをアップしてあるのですが、皆さんがご覧になりやすいように、リンクを表示する作業が出来ていません。

もしやって見る気がおありなら、http://shokuko.com/libraly/panda/ にアクセスしてください。
一覧が表示されますので、ご覧になりたい年のフォルダーアイコンをクリックし、開いたらご覧になりたい号のファイルのアイコンをクリックすれば、 pdf ファイルが開きます。

で、今月の号は、<こちら>からご覧いただけます。

今回からファイルサイズがグンと小さくなったことに気が付かれる方も、きっといらっしゃると思います。
あと、表面と裏面が別ファイルになっていた号が、全て一つのファイルになっていることにも・・・。
少しずつでも向上しているなと思っていただければ恐悦至極・・・。

今やPC無しでは業務が立ち行かないほど役に立っているPCですが、使いこなしはまだまだ十分ではありません。
覚えることがいくらでもあって、深入りすれば果てはないようです。

まさかこれで飯を食うつもりはありませんが、業務のため+趣味的要素で、皆さん方より少しだけ専門的なところまで触りたい、老化防止にもきっと際立った効き目があるのじゃないか、そんなことを思っている私です。

先の夢ですが、連れ合いの描いたイラストと物語を、絵本に仕立てる仕事が出来るところまでは、ぜひとも辿り着きたいと思っています。

さてさて、定休日の二日間もあっという間に過ぎ、明日はまた忙しいパン焼きの木曜日です。

本日、コーヒー焙煎も完了。
注目のモカ・シダモ・・・、ぜひお試しください。

ではでは、皆さまのご来店をお待ちいたしております。

百姓市の小屋完成


ご存知でしたか?波板用の鋏があるのですよ。



足場を作って、いよいよ最後の工程です。



記念の最後の一本を打ち込む大ちゃん



まわりも片づけて、開店に向けての準備も万端です。



この大きなカンバスに、一日で看板を描いてくれる、石井さんです。



建て増し分の柱の基礎を作っています。



型枠を作って設置し、コンクリートを流し込んだところ。
飛び出しているのは、柱を固定するための金具です。


本日の作業で、百姓市の小屋の本体が完成しました。

毎週火曜日に半日ずつ費やして、3ヶ月かかりましたが、作業していた人数からすれば、とても順調に進んだと思っています。

今日は半日ではなく、朝一番から作業にかかりました。
そして最後の波板を止めるクギを打つ時、施主の大ちゃんにハンマーを渡して記念の最後の打ち込みをやってもらいました。

あとは建て増し分の工事が残りましたが、今日基礎打ちを終えることが出来ましたので、百姓市開催期間中に、少しずつ出来上がって行くところを見ていただくことになりました。

そして今回、思いがけないサプライズが舞い込んで来ました。
ただ今山都町で農業研修をしている方が、新進気鋭のアーティストで、来週のグランドオープンのイベントとして、ライブペインティングで看板を描いてくださることになりました。

今日は、その準備もやりました。
畳3枚分相当のカンバスを作るために、コンパネを3枚接ぎ合わせて枠を付けました。

これに5時間くらいの間に、ダダーッとすごい勢いで絵を描くのです。
縮小版のデザインを見せてもらいましたが、なかなかすごい出来栄えになりそうな・・・、まあまあそれは見てのお楽しみということで。

エネルギーが集まって来ておりますよ!
さあさあ来週から、毎週日曜日、山都町相川の百姓市へお出かけを。


地理のご案内です。



 

P>

モカ・シダモ/イルガチェフェG2


他の銘柄に比べてかなり小粒です。
でも、粒が揃っており、すごくきれい。



炒りムラも少なく、先ず見た目がきれい。
もちろん、お味がよろしいのは言うまでもなく・・・。


コーヒーの話題です。

最近、品質の良い豆に続けて出合っています。
ハイチ産のマールブランシュ、ケニヤ産のイーガーズ、それから久しぶりに入荷したペルー産のコチャパンパも今までになく高品質でした。

そして今回、エチオピアから届いた豆が「感動的」でした。

この豆は、ドキュメンタリー映画「おいしいコーヒーの真実」に登場する、エチオピア南部のコーヒー産地シダモ地区の豆です。
イルガチェフェは、生産地の地名らしいです。
あの映画に出ていたタデッセ・メスケラさんのお顔が思い浮かびました。

それで気になるのは、もちろんお味の方ですね。

先ず一言申し上げます。
文句の付けようがありません。
おいしいです。アロマが素晴らしいです。
飲んだ後、口の中に残っている香りが、これまた目出度い。

昔、私が二十代の前半の頃、行きつけのコーヒー専門店で良く飲んでいたモカの味わいと店に漂っていた香りの記憶が蘇りました。

今までの食工房テイストにはなかった、しかし大歓迎したいキャラクターです。
ぜひぜひ、お試しください。

550円/100g にて、100gより計り売りいたします。

余談ですが、映画「おいしいコーヒーの真実」のDVDをご覧になりたい方、食工房にあります。
ご希望あれば、無料で貸し出しいたします。
一人でも多くの方にご覧いただきたいと思っています。

変ってないんですね・・・

先月28日に、県内の田村市で高濃度放射線(40μSv/h)が観測されて、ちょっとした騒ぎになりました。

結局、16時間後に計測器の故障による誤報だったことが判明し、事無きを得ましたが、この時何の報道もありませんでしたし、警報が伝わって来るということもありませんでした。

これって、何事も無かったのだから、いいじゃないか!・・・と言うわけには行きませんよね。

T田先生もブログで仰っているように、誤報かどうか分からない状態では、先ずは警戒するに越したことはないわけで、何らかの手立てがあって然るべきだったのですね。
関係者には、緊張感が全くないと言うか、何だかリアリティーが欠落しているのではないか・・・。

関連が疑われた4号機の解体工事の様子がこれまた凄まじいので、私などは、工事をしている人の間にも、一種緊張感の欠落が常態化しているのじゃなかろうかと、疑っています。
と言うか、ちゃんと放射線に関する基礎教育を受けずに現場に入っている作業員も、実際相当な割合でいるのじゃないか・・・。

水を掛けながらやっているんだけど、十分中まで届いていないのだとか・・・。

いやいや・・・、あの中にはむき出しの使用済みと使用中の燃料棒が水に浸かっているのでしたね。
水に浸かっていない状態では、そばにいる人がバタバタと死んでしまうほどの強い放射線源から至近距離で、あんなに不用心な乱暴な工事をしていて大丈夫なわけはないと思うのですが・・・。

そうしたらやっぱりですよ・・・。
配管を破損したか何かで、冷却が止まってしまいました。
まだその後のニュースがありません。

仮に大事に至らずに済んだとしても、何と言ったら良いのでしょうか・・・、体質は変わっていないのですね。
これではどこかでまたやってしまいますよ。

地震が起こらなくても、津波が来なくても、電源喪失は何でもないことで起こるということは、先日落雷による停電で福島第二原子力発電所の構内電源が落ち、非常用発電機が起動したことでも証明されています。
知りませんでしたが、非常電源は5~6時間しか持たないそうですから。

原発は、停止中でも大電力を必要とする設備であり、そしてもし停電したら大事故に至る可能性もあるというわけで、そんなら動かしたって同じでしょ?なんて冗談にもなりませんが、その程度の認識なのではないかと思ってしまいます。

本来もう少し真面目にやってもらえればいいのですが、対する人間の側の未熟さとお粗末さで、尚更危険が増大しているというのが今の原発です。

これでは、大飯の再稼働などとんでもない、あり得ないことです。
で今夜、いよいよ起動ですか・・・。
どうします?