1月と2月の2ヶ月間、送料の割引きサービスを実施いたしましたが、3月1日にキビタン市場の出店稼働開始を記念して、3月いっぱい同割り引きサービスを継続しています。
通販ご利用の方、キビタン市場でもまた食工房直接でも、同じく送料割り引きが適用されますので、ぜひこの機会をご利用ください。
お買い上げ金額3000円までの範囲、送料半額。
3000円以上で送料無料になります。
どうぞよろしくお願いいたします。
漉乃あん丸・好評です!
再開直後から、ブレイクしています。
お一人で5個以上のお買い上げもしばしばです。
少しずつ仕込みを増やしていますが、売り切れてしまうことが多くなっています。
がんばって造りますので、どうぞよろしく!
月別アーカイブ: 2013年3月
忙しい日々始まる
一週間休んだので、いろいろとツケが回って来ます。
忙しい日々が、また始まりました。
ま、商売というもの、忙しいくらいじゃなきゃご飯が食べられませんと言いますが、全くその通りですね。
それでも、休んでいる間に残っていた自家用のパンもすっかり無くなったと知って、がっかりしたこと・・・!
今日またパンが焼けて、いい匂いが立ち込めた時のうれしさと言ったらありませんでした。
そして、焼き立てのプッラ(シナモンロール)でコーヒータイム。
他ならぬ自分のためにパンを焼いているんだと、改めて自覚した次第。
言ってみれば、その喜びがあるからこそ、いい仕事がしたいという情熱に結びつくのですね。
それでなければ、とてもこの忙しさには耐えられません。
今日も、おいしいパン、焼けました。
一日を終えて、ボーっとしてしまっています。
キビタン市場・始動
こんな感じのページになっています。
3月1日、予定通りインターネットショッピングモール「キビタン市場」が始動いたしました。
その中に、食工房も出店しています。
こちらで、食工房の製品をご購入いただけます。
代金のお支払いに、クレジットカード決済もお選びいただけるようになりました。
もちろんご面倒でなければ、従来通り食工房に直接メールでご注文いただくことも出来ます。
どちらでも、その時のご都合に合わせてご利用ください。
また、他にも沢山の出店者が軒を並べていますので、「キビタン市場」ぜひ一度覗いてみてください。
キビタン市場・メインサイト http://www.kibiichi.com/
キビタン市場・食工房のページ https://www.kibiichi.com/052/
※キビタン市場でのご購入には、キビタン市場共通のポイントが付きます。
※食工房に直接ご注文いただいた方には、食工房通販クーポンを差し上げています。
食工房、明日からまた通常営業に戻ります。
パン焼きが忙しくなりそうです。
このところ少しずつ暖かくなって、雪もカサがずい分減りました。
道路は、もちろん雪はありません。
皆さまのお出でを、心よりお待ち申し上げます。
トウキョウノソラニモ
今朝7時前、新宿駅東口に降り立ちました。
早朝の大都会は、不思議な静けさに満ちていました。
歩く人もまばらで、歩道のずっと向こうまで見通せる風景は、何だかこの世のものではないようにも見えました。
見上げると、快晴の空に下弦の月がかかっていました。
当たり前のことなのですが、とてもとても不思議なことに思えます。
あの瞬間、中天に月がかかっているのに気付いた人が、果たして何人いたでしょう。
そして巨大な人工構造物に埋め尽くされた空間も、人がいないと何だか大自然の中に居るように見えて来るから不思議です。
結局、会津行きのバスが出るまでの2時間半、また明治神宮で過ごしました。
でも、今年はちょっと印象が違ったと言うか、私の中に違った感覚がありました。
神と向き合うためには、静かに一人で居ることもまた大切なのだと・・・。
今日は、ビルの谷間と神宮の森の中に、同じものを見たような気がした私です。
さて明日から、職場復帰です。
キビタン市場の食工房オンラインショップも、すでに稼働しています。
またがんばります。
ではでは。
フルサトノヤマハアリガタキカナ
度々、お墓の写真ですみません。
私の原風景・カシヤマ
ふるさとの川には、こんな橋も見られます。
一昨日はあの後、親戚の家に挨拶に行き、それから母方の祖父母の墓にお参りしました。
祖父母とも、私が小学校に上がる少し前に相次いで亡くなり、その葬儀の様子は今も記憶に残っています。
当時はピカピカだった石塔も、今ではすっかり色も変わって苔が生えています。
その分だけ、私始め子々孫々の記憶からも遠ざかって行っているのですね。
子の中で生きているのは、もはや私の母だけです。
そして私の子ども達にしてみたら、この墓にお参りする機会は、まず無いことでしょう。
それでも、ここから命が受け継がれて、自分たちに至っているという稀有なる計らいを、感じ取ってもらえたらいいなと思っています。
若い頃、先祖や血のつながりの重さに思いが至ることの無かった私ですが、いつの頃からかないがしろには出来ないと自覚を深めています。
そしてふり返って眺める遠くの山は、この地に生まれ育った者たちの原風景です。
カシヤマ(樫山)と呼ばれるその山は、いつも青く霞んで見えていました。
あの尾根に立てば遠くに高知市が見えると、そして昔はそこを越えて高知まで歩いて往復していたのだと、小さい頃からずっと聞かされていました。
じゃあそんならと、中学生の時友だちと二人で、当時開通したばかりの山越えの道路を40km余り、歩いて高知市まで行って帰って来たことがあるのですよ。
ここを故郷とする誰もが、いろいろな記憶の原点として心に刻んでいるに違いないこの山を眺めて、啄木の歌を実感を持って思い出した私です。
フルサトノ ヤマニムカイテ イウコトナシ フルサトノヤマハ アリガタキカナ
今日はこの後、バスに乗って東京へ、そして未だ雪深い会津へと帰ります。
大田口カフェ・Mississippi 藤島晃一
昨日から今日にかけて、生まれ故郷の土佐町方面に移動しておりました。
いろいろとみやげ話もあるのですが、今日は道中立ち寄ったカフェといつも立ち寄る本山町のMississippiの藤島君のお話しを・・・。
国道32号線、吉野川沿いのこのあたりは、ラフティングのメッカです。
灯油ランプの横でネオンサインが光る入口
いろいな雑貨でにぎやかなカウンターまわりのセンスもなかなかのもの
古いものをうまく利用していい味を出している店内
レザークラフトの表紙のメニューは、ショップカードもはさんであり、持ち帰れるようになっている。
暖房は、まきストーブ
お手製のビスコッティを売っていたので、サンプル購入
出会いの記念におみやげにいただいた、名物碁石茶入りクッキー
国道32号線を香川県に向かって北上して行くと、私の生まれ故郷土佐町のある嶺北地区に入ります。
吉野川と穴内川が合流するあたりが大田口。
そこにその名も大田口カフェという名のお店があることは、実はもう3年以上も前から知っていました。
インターネット上でいろいろと糸を辿っているうちに、偶然発見したのがこの大田口カフェ。
オーナーのブログを度々覗いているうちに、すっかりお店のことを知ったような気になっていた私です。
何しろ、そこは私の生まれ育った地域ですから。
訪ねたことはなくても、様子は分かるのですね。
で、昨日土佐町に辿り着く前に、大田口カフェに立ち寄ったというわけです。
最近、けっこう人気のスポットになったようで、私が立ち寄った時にも先客が何組が食事をしていました。
私もせっかく福島からやって来たのですから、ご挨拶をして名刺とパンだよりをお渡しして、お近づきさしていただきました。
若い方の意欲溢れるお店とその活動ぶりは、ブログを除いていただきましょう。<参照>
それでねぇ・・・。
ぜひともメニューの写真は撮ろうと思っていたわけですが、オーナーさんとお喋りしているうちに忘れてしまい、ハッと気づいた時にはすでに食べ終えようとしていました。・・・・残念。
ま、「大田口カフェ」で検索すれば、こちらを訪ねた方々の絶賛の記事がいくつもヒットしますから、メニューの写真もご覧になれるはずです。
ピーターバラカンのコメントが刷り込まれたジャケット裏面
こちらはタイトルが入っている表側
ディスクのレーベル面、あれっ!どこかで見たことありますね。
高知新聞にほぼ一面使って紹介された藤島晃一
ご覧になりたい方は、食工房へご来店を。
さて、そのあとはいつも立ち寄る本山町の Mississippi へ。
もちろん店は開いていましたが、これもまた何時かと同じく絶妙なタイミングだったようです。
つい先日まで、連れ合いと一緒にUSAのMississippi に出かけていたというではありませんか。
今回の旅は、出来上がったDVD(昨年もちよっと触れています。<参照>)を携えて、そこに登場する人たち、つまり前回 Mississippi を旅した時に出会ったブルースマンたちに再会して、それを手渡すための旅だったと・・・。
その完成したDVDを1枚あずかって来ました。
会津でもプロモーションしたいと思って・・・。
早速近々に上映会をやりたいですね。そのつもりです。
このDVDが出来た経緯は、つい最近の高知新聞にも詳しく紹介されています。
それによると、この映像は元々は、NHK BSの番組「ピーター バラカン・音楽紀行」の中で放送するために、藤島君がピーターバラカンから依頼されて取材したものだったということ。
ところが、放送される前に番組自体が終了してしまったために、お蔵入りとなり、その後藤島君のもとに返されたという次第。(もちろんこの話は、すでに本人から聞かされてはいましたが。)
そこで藤島君は、これを全編ノーカットでところどころに字幕を挿入して、作品に仕上げたというわけ。
私は、編集中のそれをすでに一度見ています。
なかなのものです。
“Ya’ll Go Down South”とタイトルされたこのDVD、1枚3500円にて発売中です。
それから、FACEBOOKやっている人は、藤島晃一で検索を!
すごいサプライズがあるはず。
さてさて、あっという間の6日間。
明日の夜には、こちらを発たねばなりません。
親不孝・親孝行
交差点で
赤青黄色の意志を
あたえられた時間が
人間の行動を
コントロールしている
赤の時間は止め
青の時間は進め
黄色は赤青をファジィにつなぐ
十字路に立って
バスを待っていると
やがて人間は
三色の意志を持った時間に
すべての生活を
支配されるのではと
恐れを抱く
幸いなる神は
天国を時間の外におかれた
赤青黄非情にめぐり果てしなく時間鋭く十字路きざむ
家族乗る五月の車さざめきて頼もしき父ハンドル握る
帰りくる五月の車日の昏れに眠れる子供抱かれており
今日は、亡き父の墓に行ってきました。
母や妹はいつでも行けるので、今日は敢えて私一人で行きました。
墓地に居る間、しみじみと自分が何の親孝行も出来なかったことを思い出し、後悔の念に囚われました。
そして次の瞬間には、せめて今から出来る親孝行とは何だろうかと、思い当りました。
自分が親不孝だったと自覚すること、もはやそれしかないのですね。
まだしも良かったと思えるのは、6人の孫たち全員の顔を生きている間に見てもらえたことです。
私事で恐縮ですが、今日はどうしても父のことに触れたい私でした。