水道水の温度

暑さの話が続きます。
今日は、水道水の温度です。

水道水の温度と言うのは、井戸水のように一定しているわけではなく、夏と冬では全く違う温度です。
真冬には5℃だった水温が真夏には30℃を超えることもあります。

真冬の水道水は、顔を洗うのもちょっとした勇気がいりますが、真夏は温水プールと同じですから、水を被っても平気です。

これだけ水温が違うと、当然そのままでいいというわけには行きません。
今は、氷を使って水温を下げることを頻繁にやっています。

一例を申し上げると、粉の温度が32℃、酵母種の温度が27℃、室温32℃で、水温12℃でパン生地を捏ねると、仕上がり温度は27℃超くらいになります。

理想を言うなら、作業室にエアコンを入れて温度管理したいところです。
ただ、それをやるには猛烈なコストがかかります。

食工房の作業場の造作をやっている時、エアコン設置のことは当然頭の隅にありましたが、残念ながら予算を取ることは出来ませんでした。
ま、この暑さとは、この先もずっと付き合っていくことになります。

どの道、同じ品質のパンが焼ければいいということなので。

がんばります。

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