冬至の前後、冬の太陽は南の低い位置を移動して行きます。
一方、月は満月が近づくにつれ、真夏の太陽のように中天高く上って行きます。
北国では、早い時間に日が暮れたすぐ後を追いかけるように月が出て、夜更け方、雪に覆われた大地を明るく照らします。
色彩を失って、全てがモノトーンに青白く見える「月光白夜」、それは見る者の心を宇宙の彼方へと連れ去ります。
山暮らしをしている頃、私は幾度となく、真冬の夜半のその情景を目の当たりにしました。
ここ会津でも、運良く晴天なら見られるはずですが、雪国の冬の夜は曇っていることが多いので、滅多にお目にかかれません。
ところで、冬の北欧のそれも北極圏に行けば、24時間ずっと満月が地上を照らす、正真正銘の「月光白夜」が体験出来るはずですね。
北欧の冬も、ただ暗いばかりではないはずなんです。
さて、そんな雰囲気をそのまま音楽にしてしまったようなCDをご紹介しましょう。
今、うちの娘たちが、そして私も、すっかりはまってしまっています。
アルバムのタイトルは、Etsija(エツシヤ)、フィンランド語で、「求道者」と訳せます。
歌っているのは、フィンランドの人気歌姫4人組、Suden Aika(スデンアイカ)直訳すれば、「狼の時間」。※ただしこれには深い意味がありそう・・・。
私がいろいろ申し上げるのはこのくらいにして、Suden Aikaのホームページを紹介しておきます。 リンクは <こちら> 試聴も出来ます。写真がとても美しい!
おことわり
明日から2、3日、ブログを休みます。