日別アーカイブ: 2007年11月30日

酵母で実感する寒さ

今日は、穏やかな晴天のうちに一日が暮れました。
寒さも、それほどに思わず楽に過ごせましたが、実際には確実に寒くなっています。
先日、雪が降った日の前後の寒さで焼きが入ったと見えて、自分の体の方は寒さに順応しているのですが、酵母の醗酵やパン生地の醗酵がここ一週間遅れ気味でした。
温度計を使って細かく見て行くと、水道の水温、作業場の気温、それに伴う道具や機械類の温度など、全てが低くなっていました。
そして保温の際の立ち上がり時間も、少し前と比べても全然違って長くなっていることも分かりました。
こういうことは、人間の感覚だけでは見落としてしまう変化ですね。
何度も言いますが、酵母菌は本当に正直です。
明日はまたパン焼きの日で、今日から酵母の培養にかかっていますが、夏なら冷たい水で良いところ、40℃の温湯を使いなお且つ、容器ごと湯せんして温めながら粉を混ぜました。
そう、粉の温度もずっと低くなっているのです。
そうやって細かく対応したおかげで、今回はまた醗酵の勢いを回復したようです。
明日はパンの他に、シュトレンを36本焼きます。
いろいろ品切れ続出しています。
申しわけありません。

  パンだより印刷版、編集が遅れています。
まだ、明日あさっての内にというわけには行かなさそうです。
追ってまたお知らせいたします。

さて明日から12月です。
年末まで、風邪をひいたりしないよう、厳しく自己管理して仕事をこなさなくてはなりません。
健康法のこと、折を見てまた触れたいと思っています。
どなた様も、くれぐれも体調に気をつけてお過ごしください。