今夜はこれから、包丁の刃研ぎをやろうかなと思って、砥石を水に漬けたところです。
夜な夜な、ズイズイと包丁を研ぐのは山姥ですが、私のはそんな恐ろしいのじゃありません。
夕食の時、味噌汁にネギが入っていなかったので刻もうとしたら、買ったばかりなのにもう切れ味が落ちている菜っ切り包丁に、ついイラッと来てしまい、研がずにいられなくなっただけのこと。
あともう一本、いつの間にか錆が出かけていた柳刃に気がついて焦りました。
食工房で使う包丁は、いつでもビカビカ、スパスパに研ぎ上げていますが、台所の方は、忙しいとつい後回しになって、いつの間にか錆が回ってガッカリということが少なくないのです。
いっそのことステンレスにしておけばいいかと思ったこともあるのですが、やっぱり繊細な切れ味の鋼の和包丁の方が好みです。
研ぐのも楽ですし。
単純な私は、包丁の切れ味が良くなったら、次は料理をしたくなるはずです。
明日は定休日だし、何かやるでしょう・・・、きっと。