週末、休日の高速道路の利用料金が、1000円一律でどこまででも行ける制度が発効して、最初の利用のチャンスがこの連休でした。
正直な感想を言わせていただくなら、「何と馬鹿げた発想なんだ!」と取り合う気もしていませんでした。
休日に高速道路を利用してどこかに行くなんてことは、うちにはほとんど関係ないことですからね。
それにそもそも、ETCとやらも付けていないし、軽自動車のバンでは遠くに行く気にもなりません。(いや、一度高知まで往復したのでしたが、もう一度やる気はないので・・・。)
ところが、昨日千葉からいらしたご家族連れは、しっかりとこの計らいの恩恵に与かり、交通費を節約出来て上機嫌。
そのせいかどうか知りませんが、うちでいっぱいお買い物をしてくださいました。
確かに直接の恩恵は全く無いのですけれど、こういうのを波及効果と言うのでしょうかね。
多分、業種にもよるかも知れませんが、多少の間接的恩恵に与かった商売は、案外沢山あるのじゃないかと思います。
だからと言って、決して良い制度だと弁護するのではありませんよ・・・、念のため。
節約の仕方もいろいろで、同じく今朝早く千葉から到着した息子たち一家は、高速料金を浮かせるために全行程8時間、一般道を走行して来ました。
これも、たまたま彼がトラックドライバーで、運転もルート選びも心得ていたから出来たことで、一歳半の子どもを連れてこんな強行軍は、誰にでもお勧めするわけには行きません。
まあこのように、ものごとの善悪はそんなに簡単には論じられないということですね。
ただどうしてもこういう制度を作りたかったというのなら、本当に然るべきところに恩恵が分配されるよう、もっと真剣に議論を尽くしてからにしてもらいたかったと思うのは、私だけではないでしょう。
かくして連休半ばの今日、もう一人の息子が茨城から仙台経由で到着します。
彼の節約方法は、往路は友人の車で帰りは兄貴の車でと、なかなか上手い手を使っています。