こちら、ライ麦です。さすが、よく育っています。
小麦は、今一つ。雨が降るのを待っています。
今日は、夕方ちょっと時間の隙間を使って、沼ノ平の農家さん宅まで出かけて来ました。
小麦の原穀がなくなったので、またいただきに上がるのが主な用でしたが、ついでなので麦畑に回って見ました。
このところすっかり日が長くなったおかげで、夕日が差している麦畑は、なかなか良い眺めでした。
ただ、ここしばらく雨が降っていないので、成長は今一つです。
それでもライ麦は、さすがに痩せ地でも育つ作物だけあって、すでに50cmほどの丈になっています。
小麦の方はかなり出遅れた感じで、雨が降るのを待っているというところ。
とにかく作物は、お天気次第。
本当にこの後どうなるか、最後に収穫された麦粒を見るまでは、「まだまだわからん!」の台詞どおりです。
とにかくも、無事の収穫を祈るしかありません。
来年は、もっとずっと作付けを増やしていただくことになりそうです。
そして出来ることなら、この店の前の畑も小麦で覆いたい。
そうなったらどんなにいいだろうかと思う私です。
地産地消、自給自足、昔は当たり前だったことが、これからの新しい時代にマッチする生き方として、また注目されて来るに違いありません。
ここで出来たお米や麦で、おいしいご飯やパンが食べられて、それで健康に生きていけるとしたら、それこそがユートピア(理想郷)というものに違いありませんね。
どんなふうに展開して行くか分かりませんけど、パン屋としてやれるだけやって見ようと思っています。
風のいたずら
イタヤカエデの実ザヤです。
まだ中の実が熟していませんが、今日の強い風に煽られて落ちてしまったようです。
こんな形の実ザヤが、新緑の葉の数に負けないほど沢山ぶら下がっています。
秋になると、この羽根の付いた実がクルクル回りながら、パラシュートのようにゆっくりと地上に降りて来ます。