月別アーカイブ: 2011年7月

「平和まつり」にご来場感謝


節電ですね。会場の照明がずい分落とされていました。
冷房も弱めで、こちらは冷え過ぎることなくかえって快適。



本日のオールスタッフ



精一杯楽しい雰囲気づくりを目指しました。


昨日今日と、会津若松市内にて開催された、市民平和まつりに出店して来ました。
今年で4回目の参加です。
このイベントについては、もう何度も申し上げて来ましたので省略いたします。
過去記事もご覧いただければ幸いです。 <2008年> ・ <2009年> ・ <2010年>


今までは、我が国の過去の戦争、他所の国の現在の戦争がテーマになっていましたが、今年はそれに加えて現在進行形の福島原発の事故による放射能災害のことが大きなテーマになりました。


原発の事故が戦争か?と思われる方もいらっしゃるでしょうか。


実は私、当初からこれはある意味戦争だと思っていたと言うか、そう感じていました。


ある方は、福島を「油断するな!ここは戦場だ。」と言いました。
その通りかも知れません。


否、話が逸れてしまいましたが実は私、放射能のことは皆さん物凄く関心があるだろうと思っていたのです。


しかし平和まつりへの来場者は、多くはありませんでした。


・・・何が原因しているのでしょうか?


宣伝告知活動が不十分だったのかも知れません。
あるいは、企画内容に力が不足していたのか・・・。
はたまた、一般の方の関心が薄かったのか・・・。
いろいろあると思います。


それでも食工房のカフェには、関係者の方々が頻繁にコーヒーを飲みに来てくださり、パンや焼き菓子などを買ってくださいました。
本当に多くの方が、一年に一回の楽しみだと喜んでくださって、おかげさまで売り上げもそこそこ上がりました。
今年は、二日間で10万円余り。
この中から、20%を事務局に寄付させていただきます。


これが私の平和運動、来年は、もっと力を尽くしてご協力申し上げたいと思っています。


何はともあれ、会場に足を運んでくださいました方々に、この場を借りて私からも感謝を申し上げます。

ご来店ありがとうございました。

本日は、百姓市また食工房に、次々ご来店いただきました。
皆さまのご愛顧に、一同心から感謝を申し上げます。


 



食工房・スタッフ宮下&マヤ



あいかわ農園・板橋店長&アユミちゃん



ひぐらし農園・浅見さん&オオタ君


 



あいかわ農園が依頼した検査の結果が張り出されていました。


 


昨年に比べて、段違いに力を増した「百姓市」、今日はそんな感じがみなぎっていました。
板橋店長も、ひぐらし農園の浅見さんも、同じく手応えを感じていたと思います。
おかげさまで食工房も、当初目標の売り上げ達成が、決して夢ではないという気がいたしました。
今後も引き続き誠意の限りを尽くして頑張りますので、皆さまの応援どうぞよろしくお願いいたします。


 



かん高いアフリカの太鼓の音が響き渡りました。


今日はまた、はるばる二本松市から、アフリカンドラム・ジェンベの演奏グループが訪ねて来てくれました。
にぎやかなアフリカのリズムを聴いているうちに、つい私もたまらなくなり、飛び出して一緒に太鼓を叩かせてもらっていました。


人の気持ち(エネルギー)が集まるとどんなことが起こるか、沢山のイベントの経験の中で何度もそれを実感して来た私、今日は掛け値なしに「百姓市」がいい流れの中にあると感じました。


・・・で、来週は、食工房だけがお休みです。
来週末は、会津若松市内にて「市民平和まつり」に出店のため。
ご都合のつく方は、両方にお出でください。



詳しくは、<こちら>をご覧ください。

明日も百姓市、よろしくお願いします。


明日の日曜日、また「百姓市」を開催いたします。

当山都町の生産者が、農薬や化学肥料を使わずに育てた野菜を、生産者自ら直売いたします。

気になる放射能汚染に対しては、各生産者が自主検査を依頼しています。
今まで複数の作物について全て、検出限界以下(ND)です。<参照1> ・ <参照2>
※検出限界1Bq/kgおよび10Bq/kgの二通りの検査を依頼しています。


野菜の種類も、週毎に揃いつつあります。
どうぞお誘いあわせの上、ご来店ください。


食工房では、いつものようにパンと焼き菓子の販売に合わせて、自家焙煎コーヒーの無料サービスをいたします。
ホット、アイス、両方用意してお待ちしております。





真夏のカレーパーティー・開催決定!



昨年、大好評いただきました「真夏のカレーパーティー」、今年も開催する運びとなりました。
昨年と同じく、4人のカレー名人に自慢のカレーを出していただきます。
先ずは、ポスター画像をご覧ください。
それから、ご案内用チラシも<こちら>からご覧ください。
主催者、関係者一同、多くの方のご参加をお待ちしています。

電気、沢山使ってます・・・

電気を沢山使うのが、パン屋です。

一般家庭の3倍、5倍、否10倍ということもあるかも知れません。
だから、いい仕事をしたいと思っています。


原発が事故を起こしてみて分かりました。
電気を沢山使うのは、罪深いことでもあったのだなと。


だから、電気を沢山使ってする仕事は、完全に良心に基づいていなければならないのです。


電気代払っているんだから・・・なんて問題じゃないんです。
違います!お金でばかり物事を考えて来たから、こんな世界になっちゃったんです。


これからは、オーブンのスイッチを入れる度に、今までに増して心します。


明日もパン焼きです。


よろしく。

エコバッグ


食工房印のエコバッグを作ってみました。

と言ってもTシャツ同様、生成りのバッグにアイロン転写プリントしただけですが、気に入って使っていただける方に、1個390円で販売いたします。
サイズは、A4ワイド(315×355)です。
これも、連れ合いの資金稼ぎの一端です。

どうぞよろしくお願いいたします。

これ以外の絵をプリントすることも出来ます。
行く行くは、お好みのものをオーダーメイドでプリント出来るようにしたいと考えています。






  カネリプッラ(フィンランドのシナモンロール)とチーズパン・大好評!




カネリプッラ ・ チーズパン


おやつ・軽食向きですが、皆さん「おいしい!」と言ってくださいます。
造り手としても、「うれしい!」の一言です。
カネリプッラは、今日焼いた分が今日完売。
また土曜日にも焼きますので、よろしくお願いいたします。

パンを焼くだけ

明日は木曜日、いつものようにパンを焼きます。
いつものことがいつものように、でもいつまで続けられるか、いつもその背圧を感じながら仕事をしています。

本当は、パンを焼くだけで精いっぱいです。
これから生きている間ずっと、放射能の心配をしながらなんて、ご免被りたいです。


でも、子や孫たちのために、喜んでくださる方々のために、がんばります、がんばれます。
そんな幸せもあるのです。




真夏のカレーパーティー・計画中

近日、詳細発表・・・お楽しみに!

夕焼け


夏の夕焼けは、きれいと言うよりも、ちょっと不気味な気配です。


「夕焼け空が真っ赤っか トンビがくるりと輪をかいた・・・」
歌の文句にありましたっけ。


今日は夕方になって、いやに外が赤く見えるので出て見ると、一面真っ赤な夕焼け空でした。
そう言えば、台風が我が郷里の高知をかすめているようです。
ずっと遠くのここ東北では、何の嵐の気配もありませんが、実はこの夕焼けが前触れなのですね。


母がよく言っていましたが、昔の人は「夏の夕焼け、家をからげよ。秋の夕焼け、鎌を研げ。」と言い伝えたそうです。


つまり、夏に夕焼けが差した時は、嵐が近づいているので家をからげて備えをせよと、そして秋の夕焼けは晴天の前触れなので、鎌を研いで稲刈りの準備をしておけということなのですね。


明日明後日にかけて、東日本一帯に、我が福島県にも多少の影響があるでしょうか。
原発では、対策に大わらわだとか。

無策のツケ

先日の放射性セシウム汚染牛の話、今後まだまだ出て来るだろうとの指摘があちこちから出ていましたが、その通りになりました。
中でも、我が喜多方市内の畜産農家2軒から汚染が確認されたことは、私としてもかなりのショックです。
問題の稲藁の出所が何処なのか、まだ公開されていませんし、もし近隣だとしたら喜多方市内の土壌の汚染も軽微では済まないということになります。


遅れ馳せながら今後、行政は詳細な土壌のモニタリングをせざるを得ないでしょう。
それ自体は良いことですが、出て来た結果にどう向き合うのか、責任の所在は明らかになるのか、これまでの経過を見る限り、あまり大きな期待は出来ません。


いよいよ以て、自分の暮らしは自分で守るしかない、そんな気がします。


それにしても農家は大変です。
全てを土に依存しているのに、その土が損なわれたのでは、生きて行くこと自体が難しくなります。


もし農家が避難するとしたら、その時点で農業は止めるということです。
代わりの土地を得て農業を続けることは、頭で考えるほど簡単なことではありません。


無策のツケが、ますます被害を大きくしている、それが分からない政治家や役人どもに、有効な解決策が練れるわけがないと思います。


たった一度の大地震と津波で原発が壊れ、それによって我が福島県が失ったものがどれほど大きいか測り知れませんが、政治の無策によってまだまだ多くを失い続けている私たちは、この先一体どのようにして救われるのか、道筋は全く見えて来ません。


こんな話があります。


今回の牛騒ぎで、全頭検査が決まりました。
牛は、ちゃんと内部被曝を計ってもらえるのに、福島の子どもたちも大人も、未だに内部被曝の検査はありません。
これでは牛以下の扱いだと、各方面から怒りの声が噴出しています。


当然ですね。


もう一度言います。


誰が「さすけねぇ。」なんて言ったんだ!

この頃、長い一日

夏の東北は日照時間が長く、朝は4時にはもう明るく、日没後も7時半頃までは外で作業が出来ます。
このあたりの農家さんはほとんど兼業農家ですが、朝会社に出勤する前に畑で一仕事している方が多く、その働きぶりに感心させられています。
また、夕方帰って来てから畑に出ている方もいます。


私は、朝は他の仕事をするどころではありませんが、夕方は余力があれば草刈りなど外仕事をする時間があります。
何しろ、7時過ぎまで明るいのですから、草刈り機を使うのにも何の不自由もありません。


そこで、ここ3日間ばかり続けて、家のまわりの草刈りをしています。
とにかく雑草の伸びる勢いの凄いこと!
草茫々で何が具合が悪いの、とおっしゃる方もいるでしょうか?


草茫々では、第一湿気がこもって家が傷みます。
カビも生えます。
虫も湧きます。
とにかくいいことはありません。


きれいに刈り払って、カラッとさせておくのが一番です。


・・・と、分かってはいたのですが、毎年この草刈りが追い付きませんでした。
敷地が広いこともあるのですが、それ以上に完全に草の勢いに負けていました。


そこで今年は、心機一転で草刈りだ!と決心したのがつい先日。
やれば出来る!で、すでに1m以上にもなったジャングルを100坪余り、芝生のように刈り上げました。
敷地を全て一巡するのにどれくらいかかるか分かりませんが、多分一回りする頃には最初に刈ったところはまた刈らなくてはならないかも・・・です。


そんなわけで、毎日食工房で大汗かいて、そのあとまた草刈りで汗をかいて、そのあと冷水シャワーついでに風呂掃除をして、お湯を溜めるのが日課になりました。


いやはや、一日の長いこと、長いこと!


それでもまだ、畑は草茫々です。




  百姓市・ご来店御礼


本日よりいよいよ本番ということで、一同張り切ってお客さまのお出でをお待ちしておりました。

三々五々、遠くは郡山市からもお越しいただきました。

お天気にも恵まれ、先ずは上々のスタートでした。

この場を借りて、厚く御礼申し上げます。

そして、また来週の百姓市も、どうぞよろしくお願いいたします。