日別アーカイブ: 2011年11月29日

近代国家というのは、とんでもない構造になっているらしい

江戸時代が終わって「明治維新」と言われ、日本が近代国家を標榜するようになって、そろそろ150年にもなろうというところです。
世界にはいろいろな国がありますが、大別すれば共産主義国家、自由主義国家ということになるのでしょうか。

現在の我が日本は、言うまでもなく自由経済資本主義国家ですね。
そして一番進んだシステムかどうか知りませんが、そのように理解されている民主主義という社会機構を採用しています。


さて近代国家では、封建時代にありがちと言われた富の偏在や不正義は起こらないということになっていますが、実際はどうなのでしょう。


どうも、全く逆の事が起こっているような気がして仕方がありません。


いつの時代にも悪だくみをする輩はいるもので、そしてどのような社会システムでも悪用することは出来るのですね。
自由経済・民主主義が優れたシステムであれば尚のこと、悪用されれば弊害も大きいのだと思います。


皆さんご存じの通り、今世界ではグローバリズムが広まって、何事も世界規模で考え動く情勢にありますね。
そういう動きの中で、本来は世界中で共有されなくてはならないはずの利益が、強い国ばかりに集まる傾向がどうしてもあります。


その結果、例えばアフリカの最も貧しい人とアメリカの大富豪とでは、天文学的数値と言えるほどの比率の富の格差が生じています。


もうすでに明らかになっていることですが、貧富の格差は、近代国家の方がむしろ大きいのです。
何故なんでしょうね?


早い話し、裏があるということなんでしょう。


私は、一小市民ですから、政治や経済の中枢がどうなっているかなんて想像も付きませんが、どうやらこの日本の国の中と言うか裏側も、とんでもない構造になっているらしい・・・。

全く雲を掴むような話でしかありませんが、一つ私がこの頃実感していることは、何と言うかこの国にはいつの間にか身分制度のようなものが出来ているのじゃないか。
そしてそれが次第に固定化しつつあるような気がします。
封建時代と変わらないか、それ以上に厳しいかも知れない。


ひょっとすると、それをもう覆せないかも知れない。


そんな中で起こった大震災や原発の爆発は、今の社会の真実を垣間見せてくれているような気がします。


だからこそ、ここで考えなくては。
馬鹿ではいられません。



金より大事なものは・・・、命ですよね。

でも命より大事なものは・・・、それが「愛」ですよ。

「愛」があるから、命が生まれ、育まれ、長らえることも出来るんです。

そして「愛」から全てが始まれば、金もきれいになるんです。



取り戻せるでしょうか?
否、取り戻さなくては!



いまネットで拡散中のこの歌を、貴方もぜひ聴いてください。


 







「真実は死んだ」 青木真知子画



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