本日より、新着記事は<こちら> にてご覧いただけます。どうぞよろしくお願いいたします。
月別アーカイブ: 2013年3月
福寿草咲く
今日初めて、我が家の庭の福寿草が咲きました。
この冬は特別雪が多かったせいで、咲き出しは例年より二週間以上遅くなっています。
今日は、大分前から地面が覗いていた大イチョウの木の下に、わずかに一株だけ開花しているのを発見。
周りにも蕾の状態の株がいくつか・・・。
しかし辺りは、まだまだ雪の下です。
私は、この福寿草と雪が同時に見える風景が、とても好きです。
福寿草の咲く頃というのは、他に色彩のあるものは無く、地面は枯れ葉色一色ですから、意外に殺風景なのです。
それが雪が残っていると、それを背景に福寿草の黄色が一段と映えるのですね。
今は一株だけですが、これからどんどん勢いづいて来ることでしょう。
雪も残っていると思いますから、いい眺めになりそうです。
そうそう!福寿草祭りで知られる沼ノ平地区では、日当たりの良い斜面一面に福寿草が咲いていたと、知り合いの方が報告してくれました。
今日はお天気も良かったし、最高の眺めを堪能されたことでしょう。
山都町へ、福寿草を見にいらっしゃいませんか。
そしてお帰りに、食工房にお立ち寄りいただければ、この上なき幸せ。
どうぞよろしくお願いいたします。
明日もまたパンを焼いて、ご来店をお待ちいたしております。
ブログ開設・6周年 最後のごあいさつ
6年前の今日、3月27日に「飯豊の空の下から・・・」を書き始めて、長かったような短かったような・・・。
しかし、とても充実した6年間でした。
「飯豊の空の下から・・・」というタイトルが、自分でもとても気に入っていました。
ま、それはそれとして、諸般の事情から、当サイトの更新を本日をもって終了いたします。
全く同じ流れでそのまま、新・「飯豊の空の下から・・・」 に移行いたします。
皆さまには、引き続きご覧いただければ大変ありがたいと存じます。
なお、当サイトもこのまま残しておきます。
新着記事の中で、引用することもあるはずですので・・・。
過去記事をご覧になりたい時は、いつでもお訪ねください。
またごく稀に、番外記事を更新することがあるかも知れません。
半年くらい経って、気になることがあったら、覗いてみてください。
もちろん何もないかもですが。
ではでは、最後に今一度、ありがとうございました。
今日は、ラーメン屋さんごっこ
会津喜多方と言えば、ラーメン!ですね。
市内に、行列が出来る店が何軒もあるのですが、私はまだ一度も食べに行ったことがありません。
行くのはいつも、一番安上がりな○○苑。
それより、自分で作って食べるのが、何より楽しみなのです。
今日は、否今日も、「ラーメン屋さんごっこ」と冗談を言いつつ、半分本気でラーメンをつくりました。
本日の目玉は、下の娘が手造りしたチャーシュー。
ラーメンスープは、鶏ガラと野菜で造っておいたスープストックに、昆布と混合削り節で取ったダシを合わせ、酒と塩と醤油で味付けします。
今日は、それにプラス中華調味料「味覇(ウェイパー)」を使ってみました。
具材は、他に味付けメンマ、わかめ、そして白菜とモヤシ炒め、ネギとにんにくおろしも忘れませんよ。
麺は、喜多方市内どこのスーパーでも、生めんが何種類も売られていますので、それを使いました。
生協のものが、一番安上がりで品質も悪くないので、専らそれを使っています。
今日は食工房が休みなので、空いている作業場がラーメン屋さんに衣替えです。
火力の強い業務用のガスコンロが使えるので、野菜炒めも麺ゆでも楽勝です。
最後にどんぶりに盛り付けるまで、皆で手分けして伸びないうちに食卓に運んで、そそくさと「いただきます!」して、顔に湯気を浴びながらすすり込むラーメンのうまいこと!
まあでも、ラーメン屋さんになる気はありません。
これは、いいリクレーションなのです。
明日はまた、パン種の仕込みに、やる気満々です。
ホッと一息
食工房の営業一週間が終わり、明日は定休日です。
今日は、急なご注文に対応してスコーンを一回戦焼いてから、予定の仕事にかかりました。
ジンジャークッキーとアプリコットケーキ。
ジンジャークッキーは、細かい型抜き作業が沢山あるので、3人がかりで2時間以上かけてやっています。
もうお気づきの方がいらっしゃるかも知れませんが、ウサギちゃんの型で抜いたのが新たに仲間に加わっています。
やっぱり、ただ四角に切ったのだけではさみしいですから。
ジンジャークッキー、楽しい!と喜んでくださる方も少なくないのです。
その後アプリコットケーキを焼いて、それから時間いっぱい悪豆拾いを。
さすがに少しくたびれました。
今夜は、オンデマンドで「八重の桜」を見ながら、お茶の時間ですかね・・・。
ではでは。
文旦ピール・使います。
この季節になると、文旦ピールのつくり方を書いた記事に、アクセスが多くなります。
文旦の皮は、柑橘類の中でも特別香りが良いので、この香りが生きているピールを、いかにして造るかが食工房のこだわりです。
そこらへんはすでにうまく行っていますので、今日は、実際に使っているところをご覧に入れましょう。
完成品のピールは、シロップに漬かった状態で、レトルト包装して保存しています。
使う分を取り出したら、濡れたままサイの目(ダイス)切りにします。
良く切れる包丁で、切り口を潰さないようにするのが、見た目を美しくするためのコツです。
例えばケーキに焼いた時、生地の中にクズが散らばらず、クッキリとした切り口を見せてくれます。
アプリコットケーキ、ブラウニー・・・、思い浮かべていただければ、お分かりになると思います。
市販品のオレンジピールなどは、加工する前に機械でダイス切りしていますので、切り口はきれいじゃないし、大きさも不揃いです。
やはり自家製する以外、選択肢はありません。
この辺も、食工房のこだわりです。
明日は、アプリコットケーキを焼く予定で、今日から材料の準備をしているのです。
文旦ピールいい香りが、作業場に満ち溢れています。
去年の今頃
ちょうど一年前、我が食工房のホームページの引っ越しで、いろいろとトラぶっていたのですね。
その後すべて解決済みですが、あの時は、ドメインだのネームサーバーだのと、ずい分勉強させられました。
結局、新しいホームページを0から作り直したのですね。
これには、スタッフのMさんの技能が無ければ、到底実現しないところでした。
ここでも、ずい分勉強させられましたよ・・・、私。
一年経って、まだまだ仕上がっていないホームページですが、これからはもう少し進みが早くなると思います。
下の娘が、Mさんの手ほどきを受けて、htmlとcssの勉強を始めたのです。
そして私も、それが刺激になって、またやる気になっていますので。
で、今年はもう一つ、ブログです。
ご存知のように、先日から別ブログ“Shokuko Space”を動かしています。
「飯豊の空の下から・・・」が、アクセスに時間がかかることが多いと言うのが一番の理由ですが、それだけではないのです。
ホームページもブログも、私にとっては自己表現の部分が濃厚なので、ページの体裁と言うか、見え方がとても重要です。
文字が読めて、必要な情報が伝わればそれで良しと言うわけには行かないのです。
インターネットでの表現は、ブラウザや開いているウィンドウの大きさに影響されて、必ずしも同じに見えないことは分かっているのですが、それでもページの横幅が100%表示される状態で、私の狙ったようなレイアウトで、フォントの大きさや色、画像の表示などが好みに合っていることが必要条件です。
そこで最終的にやろうとしていることは、ホームページを開設しているサーバーにブログアプリケーション・Wordpress をインストールして、ブログのスタイルシートを編集し直すことです。
※専門的な話になって、すみません。
やっぱり、そうなってしまうのですね。
半分病気は分かっているのですが・・・。
ただし、これにはMさんの協力が必要だし、第一本業の合間にやることですから、時間がかかります。
当面、「飯豊の空の下から・・・」は、開設6周年を迎える3月27日を以て更新を終了し、新しい記事は“Shokuko Space”でご覧いただくようにするつもりです。
いろいろ混乱させる向きもあるかも知れませんが、どうぞご了解のほどよろしくお願いいたします。
それから、わが連れ合いのブログサイト「ドコノモリ」も、手を入れています。
近々(ひょっとすると今夜中に・・・)、約1年半ぶりに新着記事もご覧いただく予定です。
<こちら>からお入りください。
膝・腰・肩・首
私たちの体に何個関節があるか詳しくは知りませんが、その中でタイトルに掲げた四つは、特別重要だと思っています。
還暦を過ぎて、運動能力が落ちて行くのを、もうはっきりと自覚出来ます。
うんと努力して、やっと現状維持です。
例えば、作業台の前でずっと立ちっ放しで作業を続けていると、膝が固まってしまうのが分かります。
何か物を取り落して拾い上げる時など、ついそのまま上半身だけ倒して、手先を伸ばしています。
膝を曲げて、腰を落とすのが基本なのですが、それが億劫なのですね。
そしてまた大方手先の仕事なので、集中すると首は下の方に向けたまま、肩もあまり動かさず、と言う状態になります。
こういう状態が習慣になると、あのぎっくり腰をやってしまう恐れがあるのですね。
私は、その辺を頭で考えて、時々思い出しては、わざわざ大げさな動作をして関節と筋肉を使うようにしています。
幸いなことに、まだ今のところ腰を傷めたことはありません。
と言うか、細身なので最初から無理しないだけなのですが。
それにしても、老化は膝からと言いますが、本当ですね。
そして背中ですね。
私は、若い時から猫背で、背筋力が弱いのです。
背すじが曲がると、首や肩の位置が悪くなって、肩や首筋のこりを誘います。
首と肩が固まると、腕も上がらなくなりますね。
年取って益々背中が曲がって酷いことにならないうちに、一生懸命背筋を伸ばすように気を付けています。
両腕を伸ばしたまま高く上げて、頭の上で合掌出来るか、時々試しています。
40代後半と50代前半の一時期、左右の腕がそれぞれ上がらなくなったことがあり、以来危機感を以て体操をしているのです。
おかげで60代の今の方が、かえって腕は上がります。
肩こりも、ほとんど気にならなくて助かっています。
とにかく一つしかない体、動くうちは動かし続けることで、健康を維持出来ると思っています。
あとは食べ物のこと、あるのですが、また別な機会に。
土が見えた
今日は、時折雪も舞う寒い一日でしたが、配達に出かけた折、田や畑の畔が見えていることに気が付きました。
そして場所によっては、圃場全体も雪が消えて地面が露出しているところがあり、いよいよこれで大地もエンジンがかかるのだなと思った次第。
途中車を止めて眺めると、もう青々と草が生えているところがあるのですね。
ということは、植物たちは何も雪が完全に無くなるまで待っているわけではない。
ある程度積雪が薄くなって、たとえ弱くても光が届きさえすれば、もう雪の下で活動を開始するということなのですね。
木の芽も、とっくに膨らみ始めています。
季節は確実に進んでいるよ!と知らされたような気がしました。
本日の食工房
パン焼きは、上々。
酵母の調子が絶好調です。
しかも安定しています。
もっともっと多くの方に召し上がっていただきたいと思っています。
どうぞよろしく。
ブログ・その後
現在、この「飯豊の空の下から・・・」と “Shokuko Space” の両方に同じ記事を上げています。
同じと言っても、厳密には別物です。
それぞれの編集ツールのインターフェイスが違うので、ねらい通りに表示させるためには、細かいところはそれぞれ違う設定をしなくてはなりません。
単純にコピー・ペーストしているわけではないのですよ。
まあ、その辺が面白いと言えば面白いのです。
どっちが優れているとは、一概に言えませんが、それぞれに一長一短ありますね。
技術、道具・・・、皆そのようなものです。
さらに別なブログサイトを試せば、もっとずっと気に入る機能を備えたものに巡り合うかも知れませんが、全部試して見るわけにも行きません。
ほどほどにしておかないと、最後には自分でブログアプリケーションを作るしかなくなりますから・・・。
これもまた、食工房病でしょうか!?
結局、仕事していたような・・・
昨日と今日は店の定休日です。
元々、二日間休めるとは思っていませんが、火曜日一日くらいは完全休養したいのですね。
ところが、何かしら用事が出来たり、暇になればなったで、こんな時しかやる時がない!と思うような用事を思い出し、結局半分仕事のようなことをして過ごしてしまいます。
昨日は、パソコンの勉強みたいなことをして、一日の半分が過ぎてしまいました。
今日はもうコーヒー焙煎でしたから、その後一件納品にも出かけましたので、まあ何やかやと暇ということはなかったのですね。
例えば本を読むってことが、ここ十年くらい出来ていません。
以前は年に数冊は読んでいたと思いますが、この十年間では一冊か二冊くらいしか記憶がありません。
だからと言って、不満だと言うのでもありませんが・・・。
今は、この状況に半分仕方ないと思いつつ、もう半分は納得して満足している私です。
明日はまた、朝早くからパン焼きです。
おっと!早く寝なくては・・・。
雪融け進む
雪の山が融けて、奇妙な形のオブジェが出現
集落の中を流れる一ノ戸川も増水しています。
泥濁りは、上流域のあちこちで雪崩が起こった証拠。
2月には、屋根上1m以上の厚みがあり、その重みに耐えかねて歪んでしまった小屋。
立っているものの周りは必ず先に融けます。
道祖神か一里塚・・・
除雪車に押されて折れてしまったか?
一旦停止の標識
今シーズンは、湿った重い雪質だったため、
そこらじゅうで木の枝が折れているのを見かけます。
百姓市の小屋です。
やはり、冬は何も出来ません。
夏の頃とは全く違う風景ですね。
手前の部分は、除雪車が除雪してくれています。
店の前の雪の山も、すっかり低くなって残っているのはわずか。
こちらは、店の前2月23日の様子
看板が埋もれています!
昨日から今朝にかけて、断続的に雨が降りました。
気温も高めで、夜間の冷え込みも無かったせいか、雪融けが一段と進んだようです。
近くの川も増水しており、しかも泥濁りでした。
これは、上流域のあちこちで雪崩が起こり、表土ごと川に向かって崩落したものと思われます。
それが証拠に、初夏の頃奥山を訪ねると、川沿いに崖崩れのような雪崩の痕を多数見かけます。
この冬は、地元の人でも初めてというくらいの豪雪でしたから、これから先ずっと秋になるまで、川は雪解け水で豊かな水量を維持し続けることでしょう。
これが、会津の農業を支え豊かな稔をもたらす源であることは、言わずとも誰もが承知していることです。
素晴らしい地の利だと思います。
一方、この雪で樹木が痛めつけられた痕も、沢山見かけます。
しかしこれも考えようで、枯れた枝や病気や虫食いで弱くなった部分が取り除かれるわけですから、そこに日が差しこみ風が入ることによって、残った木はかえって元気になるのですね。
雪崩で、立木ごと地表が損なわれることも、生態系が多様化することに一役買っていると、何かの資料で見聞したことがあります。
自然の計らいに間違いはないのですね。
それにしても、こうして雪が消えると、あの2月の雪の山が本当にあったのだろうかと思ってしまいます。
これで畑や田んぼの土が見えだしたら、あとは一気に爆発したように季節が進みます。
今はまだモノトーンの風景も、福寿草から梅桃桜まで、わずか1ヶ月余りの間に次々と花を咲かせ色づいて来ます。
その次は、あのまるで燃えているように見える新緑の季節です。
そうか・・・、「萌え」は「燃え」に通じるのですね。
ぜひぜひ、会津にお出でください!