山都町内千咲原地区の農家、渡辺さんにお願いしていたライ麦原穀が、放射能検査を終えて昨日入荷しました。
選別もほぼ良好で、明日手選別で最終チェックをして全粒粉に挽きます。
これで焼くプンパニッケルがどんな出来になるのか気になるところですが、実はまだ北海道産のライ麦を使い切っていないのと、ザワータイクはまだ当分の間、北海道のライ麦のものが混ざった状態が続きますので、評価はしばらく先のことになります。
でも、今週から千咲原産ライ麦が混ざります。
どんな風味になるのか、結果を見るまでは、大いに楽しみでありまた不安でもあります。
さてあともう一つ、北海道産の小麦粉を使います。
「ゆめちから」という新品種です。
北海道産の小麦粉は、「はるゆたか」が有名で製パン適性も良く風味も申し分なく、食工房でも一時使用していたことがあるのですが、北海道からの運賃が高くてとても継続出来ませんでした。
今回、新潟の業者さんが「ゆめちから」という新品種の小麦粉を直接届けてくれると言う商談があり、サンプルをいただいて試作を繰り返して検討した結果、はるゆたか以上のパフォーマンスがあるとの結論に至りました。
価格も内地産とほぼ同程度ということで、早速取り寄せてこれまでの「ゆきちから」に代えて使って行くことにしました。
これから秋に向かって、北海道産の小麦粉も加えて、意欲的にパンに取り組んで行く所存です。
そうそう!小麦全粒粉100%のパンの開発も計画しています。
プンパニッケルとはまた全然趣の違う、全粒粉100%のパンが出来るはずです。
どうぞお楽しみにしていてください。
そしてまだまだ次々新企画を練っています。
乞うご期待!