月別アーカイブ: 2016年1月

コーヒー豆入荷

今日までに、ボリビア産、コロンビア産、エチオピア産のコーヒー豆が、新たに入荷しました。
★ボリビア リオ・コリ農園産 ティピカ ウォッシュド
★コロンビア スィート&フラワーズ イエローブルボン・カツーラ・ムンドノーボ ウォッシュド
★エチオピア モカ・イルガチェフェG1 ナチュラル
以上3銘柄
今週中に焙煎して売り出します。
そして、ブレンドの役どころも揃いましたので、食工房おいしいブレンドを復活します。
ご期待ください。

コーヒー豆のアウトレット品販売

今までなら、売れ残っても自分たちで消費して、それでちょうどいいくらいでした。
しかし今度からはそうは行きません。
種類も増えましたし、販売も拡大するつもりですから、売れ残りもそれなりに多くなります。
焙煎後一週間を目途に、それ以後の売れ残りをアウトレット品として割り引き販売しますので、用向きに応じてご利用ください。
20%または50%OFFにて販売いたします。


食工房の自家焙煎コーヒー


食工房の自家焙煎コーヒー

画像クリックで拡大画像が開きます。

この子達の幸せのために

食工房の自家焙煎コーヒー

マラウイ ミスク チノンゴ村の子どもたち


食工房の自家焙煎コーヒー

エチオピア イルガチェフェ ナチュラルプロセス風景


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今日は大方一日、コーヒーのプロモーションのための画像編集やテキストの編集をして、ラベルや価格表、また商品紹介のパンフレット、webページなどを作成していました。

コーヒー豆の出荷元のホームページに公開されている生産国各地の写真を見ていると、どこの国々もどちらかと言えば貧しい国が多いのですが、子どもたちの表情はとても純粋です。
日本にも、昔はこんな表情の子どもたちがいたのだった・・・と、複雑な気持ちになります。
若い女性たちも、いわゆるスレていなくて清々しい。

一方、この人たちの生活の如何は、コーヒーの売り上げにかかっているのですね。

フェアトレードと言う言葉、聞いたことがありますか。
公正貿易と訳せば良いのでしょうか?
経済格差と資金力を武器に、相場を操作し安く買い叩く巨大多国籍企業に、いいように牛耳られて来た生産者たちを守るために、正当な報酬が得られる価格を保証する取り引き、それがフェアトレードと呼ばれます。

食工房に入荷して来るコーヒー豆の大半は、フェアトレードで輸入されるものです。
価格は安くありませんが、それは現地の人たちに正当な報酬を差し上げるための当然の価格です。

おいしいコーヒーを飲んで国際貢献が出来る、それもフェアトレードのいいところです。
これからは、コーヒーを召し上がる時は、どうぞこの子達の顔を思いだしてくださいね。

一日、一日が過ぎて行きます

時間が経つのが速いと感じることに変わりはありませんが、今年は何かが違います。
そうです!今年は食工房のオリジナルカレンダーがあるので、それを眺めて今日はどうなってたのかな?と確認して、ちゃんと予定通りに一日が終わったかどうか、ふり返るということをしています。

明日は定休日で、ちょっと一休みで朝寝か昼寝か・・・?
でも、天気予報では明日は大雪と言っていますから、除雪で汗を流すことになるかも知れません。
別にカレンダーに合わせて行動しようなんて思っているわけではありませんが、予定通りでも予定通りじゃなくても、何だか面白いのですね。
作った自分たちが多分一番楽しんでいる、食工房オリジナルカレンダーかも知れません。

さて、明日と明後日は定休日で休業、その間にコーヒー豆が入荷して来ます。
ボリビアのリオコリとコロンビアのスィート&フラワーズ、そしてエチオピアのイルガチェフェ・ナチュラルの3銘柄です。
届きしだい焙煎して、売り出しです。
どうぞお楽しみに。
「食工房おいしいブレンド」も復活出来ると思います。

一方、エクアドル産ビルカバンバは、販売終了です。
ちょっと私の好みに合わなかったという理由で・・・。
ご了承ください。

パンにもお菓子にもそしてコーヒーにも、命をかけてます。

ブラック企業

近頃、ブラック企業という言葉をよく聞きます。
そんな会社に就職してしまったら、たまったものではありません。
しかし、沢山あるらしいですね。ブラック企業というのは・・・。

ところで、食工房の仕事は・・・、これはもう完全にブラック企業的です。
個人企業の経営者は、はっきり言ってOFFの時間なんてありません。
寝ても覚めても、いつもスタンバイです。

否、それが嫌だと言うのではありませんよ!念のため。
私の場合は、それでOK。
ちゃんといくらかの楽しみも交えていますから。
家族の皆も、納得合意の上で協力してもらっています。

では、それだけ働いてさぞかし儲かっているはずですが、実際のところどうでしょう。
そう思うようには行きません。
それは私の経営者としての能力に、何か欠けたところがあるからかも知れません。
まあそこそこ自覚はしております。

願わくは、連れ合いはまだしもいいとして、二人の娘たちだけにはまともな給料を払ってやりたい・・・、それが目下のところ一番の課題です。

だからこの頃、冗談半分を承知で言うのです。
「覚悟しておいてね。食工房は、ブラック企業だからね。」と。

見た目も大切・・・

堅焼き黒パン

堅焼き黒パン・大(620円)と1/2カット(320円)


堅焼き黒パン

皮の厚みを増すため、二度焼きしています。
低温でじっくり焼くので、皮もそれほど焦げません。
そして麦芽の香ばしさがたまりません。


堅焼き黒パン

ライ麦全粒粉33%入りです。
外側はパリッと中はサクッと、パン好きにはたまらない心地良い食感です。

このところパンが、見た目も美しく焼き上がることが多くなっています。
酵母の状態がいいこと、釜入れのタイミングを外さないよう、細心の注意を払っていることなどが功を奏しているのだと思っています。

そして見た目の良さと風味の良さが一致しています。
ここが一番重要なところです。

特に今日は、看板商品の堅焼き黒パンが、歓声を上げたくなるくらいの出来でした。
娘たちと「これを買った人は得だよね!」と頷き合ったことでした。

昨年の夏、酵母の調子がおかしくなって大メンテナンスをして以来、その後はずっと安定していい調子です。
かえって良い計らいになったと、あのトラブルをありがたく思っているくらいです。

今日の出来なら、ライ麦を作ってくださっている渡辺さんにも恥ずかしくないと、自信が持てるというもの。
これが毎週当たり前になるよう、なお一層気を引き締めてパン焼きを続けます。

他所のパンを食べて、勉強

時々、他所のつまり他店のパンを購入試食して、食工房のパンと比較しながら勉強をしています。
先日は、連れ合いが実家に出かけた折に購入して来たパンを数種類、試食することが出来ました。

茨城県つくば市にある、行列が出来る人気の有名どころのパン3種類と東京新宿高島屋デパート地下食品売り場の有名ベーカリーのパン2種類です。

いずれもライ麦全粒粉や小麦全粒粉が配合された個性的なパンでしたが、すべてのパンに共通して感じたのは、塩っぱい!味だったということです。
他の項目や特色を云々する以前に、この塩味の濃さが気になって、おいしく食べることが出来ませんでした。

私たちの好みが薄味過ぎるのか・・・、それとも何か意図があって塩味を強くしているのか・・・、どうにもこうにも理解に苦しみます。
どのパンも、いわゆる食事パンでしたから、取り合わせる惣菜も想定されていると思います。
だったら何故、こんなに塩味が必要なんだろう・・・?

パン生地をこねる時、塩分を強くするほどグルテンの粘りが強くなるので、食感上の都合で塩分を強くしているのか・・・?
それにしても何だかなァ・・・。

食工房のパンは、決して惣菜の味を損ないませんよ!
その点は、ものすごく良く考えて配慮してますから。

あと、素材の中心の小麦粉はどこのどんな粉を使っているのか・・・。
それも情報がありません。
それと言うのも、連れ合いは一口食べるなり、粉が不味い!と一言。
うーん・・・。
渡辺農園のライ麦も大江農園の南部小麦も、とてもいい風味を出してますからねぇ。

どうも・・・、結局手前味噌になってしまいましたが、食工房のパンを、どうぞ他所のパンと食べ比べてみてください。
材料の良さだけでも、きっとお分かりいただけると思います。

明日の準備で・・・

明日は、ご注文が重なって、大量のスコーン焼きになります。
食工房の一日の製造能力の、多分、限界を試すことになります。

焼き上げた後の包装と荷造りも大変なので、段ボール箱の中に入れる仕切りを作る作業を先ほどまでやっていました。

全く、こうした細々とした、製品作りとは直接関係のない雑用に、結構時間を費やさねばなりません。
大企業なら、箱もその他全て新しいものを外注してまかなうのでしょうが、個人企業の生産量ではリサイクル段ボール箱を利用し、必要な仕切りなどは自分で切り刻んで作るしかありません。
輸送中に荷ズレしないよう、梱包にはなかなか気を使います。

かくして、今日も朝は3時から、そして先ほどまで残業です。
ま、これも自分で選んだ道ですが。

もちろん、深煎りも悪くない!

食工房の自家焙煎コーヒー

マラウイ・ビフィヤヒルズ農協 カンガ村産/フルシティーロースト
500円/100g


食工房の自家焙煎コーヒー

エクアドル ビルカバンバ/フルシティーロースト
500円/100g


食工房の自家焙煎コーヒー

マラウイ・ミスク農協 チャニア村産/フレンチロースト
550円/100g

ここしばらく、皆さまにはミディアムローストあるいはやや浅い煎り加減のコーヒーをお勧めして来ました。
世の中では、コーヒーのサードウエイブ到来!と、それまでの深煎り志向から浅煎りへと志向が変わりつつあります。
そんな流行り廃りに流されたわけではありません。

前にも申し上げたと思いますが、浅煎りの方が生豆の素性がより顕著に反映されるので、それだけ生豆の選定がシビアになります。
どちらかと言うと深煎りはごまかしが効く、とも申し上げました。

しかし、やはり素性の良い豆は、浅煎りでも深煎りでもいい味を出すことに違いはありません。
食工房は、焙煎を始めた当初は、深煎り志向でした。
私も、そして多くのお客さまも、酸味がない方が好みに合っていました。
七輪に炭火を起こして、金ザルで焙煎していた時も、二はぜが終了するまでしっかりと焼き込んでいたものです。

今思い出しても、あの頃のコーヒーもおいしかった・・・。

ここに来て、またいろいろと勉強していますが、生豆の特質に合った焙煎という考え方もあるのですね。

浅煎りコーヒーのフルーティーな酸味も、もちろんいいのですが、強烈なロースト香の深煎りコーヒーもまたいいものです。
これからは両方揃えて、皆さまのお好みに合わせてお勧めして行こうと思っています。
今週は、深煎りコーヒーの試飲もあり、かも知れませんよ。

さて、明日からしばらく寒い日が続くようです。
雪も降るようです。
雪の中、押してご来店ください。
ポイント2倍です。

レーズンのはなし

レーズン、つまり干しぶどうのことですが、パン・菓子屋にとっては欠かすことの出来ない素材です。
たいていどこのパン屋だって、レーズンの入ったパンは定番品に入っています。
お菓子だってレーズンを使うものは、実に沢山あります。

それほど愛されているレーズンですが、世の中にはレーズンが苦手、レーズンの入っているパンもお菓子も食べられない・・・という方が、結構な数いらっしゃるのですね。

ええっ、どうして・・・?と、私などは思うわけですが、一方、市中に出回っているレーズンのことを思うと、あるいはそうかも・・・と思うことがあります。

食工房が使っているレーズンは、オーガニックレーズンと言って、無農薬有機肥料で生産され、天日乾燥で仕上げた後は何も加工処理をせずに出荷されます。

一方市販品でよくあるのは、乾燥後レーズンが固まってしまわないよう、表面にオイルコーティングを施すことです。
これにより、いつまで経っても粒同士がくっ付くことがなくサラサラとした状態保ちます。
取り扱い上は都合が良いのでしょうが、油分がまとわりついているのは、何と言ったって食感が良くないし、味も良くないのです。
また油は酸化しやすいので、酸化防止剤などの添加物も使用されているかも知れません。
これらは、確実に風味を悪くする原因です。
そんなレーズンを食べてレーズン嫌いになったのだとしたら、お気の毒なことこの上ありません。

否、それが、家の孫の一人がその「レーズン苦手」で、人事ではありませんでした。
年末のシュトレンも、警戒して手を出そうとしません。
何しろ中身はレーズンがみっちり詰まっていますからね。
でも、是非にとすすめて、やっと一口食べてもらうことが出来ました。
そうしたら、「おいしい!」と言って、そこから先はスムーズに手が出てくるではありませんか。
やっぱりなー・・・、と思いました。

またある別なお客さまも、お振る舞いのシュトレンを、「私、本当はレーズンは食べられないんですけど、これはとてもおいしいです。」と言って、パクパクお口に運んでいました。

そうなんですよね・・・。
違うんですよ。
同じレーズンにあって、決して同じではない!のですね。

ちなみに、食工房で使っているレーズンは、カリフォルニア産オーガニック・レーズン(赤黒い色)とトルコ産オーガニック・サルタナレーズン(黄緑色)です。
たいてい粒同士がくっ付いて固まっていますので、使う前にぬるま湯をかけてバラバラにもみほぐします。
ザルに上げて水切りすると同時に若干水分を吸わせて、食感を良くすることが出来ます。

さて、いかがでしょう?
たかがレーズンと言えど奥が深いと言うこと、お分かりいただけましたでしょうか。

今度から、レーズンの入っているメニューをお求めの際は、これらのことをちょっと思い出していただければ幸いです。

寒中、ご来店御礼

今日は、冷たい西よりの風が吹き付ける寒い一日でした。
曇り時々雪、また時々日差しもありと言った目まぐるしい空模様でしたが、お寒い中お近くからまた遠くからご来店を賜りました。
皆さんにコーヒーを試飲していただきながら、忙しい時間が過ぎて行きました。

そして最後にいらしたお客さま、店の中がコーヒーの香りでいっぱいだと仰います。
自分では全く気がついていませんでしたが、外から入って来るとそうなんだ・・・と、妙にうれしく思った次第。

コーヒーの香りって、いいにおいの多分一番なんじゃないでしょうか。
何と言ったって、気分が良くなりますものね。
そのせいでパンやお菓子もよく売れたのかも知れない・・・と、ふっとそんなことを思いました。

食工房の営業の一週間最後の日の今日、おかげさまで売れ残りはほとんどありません。
まことにまことに、ありがたいことです。
ご来店の皆さまには、改めて今一度御礼申し上げます。

明日と明後日は、定休日です。
お間違えのございませんように。


食工房の自家焙煎コーヒー豆・特長と価格の一覧表

食工房の自家焙煎コーヒー

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