ロシアによるウクライナへの侵略戦争を見て、いったい何故?どうして?と理解不能に陥る方も少なくないと思います。
プーチンはどういう人物?、ロシアはどういう国?
私もいろいろ考えを巡らしていますが、今一つ自分の言葉で語れるほどの確信を持てません。
プーチン・ロシアを見て、何だかヤクザのようだな・・・と思った私ですが、どうもその範疇におさまるものでもなさそうです。
今日、私の古い知人が書いているブログに、このことに関する知見が述べられていました。
いつもながら、広範囲の資料の中から最も信頼のおける情報を参照しつつ、丁寧に掘り下げた解説をするこのブログは、そこいらの評論家や解説者をはるかに凌ぐ見識を示しています。
それを読んで、やっと私のプーチン・ロシアに対する理解の及ばなかった部分に日が当たったような気がしています。
• プーチンのラスプーチン・アレクサンドル・ドゥーギンという怪物
中身は、お時間のある時にでも、ぜひともお読みいただきたいと思いますが、これを読んで私が逆に危惧したのは、一方の自由民主主義国の世界は大丈夫なのか?ということです。
私は、近年、民主主義の劣化を指摘する意見があることを知っていますが、その通りじゃないかと思っています。
自由と民主主義は、それに与る人々が賢明で思慮深いことが何より重要な条件です。
そしてそれを獲得し維持して行くには、相応の努力が必要であることも間違いないことです。
その結果として、自由民主主義の国々は、創造的且つ意欲的な社会を築くことが出来るのであり、経済的繁栄も約束されるものです。
しかし、その自由であること、また繁栄を享受することに慣れ切って、我が儘と怠惰に陥れば、これほど脆い社会もまた無いのだと思います。
いまの日本は、本当に大丈夫か?
一番に危惧するのは、自国のことです。
プーチン・ロシアそして似たような思考回路にある中国、北朝鮮に囲まれている日本、こんなに危険な地政学的条件に居ながら、これほど呑気に平和と繁栄を貪って来た国も他にないものだと思います。
かく言う私だって、この歳まで、日本の平和を疑うことなんかありませんでしたから。
だから、今頃になって頭を抱えているのですね。
とにかくも、ウクライナの情勢から目が離せません。
願うことはただ一つ、ウクライナに勝利を!