月別アーカイブ: 2022年4月

スマホのカメラ

飯豊の空の下から・・・

飯豊連峰全景
会津若松市高野町字界沢にて

スマホことスマートフォンには、優れたカメラ機能が備わっていると、以前から情報を得ていましたが、何しろ今までスマホは持たなかったわけですから、そのカメラの実力に触れることもありませんでした。

今日は配達の途中、飯豊連峰のビュースポットでいい絵が撮れそうだったのですが、愛用の一眼レフは持たずに出て来てしまいましたので、それならスマホカメラの実力を試す良い機会だと思い、車を止めてシヤッターを切りました。

それにしても、そのカメラの機能もよく理解していませんでしたし、使い方もしっかり把握していませんでしたから、ただカメラを向けて撮っただけというのが、今日の写真です。

それでも、良く撮れているなー・・・と感心させられます。
まあでも、一眼レフで撮ったら、こんなもんじゃない・・・とは思いましたが。

でも、実際にいろいろな場面で役に立つカメラであることは間違いありません。
これでは、コンデジ(コンパクトデジタルカメラ)が廃れて行くのも無理からぬことです。

ちなみに今日の写真ですが、画像データはグーグルフォトアプリを使って、サーバーにバックアップを置く設定にしています。
それを家に帰ってからパソコンに取り込んで、画像処理ソフトでレタッチしてwebに上げるサイズにピクセルを調整しています。

今日もいつものように、Adbe Photoshop を使いました。
使った機能は、画像切り抜き、Camera Rowフィルター(色温度、露出、コントラスト、シャドウ、明瞭度、ディテール)、解像度をそれぞれ調節しました。

この次、一眼レフで同じ写真を撮ってみたいですね。

さてさて、明日はパン焼きでした。
早く寝ないと・・・。
ではでは。

本日のご来店に感謝

福島県では、昨日に続いて今日また過去最高の新規感染者数が発表されました。

そんな状況の中、少ないながらご来店のお客さまが、間をおいてお一人またお一人と、お出でくださいました。
この場を借りまして、厚く御礼申し上げます。

日中は暖かい晴天だったのですが、日が暮れかける時間帯から急に空模様が怪しくなり、あっという間に春の嵐になりました。
激しい雷と雨でした。

ちょうど配達中だった私は、これまでに見たことが無いような、西の空全面に網目のように稲妻が走るのを目撃しました。
一番大きい閃光は、数秒間の残光も伴いました。
雷だと分かっていますから恐怖はありませんでしたが・・・。

この嵐も一瞬に通り過ぎ、明日は再び晴れるようです。
明日も皆さまのご来店をお待ちしております。

明日はマフィンとスコーンを焼いています。

それから、今日のひばりのパンは、今日の内に完売となりました。
次は、明後日土曜日です。

明日のご来店、お待ちしております

二日間の定休日休業も終わり。明日は再び営業モードに戻ります。
明日、木曜日は、パン焼きの日です。

お昼前頃から順次焼き上がります。
一番遅いのは、堅焼き黒パン、スペルト小麦丸、あんぱんなどで、午後2時頃になります。

ひばりのパンも用意いたします。
通算すれば、すでに100個を超える数になりました。
寄付額も、今までに4回で15,000円となり、近々5回目として7,000円を送金予定です。

作業の都合上、一回当たり一定数以上数を増やせませんので、その代わり継続して長く支援して行きたいと考えています。
どうぞよろしくお願いいたします。

一方、このウクライナ戦争の影響で小麦粉の価格が上昇しています。
ただし、これは輸入小麦での話で、国産小麦は今のところ大きな影響は受けていません。

尤も、原油価格の高騰で燃料代がかさむため、運賃が上がることは避けられないと思います。
また、電気料金など光熱費の上昇で、結局パンの製造コスト上昇は免れることが出来ません。

いずれ、食工房でも価格の改定をお願いすることになりますが、もう少し先の見通しを付けてからにしたいと思っています。

さて、もう一つ気になるのがコロナウイルスです。
3月にかけて一旦減り始めた新規感染者数が、ここに来てまた増え始めています。
福島県では、今日、過去最多の新規感染者数が発表され、「えぇー!何でまた今ごろ・・・!」といささかがっかりする私です。

それでも、基本となる感染対策が変わることはありません。
基本に忠実に、かつ徹底したいと思います。

来店に不安のない感染対策を考えて実施しています。
皆さまのご来店をお待ちしております。

久しぶりに汗をかいた

曇りがちながらそう寒くはない一日でした。
定休日の今日は、朝から農作業に精を出しました。

昨年刈り払いしたままになっていた大量の竹を始末するために、火を起こし焼却しました。
小さな畑一枚を占領するほどの量でしたから、今日一日では燃やし切れませんでした。
まだあと二回か三回は同じ作業をすることになりそうです。

この竹やぶがあった時は、熊が家の近くまで出没していたのです。
刈払いを進めた結果、熊の気配は遠退きましたし、眺望も良くなり美しい里山の風景が少しずつ復活しています。
今年もさらに手入れをして、耕作放棄されていた畑にも作物が植えられるようがんばります。

人間は、本当は自然をより豊かにする手腕を持っている生き物なのですから、賢明な仕事をしなくてはなりません。
イノシシが崩した土手に、再びスミレが咲くように手当をすることが出来るのは人間だけですから。

今日は、火のそばにいたこともありますが、体を目いっぱい動かして大汗をかきました。
夕食がおいしかったことはもちろん、お風呂も気持ち良く、心の底からありがたい・・・と思いました。

明日と明後日は定休日です

毎度申し上げて恐縮です。
明日(4/5)と明後日(4/6)は、食工房の定休日となっております。

店は休業しております。
お間違えのございませんよう、よろしくお願いいたします。

天気予報によれば、明日は晴れて気温も上がるもようです。
明日こそ、本格的に畑での作業が始められそうです。

それはいいのですが、やるべきことが沢山あり過ぎて、パニックになりそうです。
雪国の春は、そうなんですね。

雪融けを待って待ってやっと訪れた春、ここから先は急展開に季節が進みますから、農作業もそれに合わせて行かなくてはなりません。

忙しくなります。

でも、体も動かしやすくなりますし気持ちも高揚して来ますから、そこは良くしたもの、うまく出来ていますね。

一方、私は集落の会計役をさらにもう一期留任ということになりました。
ある程度手慣れては来ましたが、こなすべき作業量を減らすために、今度こそ電子化でのぞむことにしました。

どの道データはプリントアウトして残すことが出来るのですから、後を継ぐ人が手書き帳簿に戻すことになっても、特に支障は起こりません。

あと2年、これで通算6年務めることになります。

家業と集落の役職、まずまず退屈している暇はありません。
でも、それがいいのでしょうね。
これなら、ボケることもなさそうです。


ウクライナの状況が、酷過ぎて言葉になりません。
感情を抑えるのが難しいほどです。
だから、しばらく黙って考えます。
ひばりのパンの寄付は、ずっと続けています。
先週は、二回とも当日完売でした。
皆さんのお買い上げに感謝しています。

ウクライナに勝利を

勇ましいタイトルを付けて、お前は戦争を肯定するのかと言われるかも知れません。
正直に申し上げます、肯定も否定もしません。
ただ、それは現実に起こる、それだけは間違いありません。
多分、昔も今も変わらぬ、それが現実です。

今回のウクライナに対するロシアの侵略を見ていて、強く感じたことがあります。
それは、自由も平和も、一国の独立と主権も、ただでは手に入らないものだということです。

日本は、第二次世界大戦でアメリカに負けて、民主主義国家として独立することが出来ましたが、敗戦被占領国としてはあり得ないほど幸運に、自由と平和と自主独立を得ることが出来ました。
こんな国は他にありません。

いやいや、未だにアメリカの属国だという人がいるかも知れませんが、それは認識不足も甚だしい、属国というものがどういう扱いを受けるのかを知らないのです。

かく言う私も戦争を知らない世代ですから、自分の体験として語ることは出来ませんが、先に申し上げた「自由も平和も、一国の独立と主権も、ただでは手に入らないものだ」という実例を解説したニュース動画がありますので、それをぜひ見ていただきたいと思います。

かつて日本は、ロシアと戦争をして勝ったのでした。
私の祖父に当たる人も、日露戦争に従軍しています。
そして、もしあの戦争に負けていたら、今の日本は無かったかも知れません。

尤も、それに増長して、その後アメリカと戦争して負けたのですから、何が悪くて何が良かったのか一筋縄では括れません。

上述のニュース動画の内容からも、ウクライナには勝利して欲しいと願わずにはいられない私です。
ここまで犠牲を払って、ロシアに譲るなんてことはあり得ません。

だから、今日ははっきりと申し上げます。
ウクライナに勝利を!

こいのぼりパン

食工房

こいのぼりらしく見えるポイントは、まずは大きな口でしょう。
そして目玉も。


食工房

こいのぼりらしく見えるもう一つのポイントは、ウロコですね。

ある方からのご要望で、鯉のぼりの形のパンを試作しています。

食工房では、これまでにリス、ウサギ、魚、アンパンマンなどなど、いろいろ手がけて来ているので、こいのぼりと言われてすぐにも出来そうだと思いましたが、そうも行きませんでした。

魚のパンなら、何でもいいから魚に見えれば成功なのですが、こいのぼりと限定されるとまずそれらしく見えるポイントを押さえなくてはなりません。

丸く大きく開いた口、大きなびっくり目玉、そしてダイナミックなウロコでしょうか。
この三つはちゃんと表現しないと、どうしたってこいのぼりに見えてくれません。

それにパンというのは性質上焼いている間に膨らみますから、最初イメージしていたものと全く違うものになってしまうことも珍しくありません。

今日はこれで三回目の試作だったのですが、まあまあうまく行きました。
納品のお約束の期日までには、満足の行くものが出来そうです。

それで、これをつくつている時に思い出したのが、こいのぼりの歌です。

こいのぼりの歌と言っても、実は二つあって、皆さんはどちらをよくご存じでしょうか?

私が思い出したのは、「甍の波と雲の波~」で始まる方です。
「やねよりたかいこいのぼり~」の方ももちろん知っていますけれど、「甍の波と雲の波~」の方は、私の子どもの頃の記憶とも重なってとてもいい歌だと思っています。
もちろん、3番まで歌えますよ。

では、どんな歌だったか、良かったらご一緒に口ずさんでみませんか。

雪も降る寒々しい一日

寒い一日でした。
午後からいっそう気温が下がり、夕方には雪が降り始めました。

もちろん積もるほどではありませんが、暗い空の色に憂鬱な気分になる私でした。
それは他でもありません、彼のウクライナでの戦争の状況が一向に良くなる気配が見えないからです。
お天気のことだけなら、そんな憂鬱になることもないのです。

この状況と世界はどう対峙して行くべきか、明確な答えが見つからないまま、支援の手を差し伸べるのが精一杯のようにも見えます。

プーチンとロシアのしていることに非があるのは、もう誰もが認める事実です。
ウクライナの人々を見殺しにすることには、とても堪えられません。
それが分かっていても、決定的にそれを止めさせることが出来ない私たちの方途の無さが嘆かわしいのですね。

戦争には、人間の持つ内面的課題がすべて表出しています。
だから、世界中の人が自分のこととして問わなくてはなりません。
どのようにして、世界の平和は保たれるのかと。

こんな蛮行がいつ終わるのでしょう。
またどのようにして終わるのでしょう。
片時も目が離せない私です。

さて、明日もパンを焼きます。
ひばりパンも焼きます。
私の、ほんのささやかな、極々微力ですが、戦争への抵抗と思っています。