ここ数日前から今日までの間に、設置されていた罠にクマが捕獲され排除されました。
カメラが捉えていた2頭と同個体であるかについては確実なところは分かりませんが、ほぼ間違いないだろうと推測しています。
これでとりあえず一区切りついたものと受け止めています。
ただし、縄張りが空けば別なクマが侵入して来ることは、これもまた間違いないことで、静かなのは一時のことと承知しておかなくてはなりません。
広大な背景の山の中には、無数のクマたちが生息しており、年々繁殖して数が増えて生息範囲が広がっていますから、空き家があればすぐに新しい住人が入るという流れです。
これから冬眠の季節までの短い期間に、新たな個体が定住を試みるかどうかそれは分かりませんが、奥山で生息密度が上がっているなら、冬眠場所を探してウロウロするクマを目撃することになるかもも知れません。
いずれにせよ、私たちとしては、警戒を怠ることも防衛の手立てを緩めることもあり得ないことです。
山間の集落での暮らしには、こうした取り組みは必須のものとしてついて回るものと承知しています。