今日は木曜日、忙しいパン焼きの日でした。
朝、一しきり作業を終わらせてからシャッターを開けると、空は明るいのですがまだ日が差していなくて、夜中に降った雪で化粧した樹木がとても美しく見えました。
何がなくても、私には、こうした風景が一番のごほうびです。
どうせ店を開くなら、何でもっと街の中にしなかったんだと言われたことは、一度や二度ではありませんが、毎日眺める風景が、例えば、立ち並ぶビルと信号機と車の列だとしたら、私は半年も持たないで具合が悪くなるに違いありません。
お客さまが少なくても、売り上げが厳しくても、私にとって、やっぱり他のものに代えられないのは、自然の風景の中に居るということです。
そしてまた、こういう環境だからこそ、おいしいパンが造れるのだと思っています。
おしらせ
ここしばらく製造をお休みしておりましたマフィンを再開いたします。
明日(2月1日)は、久しぶりにシマリス君の朝ごはん、ココリス、スィートハートなど、全品顔を揃えて皆さまのご来店をお待ちしています。