日別アーカイブ: 2008年12月22日

パンが主食のここ何日

先々週あたりに沢山売れ残ってしまったパンがまだあって、もったいないのでご飯を炊くのを止めて、パンを主食にしています。
元々パンが好きでパン屋を始めたのですし、食工房では食事用のパンが主流ですから、この際、どのくらい主食に堪えられるものか試してみようという気になっています。

例えば今日の夕食だと、トースト1枚にバター、堅焼き黒パンのスライスを5、6枚、それにいわしのつみれと白菜と大根のすまし汁、切り干し大根の煮物、塩茹で小豆、白菜の漬け物、それにりんご1/4個でした。

お昼は、堅焼き黒パンとプンパニッケルとみのりのパンを2、3切れずつ、いただきもののゴーダチーズ2切れ、ベーコンエッグと小豆かぼちゃ(小豆は塩茹で)、飲み物はミントティー、そしてみかん1個。
だいたいいつもこのくらいのボリュームです。

私の場合、白米より玄米、さらに玄米より黒パンの方がお通じも良いし、体の調子も良いような気がしています。
堅焼き黒パンとプンパニッケルで2、3日過ごすと、本当に爽快感が増して体の動きが軽くなり、肩こりがしていたのがすっかりほぐれていたり、ほとんどいいことずくめです。

それならパン食一本で行けば良いというわけなのですが、一方ではご飯も食べたいのですね。
白飯には全くこだわりませんが、お米の香りや食感は、やはり子どもの頃から親しんで来た食のルーツではあります。

これでもし、パン屋を止めたらどうだろうかと想像してみると、自家用にパンを焼くのはなかなか大変なことですから、米食になるのだと思いますが、それでもどうしてもパンが食べたくなって、多分おいしいパンを探すことになるでしょうね。
でも、パン屋を始めた動機を思い返すと、自分の好みに合ったパンがなかなか見つからないことがきっかけでしたかから、やっぱり止めるわけには行きませんね。

そんな私のパンを気に入ってくださる方々のご愛顧によって食工房の仕事が成り立ち、私も毎日こうしておいしいパンが食べられるというのは、本当に幸せなことだと感謝しています。