日別アーカイブ: 2010年10月14日

農産物を相手にしている実感

一昨年から、地元の農家さんに栽培していただいた小麦を、昨年からはさらにライ麦も加わって、食工房の原材料の地元自給率が向上しています。
これは一面理想的ですが、その年の天候や農家の取り組み如何に
よって、作柄にバラつきが出ることはどうしても避けられません。
結果的に、パンの風味に色々と影響が出ます。


幸いにも今年は、収穫期に晴天が続いたおかげで、小麦もライ麦も大変良い作柄でした。
今年産の小麦とライ麦は、収穫直後から使い始めていますが、ライ麦に関して言えばカナダ産オーガニックのライ麦から完全切り替え後、堅焼き黒パンとプンパニッケルの味が格段に良くなっています。(10月第1週あたりから)
特に、プンパニッケルに使用するザワータイクの風味がいい感じです。


これは、一重にライ麦そのものの品質の良さから来るもので、良い原材料に恵まれた今年の幸運を、パン屋の私はもちろんですが、利用いただいている皆さまも共に喜んでいただきたいと思います。


そして種まきをしている今、来年の収穫が今年同様順調でありますようにと、共に祈っていただきたいのです。


製粉会社から電話一本で仕入れるものとは違う、緊張感を伴う原材料との付き合いです。
命の養いは、いつも天然自然の計らいの下にあるもの、そのことを忘れたくありません。


本日も、満足の行く出上がり、おいしいパンが焼けております。