イベント仕様のタグを付けたトマト丸です。
明日、東京のイベント会場に並んでいるはずです。
プロの仕事をどう定義するか、いろいろあると思います。
今日の私の実感から言わせていただくと、プロの仕事とは、何回やってもいつでも同じ出来上がりになること。
あるいは、作業中に戸惑いや淀みが無く、スムーズに結果が出せること。
こんな風に定義出来るのではないかと思います。
実は今日、しばらくぶりに「トマト丸」を焼きました。
それも、以前いつもやっていた量の2倍量です。
それからこれも久しぶりに、みのりのパンを焼きました。
先週までシュトレンに占領されていた作業時間を、違った製品の工程に振り分けて進めたわけですが、殊更緊張することはなくトラブルも起こりませんでした。
パンの出来は、いつも通り満足。
見方を変えると、逆に何のハプニングも起こらないわけで、つまらなくて飽きてしまうと言う方もいらっしゃるでしょうか。
昔の私なら、耐えられない時間だったかも知れません。
「継続は力なり。」この金言の重みを本当に理解出来るようになったのは、恥を言うようですが、五十を大分過ぎてからのことです。
この頃やっとのことで、自分のやっているパン造りも、辛うじてプロの仕事と言わせていただいて差し支えないのかなと思っているところです。
さてさて、本年もあと二週間でお終い!
パンを焼くのも、あと二回。
最後まで、気を抜かずに頑張ります。