久々の「コーヒー通信」です。
最早、週の習いとは言えない状態ですが、違うカテゴリーにするとこれまでの記事と統合が取れませんので、相変わらず習刊ということでご了承願います。
さて今日は、コーヒー焙煎を12kgやりました。
このところずっとコーヒー豆のご注文に対して、作業が追いつかない状況です。
ありがたいことではあるのですが、恒常的に間に合わないと言うのは、全く困ったことです。
いつだったか、いっそコーヒー屋の看板を下ろそうかと考えたこともあったのですが、今となってはそんな惜しいことは出来ません。
期待して待ってくださっているお客さまが少なからずいらっしゃるのですから。
それにしても一週間に一日だけの作業日に、全部はこなし切れない状況になりつつあります。
一度に1kgずつしか焙煎出来ないので、今日などは12回に分けて二度ずつ焙煎していました。(食工房では、二度焼き手法でやっていますので、都合24回釜を入れ替えていることになります。)
一度に4~5kg入れば、ずい分能率がいいんだけどなァ・・・と思いながら、ネットで業務用焙煎機を調べていましたが、こういう専門性の高い業務用機械設備は、何しろ高額で目玉が飛び出しそうです。
安いものでも250万円くらい、上は600万円超えと、とりあえずお話になりません。
しかしいろいろ調べているうちに、俄然私の道具好きの虫が騒ぎ始めました。
いっそのこと自作出来ないだろうか・・・!
否、世の中には、コーヒー焙煎機を自作した方は少なからずいらっしゃるようなのです。
私の知っている範囲にも、業務用の焙煎機を自分で設計して、鉄工所に依頼して作ったという方や全部自分で作ったという方がいるのです。
それこそ昨日の「マヤ・ペダル」のビデオが脳裏に浮んで来ます。
でも・・・、この忙しさの中でそんなことが出来るの?と自問自答する私です。
今のところ妙案はありません。
と言いつつ、でっかい焙煎機の前で腕組みしながら、焼き具合を監視している自分の姿を
思い浮かべて、思わず苦笑いです。
そんな機械、どこに置くの?
パン屋はどうするの?
ああそうでした!
今日はコーヒー屋、明日はパン屋の私です。