「今年のシュトレン、確かに進化してます!」と、ある方からレビューをいただきました。
ここ数年来、日本のクリスマスに定着しつつあるシュトレン。
食工房では、2005年から製造販売し始め、今年で6シーズン目です。
おかげさまで少なからぬ方にご愛顧いただき、毎年11月と12月の仕事の大きな割合を占めるようになりました。
さてそのシュトレンですが、お店によって人によって、シュトーレンと呼ぶこともあるのですね。
では発祥の地のドイツ語でどのように発音するのか、ちょっと調べて見ました。
Stollen、ドイツ語の発音では、Stoの後に来るLが二つ重なるので、oは短音です。
ですからシュトレンが正解。
ただしアクセントは「ト・to」に置きますので、シュトレンと発音します。
ところが日本語で表記する時、シュトーレンと読ませた方が実際のドイツ語の発音に近いのだそうです。
シュトレンでは、シュトレンと読んでしまいがちです。(実は私もそうでした。)
それで思い出すのですが、2年前にドイツ人アーティストのカトリンさん<参照>に、食工房のシュトレンを食べさせた時、うれしそうに「シュトレン!シュトレン!」と言っていました。
些末なことではありますが、一応本来を知っているに越したことはないと思い、ちよっと触れて見ました。
そして実は、食工房のシュトレン、本日が今シーズンの製造最終回でした。
11月から通算合計製造数252本。
まあ、他所のパン屋、菓子屋に比べて決して多い数ではありませんが、1個当たりの大きさは、ちよっと他に無いくらいのサイズです。
そのせいもあってか、1/2カットのご注文がずい分沢山ありました。
さてさてそのシュトレンですが、残りも僅かとなっています。
ご入用の方、お急ぎください。