持って回った言い方してますが、要するに自分の老後を考えて見たということです。
一昨年還暦を過ぎて、只今60代前半。
あと何年生きられるか分かりませんが、長く見積もってもあと三十年はどうでしょう・・・?
そして時間の長さもさることながら、どのような状態で過ごしているか?このことの方がより重要かも知れません。
急速に高齢者の割合が多くなりつつあるこの国で、当然のことながら医療や介護を必要とする人の割合も多くなります。
世話をしてもらう人が世話をする人より圧倒的に多くなったら、医療や介護のシステムは破綻してしまいます。
自分が、実際にどうなるかは別にして日頃の心がけとして、医療や介護のお世話にならずに済むようでありたいと思っています。
そのためには、先ずは体の「健康」ですね。
心の在り方も大切だと思います。
それでも老いには逆らえない局面もあるでしょう。
予期しない怪我もあるかも知れません。
しかし、何があっても、出来る努力をした上での結果ならば、覚悟も出来るというものです。
そしてやがて必ず訪れる死。
生と同じく、一生に一度だけのイベントですから、しっかりと心の準備をして、颯爽として逝きたいと思っています。
そのためにも、今が大切なのですね。
「終わり善ければ、全て善し。」の倣いの通り、「全ては善きことのためにのみ計らわれていた。」と納得して我が人生を終わることが出来ますように・・・。