日別アーカイブ: 2014年9月7日

満月が近づいている

満月が近づいています。
今日の夕方、まだ少し下が欠けた大きな月が、山の端から上って来ました。

だからどうしたって・・・?とおっしゃる人は、野生のことを知りません。

満月の前後の夜が明るい時、山の獣たちの動きがことさら活発になります。
普段はじっと潜んでいる者たちも、ガサゴソ出て来て活動するのです。

熊などの大型獣は、人間たちが眠っている静かな夜がしかも明るいとなると、にわかに大胆に動きます。
目印になる山影や地形が遠くまで見通せますから、長距離を移動するのも楽なのですね。

ここ数日、畑や家の周辺では熊の気配がありません。
今のところ餌になるものがないからでしょう。
でも間もなく、栗や柿が熟れ始めます。
蕎麦も、実が入り始めます。
熊が戻って来るのは必定。

今このタイミングが重要と考えています。
だから、周辺に煙のにおいがすっかり染み付いてしまうまで、毎日火を焚き煙を立てています。
川向こうの辰ヶ原でも、毎日朝夕煙が上がっているのが見えます。
東の端には、薪でお風呂を焚いているお家が二軒あって毎夕煙が上がっていますから、これも効果があると思っています。
こうして煙に囲まれた範囲には、わざわざ熊や猿は好んで入らないだろうと。

本当は、もっと距離を詰めて焚き火のチェーンを作れば、完璧に防禦出来るはずだと思うのですが、今すぐそれを実現するのは難しいのですね。
まあ、一定の効果があったと誰もが認めるようなら、状況は少し変るかも知れません。

他にもいろいろ手は考えています。
どれほどの効果があるか、とりあえず分からなくても、細々と出来ることを組み合わせて複合的にやって見ることですね。
追々またご報告に及びます。


本日のスペシャルゲスト

看板ぼうや

久しぶりに訪ねて来てくれた山地ファミリーの長男ちひろくん
いい笑顔です。


看板ぼうや

こちら、のぞみ君

★「いりおもてやまちゃんの福島日和」