月別アーカイブ: 2014年10月

飯豊山冠雪

天気図

気象庁のホームページより

<24時間後予想図 pdf>・気象庁ホームページより
<48時間後予想図 pdf>・気象庁ホームページより

先日の雨は、飯豊山の上では雪だったようで、ほぼ一面の降雪が見て取れました。
季節は確実に冬に向かっています。
※初冠雪は、すでに先週のことでした。

天気図を見ると、高気圧と低気圧が二三日周期で交互にやって来ています。
その傾向を見ていると、この前のように安定した晴天が数日続くことは、もうないかも知れないと思われます。

明後日あたりは、本格的なお天気の崩れがあって、その後一気に冬型になりそうです。
まさか、雪が降ったりするでしょうか?!
冬将軍さん、まだまだ心の準備が出来てません!

でも一方で、寒さが増して来るようでないと、シュトレンの製造にかかることが出来ませんので、ちよっと複雑な心境です。

そしてこれから貴重な晴れの日は、家の内外の雑用(冬支度)に、猫の手も借りたい忙しさになりそうです。

さて明日はお天気は下り坂、紅葉もほとんど終わってしまいましたが、おいしいパンを焼いて皆さまのご来店をお待ちしております。

食工房が紹介された、という話

私の仕事仲間、と言っても同業者ではなくクリーニング屋さんのことは、すでにご紹介しています。<参照>
ホームページも順調に稼働しているようです。

親父さんと二人の息子さんで回しているお仕事なのですが、次男坊君が何と言ったら良いか・・・とにかくステキな表現者で、音楽もですが文章やアートにもセンスを感じる若者です。

実は夏の頃から、「ホームページの特集記事に食工房を取り上げたいので取材させてもらっていいですか?」と打診されていました。
もちろん断る理由はありませんから、「いいよ!」と言うわけで、取材を受けたのが9月のことでした。

2回に分けて、計6時間近い時間をかけて・・・、「沢山時間を取らせてすみません・・・。」と平身低頭の次男坊君でしたが、来る前にその何倍もの時間を費やして、パンのことや天然酵母のことを勉強して来る熱心さに、こちらも真剣にならざるを得ませんでした。

さらに長い時間をかけて、それを文章化して画像を挿入して、校正用に仕上がりイメージを持って来られた時には、思わずうなってのけ反りました。
完璧過ぎる・・・。

でも、正直うれしかった・・・。
何がって?
次男坊君も同じく親父さんの血を引く、私の仕事仲間の一人だと分かったことが。

食工房はともかく、次男坊君のセンスと才能を褒めてやってください。

さて前置きはそのくらいにして・・・、件の「特集」をご覧ください。
<こちら>です。
それでは、おあとがよろしいようで。

小麦全粒粉100%のパン・小麦丸、一旦休止に

商品名が確定しないままスタートして、案外好評で、ご注文に促されるように焼いていましたが、気が付くと原料の小麦原穀が心許無い状況になっていました。

このままだと、飯豊山食パンやみのりのパンが焼けなくなってしまいます。
一度に3種類のパンが焼けなくなったのでは大変ですから、小麦全粒粉100%のパン・小麦丸(食工房オンラインストアでとりあえずこの商品名を使用)を、一旦休止いたします。

いきなりですが、本日ただ今から実行いたしますのでご了承ください。

何しろ小麦の収穫は年一回ですから、今無くなったら来年7月まで製造出来ないことになりますから大変です。
そのようなわけですので、どうぞご了解ください。

とりあえず、明日製造の分は仕込み完了していますので、これまでにご注文いただいた分は大丈夫です。

明日も、皆さまのご来店、お待ちしております。

日がな一日

一昨日、いかにも穏やかな晴れの一日でした。
風車が回っている動画をご覧下さった方、カラスの鳴き声に混ざって後ろで何かを叩くような音がしているのに気が付かれかも知れません。

近所の農家のおばあちゃんが、豆打ちをしていました。
さやに入った大豆を、ビール瓶でトントンと叩いて豆を取り出す作業です。
今年は実の入りが良かったそうで、この日は朝から日の暮れまでずっとこの音がしていました。

おばあちゃん、あの暖かい青空の下で、どんな気分で作業していたんでしょうね。
どこかへ遊びに行きたい・・なんて思わなかったのかな?

多分違うと思います。

この前は、日がな一日小豆を打っていましたし・・・。
その前は、シソの実を一日中採っていました。
真夏には、シソの畑の中で葉っぱの下にもぐり込んだ格好で、日が暮れるまでシソの葉を摘んでいました。

そして、大げさなことは何も言わないけれど、畑を見ると、ちゃんと何でも見事に出来ているのです。
この頃はすっかり腰が曲がってしまったけれど、いつも小さな荷車を押しながら歩いて畑にやって来ます。

賢治のお話の世界に、ぴったりはまりそうな・・・。

おばあちゃん、あなたの足元にも及びませんが、この頃私も畑にいるのが楽しいのです。
あなたの小豆の出来が良かったと聞いて、我が事のように嬉しいのです。

あんぱんを焼いて差し上げるのを楽しみにしています。

ケーキのミニサイズを開発中

エルフの焼き菓子

左側が今までのサイズ、右が開発中のミニサイズ


エルフの焼き菓子

食工房は、鉄製の焼型を使っています。
皮の部分が程よく焦げ、香ばしく食感が良いのが特長です。

食工房の焼き菓子の中でケーキは3種類あります。
いずれもパウンド型で、ココアとチョコレートフレークをアレンジした「エルフの焼き菓子」、アールグレー紅茶とスパイスワークでエスニックな香りの「アールグレーティーケーキ」、ドライフルーツたっぷりにヨーグルトも加えた贅沢な味わいの「アプリコットケーキ」。

ただ今、これらのケーキのミニサイズを開発中です。
今回、エルフの焼き菓子のミニサイズを焼いたところ、大変良好な焼き上がりになりました。

ボリューム的には、ちょうど半分量ということで、お求めやすい価格設定も可能になります。
例えばギフト用に、1種類ずつ3本詰め合わせなども、手ごろな範囲に入るのではないかと。
年末のギフト用に間に合うよう、11月中旬には3種類とも仕上げてラインアップしたいと思います。

そして、いずれケーキはミニサイズのみに統一したいと考えておりますので、どうぞよろしくお願いいたします。


食工房、明日と明後日は定休日となっております。
お間違えの無いよう、よろしくお願いいたします。

小春日和の一日、ご来店感謝

飯豊山

暖かいからでしょうか、少しモヤっていますが、見事な眺めの飯豊連峰です。

本日は、朝からお天気に恵まれ、どちらさまもこの陽気に誘われて、お出かけの気分だったようですね。
食工房にも、三々五々ご来店のお客さまが相次ぎました。
この場を借りて、一言御礼申し上げます。

百姓市は今日が今年最後だったのですが、食工房は製造から手が離れず、出店は相成りませんでした。
百姓市から食工房に回って来られた方もあり、様子が伝わって来ましたが、そこそこ人出もあったようですね。

麦

鉢植えの小麦です。


ライ麦

畑のライ麦も、青々と勢い良く育っています。

話は変わりますが、食工房の店先に、今年も鉢植えの小麦が芽を出しました。
でも、ちよっと見ただけで小麦だとお分かりになる方は、未ださすがにいらっしゃいません。
穂が出る頃には、どなたもお気づきになるのですが。

畑のライ麦も、勢いが付いて来ました。
もうすぐ麦踏みしなくてはなりません。
初めての時は、踏むのにいささかのためらいがありましたが、もう迷いはありません。
しっかり踏んでおかないと、霜で根が浮いて枯れてしまうこともあると分かっているからです。

さて、このお天気も、明日には一旦崩れるようですね。
前線通過で、一時雨も降るようです。

秋から冬へ、この坂道を下ってゆくような季節感は、今の自分自身の人生の季節感とぴったり符合しています。
やがて来る終わりの時が、何かの折にチラッと垣間見えるような気がする私です。


今日は、畑の風車が優雅に回っていましたので、動画を撮りました。

ここしばらく、お天気はいいようですよ!

週間天気予報では、月曜日に雨マークが付いていましたが、今日は曇りに変わっています。
秋が足踏みして、秋晴れの好天が続くようです。
どうぞどうぞ、皆さま外へ!

私も、半日食工房の仕事をしたら、後の半日は畑や裏の林の掃除をしたいと思っています。
そろそろ風車も片付けたいと思っていますし。

ところで食工房は、送料が安くなって以来、少しずつですが通販のご注文が増えています。
やっぱり、そうですよね・・・。
送料の負担は、ご注文なさる側からすると大問題ですから。

ヤマト運輸さんは、最近Amazonの配送を独占していますが、ほとんどの場合送料無料ですね。
こうして大口の需要家向けには思い切ったディスカウントをして、小口は値引きしないでしっかり取るという方針なんでしょうか。

それならそれで、小規模事業者は可能な自衛措置を講じるしかありません。
実際のところ、ゆうパックは宅急便に比べて、若干サービスレベルが劣る側面があるのですが・・・。

話が別な方に流れてしまいましたが、明日も皆さまのご来店をお待ちしております。

紅葉始まる

高野通信

周りを圧倒するケヤキの大木です。
ふと見ると、セイタカアワダチソウも写っていますね。
以前は見かけなかったのですが、このあたりにも侵入して来たようです。

食工房の作業場からちょうどよく見える位置に、一本の大ケヤキがあります。
それがここ数日の間に色づいてきました。

周りを見回すと、あちらこちらで赤や黄色が目につきます。
紅葉が始まりました。

今日は、これまた穏やかな晴天で暖かく、風も微風で大変気持ちの良い一日でした。
明日の日中は、さらに気温が上がってお天気も晴れの予想ですから、皆さまどうぞ外へお出かけくださいませ。
どこに行っても気持ち良く過ごせること請け合いです。

ついでに食工房へもお立ち寄りいただければ幸甚。
ご来店、お待ちしております。

柿食う日々

柿

 

果物のおいしい季節です。
みかんとりんごは代表ですが、この間も言いましたが柿があるんですよ。

娘二人が、庭のみしらず柿をもいでは渋抜きをして、毎日の食後に供してくれます。
何の世話もしていないのに、毎年食べきれないほど実を生らして・・・。
これを食べなくてどうする!ってわけですね。

否、食べてみたら、これがおいしいのですよ。
地元のお年寄りから、「今頃分かったか!」と言われそうな気がします。

柿は、りんごやみかんと比べると、味がおとなしくて自己主張しませんね。
でも、口に入れるとやっぱり柿なんです。

そんなら!と、お菓子作りの素材にしようとすると、まるで存在感が出ないのですね。
そのまま食べてください・・・と、そっと語りかけて来るような味わいなんです。
会津の庶民性のような・・・。

柿が好きになって、また少し会津の心に近づけたかなと思う私です。

寒くなりそうです

今日は、予想どおり雨の一日。
午後になって風向きが変わり、気温が下がって来ました。
明日の朝は、冷たい雨が降る朝を迎えそうです。

食工房は、いつものパン焼きの日で室内は30℃をキープしますから、窓ガラスが曇ることでしょう。
真夏の灼熱地獄のような日々がウソみたいな、ホカホカ天国になります。

この気温の変化を読んで、今日はさつまいもをもみ殻と一緒に箱詰めして、食工房の作業場の屋根裏二階に上げました。
ちょうどオーブンの上あたりで、真冬でもさつまいもが凍みないで済むのです。

尤もこの後お天気が回復すれば、日中は日差しで暖かいことでしょう。
畑の白菜と大根が育つには、もう少し秋が長引いてくれないと・・・。
雨と日差しが、交互に畑の面倒を見てくれます。
全く、良い計らいです。

で、今日も天気図を載せようかなと思いましたが、止めておきます。
興味のある方は、<こちら>でどうぞ。

明日は、午後にはパンが焼きそろっているはずです。
皆さまのご来店をお待ちいたしております。