起こる前の災害当事者感覚

ここ数年来、特に東日本大震災以降、高知に来る度に感じることがあります。
こちらでは、予想されている南海トラフ大地震の被害想定が想像を絶する規模であることや、先んじて起こった東日本大震災の被害の甚大さを目の当たりにしたため、起こる前の災害に対してすでに当事者感覚が喚起されていることです。

これはある意味いいことだと思います。
起こってからでは遅い・・・と言うか、対応不可能になってしまうことが沢山ありますから。
西日本の人たちが、例えば福島の私たちが経験した困難を教訓として生かしてもらえるなら、まだしも報われると思います。

今日もテレビのローカル番組で、長時間にわたって震災を取り上げた特番をやっていましたが、起こる前から被災を想定し、高台移転などを進めている所もあるのですね。

それにしても、高知には原発が無くて良かったと、本気でそう思います!
かつて、原発誘致の話しが持ち上がったこともあったのですが・・・。

ま、願わくは被害が最小限で済むことを・・・、そう祈らずにはいられない私です。

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