日別アーカイブ: 2015年3月11日

3.11 4年経ったのですね・・・

今日は、3月11日。
あれからもう4年も経ったのですね。

あっという間のような、それでいて途方もなく長い時間だったような気もします。
今日という日は、恐らく一生の間忘れることはないでしょう。
多くの方々にとって、そういう日なのでは・・・。

私にしてみれば、60年という限られた人生の時間の中で、還暦を迎えた目出度い年の春に、これほどの大事に遭遇するとは夢にも思っていませんでした。
それも、土佐の生まれの私がここ福島にいて、原発が爆発するのを目の当たりにするとは・・・。
何という因縁だろうと、今でもその意味を問い続けています。

表面的には何事もないようでも、そして自分自身で気が付いていなくても、彼の震災は心の奥底に大きな傷跡を残しているに違いないと思います。
ここらあたりで、一気に疲れが出て来そうな・・・、そんな気がしないでもありません。

明日はもういつもの忙しいパン焼きの日なのですが、せめて今夜は寝ながらこの4年間を振り返ってみようと思います。

スコーンの焼き戻し方・再録

いつも申し上げることで恐れ入りますが、食工房の製品は、唯一重そうを除いて食品添加物を一切使用しておりません。
パンも焼き菓子も、日時の経過とともに食感が変わります。
それは仕方がないものとして、食べ方の工夫でカバーしていただければありがたいと存じます。
今日は、スコーンの焼き戻し方をお伝えいたします。

スコーンの焼き戻し方

オーブントースターにて、約一分間焙ります。

冷たく硬くなってしまったスコーン。
先ずは、しっかり予熱したオーブントースターで、1分間ほど焙ります。
表面が熱くなり、パリッと硬くなります。
☆焦げ目が付く一歩手前で止めるのがコツです。

スコーンの焼き戻し方

電子レンジにて、約15秒間加熱

次に、皿に乗せて電子レンジで、15秒間加熱します。
(もし一度に2~3個かそれ以上の時は、時間を延ばします。ただし、20~25秒間くらいまでにしてください。)
☆加熱の順序は、決して逆にしないように!うまく行きません。
これでほぼ完璧に焼き立ての状態に戻っています。

スコーンの焼き戻し方

切るまでもなく、簡単に上下に割れます。

うまく焼き戻すと、このように簡単に上下に割れます。
中から湯気が立って、いかにも焼き立て!

スコーンの焼き戻し方

ジャムやクリームなどを挟んでお召し上がりください。

ジャムやクリームを添えるなど、お好きなアレンジでお召し上がりください。
これと同じやり方で、マフィンやロールパンも焼き戻せます。

ご注意

この方法が通用するのは、一度だけです。
焼き戻したものは、すぐにお召し上がりください。
繰り返し焼き戻すと、水分が抜けてパサパサ、コチコチになってしまいます。