熊に学び、熊を学ぶ

宮崎学

この一冊にしても、熊に対し日頃どんな実感で生活しているかによって、見え方は全然違ってしまうかも知れない・・・。

ここ会津の山間にて、獣の害に悩まされる日々、熊の脅威に緊張する日々を過ごしていると、これまで言われて来たような私たちの自然観は間違っていないだろうか?動物愛護の考え方は、本当にそれでいいのだろうかと感じます。
そんな折、長野県に在住の写真家を知りました。
宮崎学さんです。 <宮崎学(写真家)-Wikipedia>
<宮崎学(gaku)写真館 森の365日>

宮崎さんのホームページやブログ記事を拝見するうちに、どうしても写真集を手に取りたくなりました。

どれもこれも見てみたいのですが、そういうわけにも行きませんから、まずは一冊「となりのツキノワグマ」を購入しました。
身近に熊の気配があり、実際に畑に被害を被り、捕獲現場も目にした私にとって、この一冊が自分の実感とどの程度一致するか?とても興味がありました。

結論から言えば、熊だけでなく猿や猪などなど、野生動物全般と私たちはどう付き合って行けば良いのか、日頃私が思っていたことがすべて腑に落ちました。
貴重な示唆を受け取ったと思っています。

ご覧になりたい方、ドコノモリ文庫に置いておきますので、手に取って見てください。