実は、際どい所で回避して来た獣害

明日の日曜日、この中島地区の農家で共同設置している獣害対策用の電気柵の設置作業の最終工程を実施する予定です。

大半は、ほぼ私一人で設置済みで、残った後少しの部分を皆さんの協力を得て仕上げるという段取りです。

この電気柵で一番大きく恩恵を受けるのが私なので、誰に頼まれたわけではありませんが、私は率先して作業して来ました。

そして、この獣害対策も、実は獣害が顕著になった約10年前くらいからいろいろな策を講じて来ているわけですが、初めの頃はアナグマやハクビシンなどの小動物が対象でした。

腰の高さのネットを畑のまわりに張り巡らす程度の簡単なものでしたが、その後クマ、サル、イノシシと、次々対象が変わりその度に新たな対策に頭を煩わせなくてはなりませんでした。

大切な作物を全滅させられたことも一度や二度ではありません。

そして最終的に電気柵に行きついたわけですが、その過程で分かって来たことは、獣たちに立ち入って欲しくないエリアに、いつも人がいて何かしら活動することが、実は一番大きな抑止力になるということです。

電気柵は、もちろん電気ショックによる撃退効果を期待しているわけですが、それ以上に効果を上げているのは、その電気柵の設置作業や日々の点検管理のための見回りで毎日のように人が歩くこと、柵の下や周囲の除草作業で度々人が活動することです。
獣たちにとって、これは大変大きなストレスになるにちがいないのです。

そしてそれと重なることですが、最近になってより確信を強くしていること、それはまず周囲の藪の刈り払いをすることが何より一番の抑止力になるということです。
藪を刈り払い、立木を適度に伐採して見通しを良くする、これだけでもう半分以上獣たち相手に勝利したようなものです。

そしてその状態を維持し、さらに年々少しずつでも拡げて行くことが出来れば、もう言うことはありません。
ほぼすべての獣たちに対し、これは共通の対策として有効です。

実はそれが、獣害対策のみならず、小鳥や小動物の生態にも良い影響を及ぼすことになるかも知れないことを、今少しずつですが確認しつつあります。
とても面白く、ワクワクするような展開を見ています。

ま、しかし、ここまでくる間には、いつも際どい所で獣たちと危険な関係にならずにやり過ごした場面が連続してありました。

それらをお話する機会があればと思いますが、長くなりますのでまたいずれ。

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