専用の袋が無いので、米の袋に入れています。
平成21度産 アオバ小麦
沼ノ平産ライ麦 初収穫です。
小麦とライ麦の色の違いを、よく見比べてください。
今年産の小麦と、もう一つ今年初めて収穫された沼ノ平産のライ麦です。
有機認証こそ取っていませんが、間違いなく無農薬有機栽培です。
生産者の方との個人的信頼関係、そして畑をいつでも見に行けること、これはどんな証文にも勝る確かな証拠だと思っています。
もちろん、私がウソを言わなければの話ですが・・・。 信用していただけますね。
今日は仕事の合間に、小麦とライ麦の栽培をお願いしている、沼ノ平地区の農家さん宅にお邪魔して来ました。
7月下旬に収穫が終わり、蔵に保管していただいている中から、30kg1袋ずつ出していただきました。
今年は、小麦は少し減収で190kgくらい、ライ麦は元々収量の少ない作物でしかも作付面積も少なかったため90kgほどの収穫だったそうです。
一年使う分に足りないかも知れませんが、無駄にしないよう大事に使って行きたいと思っています。
小麦は、昨年と同じアオバ小麦で、見た目も昨年の画像と変わりないように見えます。<参照>
驚いたのはライ麦の方で、今まで使って来たカナダ産オーガニックのものに比べて、粒の張り(膨らみ)がいいようです。
生育が良かったということでしょうか。
実際に粉に挽いて使ってみるのが楽しみです。
この他、今年は試験的に北海道のハルイブキという品種も収穫したということで、サンプルを少しいただいて来ました。
もし品質的に優れているようなら、来年に向けて栽培が可能なように、全量種として保存されます。
ところで皆さまご存じかどうか?
今年度産から、国産小麦の価格が30%も値上げになることが決定済みです。
輸入小麦の価格も、もうすでに30%ほど上がっているそうですから、いよいよ食糧危機の時代がやって来るかも知れません。
地元産の原材料を確保することの意義は、ますます重要になって来たと確信している私です。