月別アーカイブ: 2009年11月

今日のパンごはん・その1


今日からしばらく、パンごはんです。
国産、地元産小麦とライ麦で焼いたパンです。


予定どおり、買い物に行って材料を揃えて来ました。
今日の夕食は、シチューと塩鮭の油焼きに野菜炒めを添えて、もうあと二品、それに堅焼き黒パンとピストーラという取り合わせでした。
シチューは、豚のバラ肉(ブロック)を角切りしたもの、玉ねぎ、人参、じゃがいも、しいたけ、そしてごぼうも入れました。
シチューにごぼうは、聞いたことがないと言う方が多いと思いますが、案外おいしく食べられますし、風味上も全く違和感がありません。
要は、豚汁と同じで、具を大きめに切ることと、味付けを味噌ではなくトマトペーストと塩とスパイスですると言うだけの違いです。
パン食のお供なので、汁気たっぷりになるよう、水は多目に注して煮込みます。




塩鮭の油焼きは、オリーブ油を使って焼きます。
フライパンにオリーブ油をたっぷり垂らし込んで熱し、塩鮭の切り身を並べ、蓋をして中火で焼きます。
片面が焼けたら裏返して、しいたけの薄切りを加えて、また蓋をして少し火を弱くしてしばらく焼きます。
焼き上がったら胡椒を振りかけます。


野菜炒めは、キャベツとモヤシでした。
塩と胡椒で、薄めの味付けをしています。
ここで、一つ覚えておかれると良いことは、肉や魚を柔らかく焼くにはオリーブ油を、野菜炒めをパリッと仕上げるにはゴマ油を使うことです。
マクロビオティックの陰陽論の応用です。
もう一つ、野菜の水切りは、玉ねぎが入っていたネット袋に入れて、脱水機にかけると最高です。
30秒以内で完璧です。



あと二品は、一つが大根を一晩塩漬けしたものを極薄切りしたもの。
もう一つは、サツマイモと紅玉の合わせ煮です。


ちなみに私の腹に収まったのは、シチューが二皿とご紹介した料理、そして堅焼き黒パン2切れとピストーラ2切れ。
これですっかり満腹で、大満足。
それにしても、自分で言うのも何ですが、パンがしみじみおいしいと思いました。

明日はお休み

毎週火曜日と水曜日が定休日ですから、今日月曜日は、私にとっては週末のような安堵感があります。
と言っても、明日はまたしてもやることがいっぱいあるのですけれど・・・。
どうやら外は雨が降り出しているようで、明日もこのまま雨模様のようです。
外仕事は、出来ないかも・・・。


今週は、予想外にパンの売れ残りが出てしまいましたので、これから一週間ずっとパンごはんです。
ここは、おいしいパン食レシピの開発の機会と受け留めて、明日はまずシチューと決まりました。
そうですね・・・、今週は毎日、「今日のパンごはん」をご報告いたしましょうか。


 


  今週のクッキーとマフィン


クッキーは、パタポンを焼きました。


マフィンは、スィートハートの予定です。

穏やかな一日

ここ何日間、厳しい冷え込みもなく穏やかな日が続いています。
今日も、風もなく晴天で、気温以上に暖かく感じました。

シュトレンのためには冷え込んだ方がいいのですが、それでもさすがに11月、一番冷える部屋に置きましたので、バターはしっかりと固まっていました。
今朝は、それに粉糖でお化粧をして仕上げました。
明日まであと一日置いてから包装し、一週間ほど熟成させればもう食べられます。
もちろん、もっと長い時間寝かせた方が、ドライフルーツの水分が滲み出して中がしっとりして来ますし、風味も馴染んでなおさらおいしくなります。


さてそんな穏やかな空の下、皆さん外へと誘われたようで、食工房にも次々とお客さまがお出でになりました。
遠く新潟から、会津若松市内から・・・。


度々お出でいただく会津若松市内の方は、今日はご家族一同連れ立って、飯豊山麓の大滝<参照>に行って来られたそうで、帰り道に立ち寄ってくださいました。
今シーズン、私たちは行けないままで過ぎてしまいそうなので、お話しを伺いながら想いを馳せていました。


これから冬までの間に、こんな日はもうないかも知れません。
明日は曇り、それ以降しばらくは雨模様の予報が出ています。
もう、いつ雨が雪に変わってもおかしくない季節です。


そう言えば、タイヤの準備がまだでした。
明後日のお休みの日にやるしかないですね。


冬がやって来る前の、このつかの間の晴天が、私はとても好きです。

シュトレン、初仕事

今日は、パン焼きのスケジュールの中に、シュトレンを組み込んで一日を忙しく過ごしました。

先ずは朝一番、何を血迷ったか寝ぼけたか、今までやったことのない計量ミスをやってしまいました。
地粉角食パンの塩の量を計り間違えたようで、他の食パンより30分も遅れてなお膨らみが不十分なまま釜に入れて焼きましたが、見事に失敗でした。

それ以外は調子良く進んで、いつもどおりに焼き上がりました。一年ぶりのシュトレンも手が覚えていて、一個成型するのに一分半だったと、娘が時計を見ていて教えてくれました。
そう、このペースが大事なんです。
1個か2個なら問題になりませんが、数が多いと、最初と最後の時間差が効いて来て、醗酵が揃わないのです。
昨年は、1分20秒まで縮めていましたので、まずまずのスタートです。

今年は、試食品も沢山用意して、新しいお客さまにも出会いたいと、意欲満々です。
試食を召し上がりたい方がいらっしゃいましたら、どうぞご遠慮なくお申し出ください。
店頭で、あるいは直接お届けまたはお送りするなどの方法で対応いたします。


先日の告知以後早速、メールにてご注文が入り始めています。
早々とありがとうございます。


なお、シュトレンの製造期間中、定番商品の一部がお休みになったり、在庫が切れになったり、何かと不備があると思いますが、どうぞご容赦を。


それから、今月のパンだよりに載せ切れませんでしたが、雪の日ご来店時のポイント2倍プレゼントを、今シーズンもやります。


皆さまのご来店、お待ちしております。

FM喜多方・街角生中継

事前にお知らせしませんでしたが、実は今日の夕方、地元喜多方のFM局の番組に出ました。
いつもテレビはお断りしていますが、ローカルのラジオ局はむしろチャンスを利用させていただいてます。
番組の冒頭、思わぬハプニングで中継がつながらなかったりしたのですが、その後つながって何とか時間内に収まりました。


ライヴだったので、少しドギマギしましたけど、いい宣伝にはなったと思います。
たまにはこんな機会も、刺激になっていいですね。


FM喜多方のホームページに、早速写真入りで紹介されています。
<こちら>


今日も順調にパン焼きを終えました。
明日は、スコーンとマフィンを焼きます。
皆さまのご来店、お待ちいたしております。

シュトレン、よろしくお願いいたします。

習刊 コーヒー通信 お休みです。



外側をバター、グラニュー糖で固め、粉糖をまぶして化粧しています。



ドライフルーツがとにかくたっぷり。
自慢の文旦ピールも沢山入っています。
何と言っても、香りが自慢です。



ご好評いただいているギフトパッケージ。
今年も同じデザインを継続いたします。


このところグッと冷え込むようになり、バターがしっかりと固まる気温になって来ました。
今週末からいよいよ、シュトレンを造り始めます。
ご注文の受け付けも、開始いたします。
先日、告知に先立って早々とご注文第一号をいただきました。
いい呼び水になることを願っています。
価格は、昨年より100円上げさせていただき、1本2700円です。
1/2カットは元々割高でしたので据え置き、1個1500円となっております。
昨日公開しました「食工房のパンだより48・晩秋号」の紙面にも、詳しくご案内しています。 <こちら>
ご贈答用にお使いいただけるよう、ギフトパッケージもご用意しております。
ご依頼先への直送も承ります。


皆さまからのご注文、心よりお待ちいたしております。


さてさて明日はまた、恒例の忙しい木曜日。
先週のようなことがないよう、出来るだけ早めに就寝のつもりですが、まだしなくてはならない仕事が少し残っています。


ではでは、また明日。

今日やったこと

今日は国民の祝日「文化の日」。
多くの方は仕事がお休みで、定休日を知らない方がいらっしゃることもあるのですが、食工房はスケジュール通り休ませていただきました。
それで、ゆつくりと休日を過ごしたいと思っていたわけですが、果たしてどうだったでしょうか。
今日一日やったことを振り返ってみました。


朝は、7時過ぎに起床。
コーヒーを淹れて、連れ合いと一緒にコーヒータイム。
次に、体のメンテナンスのための体操を20分間ほど。
PCを立ち上げて、メールとブログアクセスのチェック。
インターネットニュースを見て、それから朝食。
しばし部屋の片づけをやって、その後やっと外へ。


今朝は雪混じりの雨が降ってとても寒かったのですが、時折青空が覗いて日が差して来たり、また冷たい雨が降って来たり、一日中変わりやすいお天気でした。


畑に行って様子を見て来ました。
大根も白菜も完全に蒔き遅れで、物になるかどうか・・・。
太りかけの大根を3本とネギを一株抜いて、外の洗い場できれいにして家の中に運んで置きました。


それからビール仕込みのことを考えて、空き瓶を洗って軒下で乾かしてからこれも家の中へ。


そこへ、午後から知り合いが訪ねて来たいと連絡がありましたので、その前にやれるだけと思って、家の裏の草刈りを少し。
すっかり藪になってしまって、覚えていた大きな石の在り場所の見当を外して、刃をしたたかぶつけてしまいました。


それから、茂り過ぎてジャングルのようになっていたサクランボの木の剪定を思い立ち、鋸と梯子を出して来て、しばらく木の上で作業していました。
風通しと日当たりが良くなって、下に植わっているバラも、これでずい分具合が良くなることでしょう。


知り合いが訪ねて来て、昼食兼お茶の時間を楽しみ、帰って行った後、家の裏で落ち葉焚きをしました。
この頃は、焚き火は原則禁止で、うっかり煙を立てていると火事と間違えられるかもしれないと思い、あまり思い切って燃やすことが出来ませんでした。
山暮らしの時は、何をする時でもすぐに火を焚いたものですが、今それが出来なくて残念と言うか、ストレスがたまっています。
焚き火は、人間の生存の証、「火のあるところ必ず人あり」。
焚き火の仕方を忘れたら、人間おしまいです。


その後、病気にやられて散々な風体の桜の木の手入れを暗くなるまでやって、家の中に入りました。


夕食までの一時、カセットテープ音源のデジタル変換を一本取りかかって、途中で夕食。
そして食事の後、続きをやって一区切りつけたところで、ブログの更新・・・、とそこまでです。


やっぱりじっとしていられないということが、よくよく分かりますね。
まいりました・・・。


  追加更新

「食工房のパンだより 48・晩秋号」 公開しました。
<こちら>からご覧いただけます。

11月の詩


雨に濡れて、飴細工か何かに見えます。


一昨日、柿の赤が目に留まったという話しをしました。
「Diospyros Kaki 神の炎・・・」の件が入っているその詩は、「11月の詩」という題名です。
この詩に曲を付けて歌った人がいて、内田ボブと言います。
今頃の季節になると、いつも何となく思い出していたのですが、本人からもらったカセットテープ音源は、再生するプレーヤーが壊れて以来何年も聴くことがありませんでした。

今年の夏、下の娘がカセットデッキの付いたミニコンポを買ったので、この機会にカセットテープで残っている音源を、PCに取り込んで保存しておこうと思っていました。
なかなかその時間もなかったのですが、一昨日、件の音源テープがあっさりと見つかったのがきっかけで、にわかにやる気になりました。
その昔、アンダーグラウンドで活躍していたミュージシャンたちは、発表の手段としてカセットテープを使っていたのですね。
録音も、自宅で粗末な機材で、その代わりとってもアットホームな雰囲気で、いい作品が沢山ありました。
「どろ足のままで」というタイトルのそのアルバムの中には、ナナオサカキの詩に曲をつけたものが3曲入っていて、その中の一つが「11月の詩」。 <こちら>
このテープを、内田ボブ本人からもらった経緯も、話せば長い思い出話になりますが、実はこのアルバムに参加しているミュージシャンの中の二人が、夫婦で現在会津に在住の友人というわけで、縁の深さ巡り合わせの妙を思わずにはいられません。


「どろ足」の次は、バードマンを・・・。


久しぶりに昔の虫が騒いだ、昨日今日の私です。

今週のクッキーとマフィン

ジンジャークッキーとバタービスケットを焼きました。
マフィンは、「ココリス」になります。

静かな一日、ご来店多数御礼

ここ二三日のうちにも初雪が降るとの予報に、にわかに緊張感が走る周辺ですが、空模様も空気も至って静かでした。
食工房はいつもどおりに営業で、畑や冬支度のことが気にかかっても、全く手が出せません。
それよりそんなことを気にしていられないペースで、次々とお客さまが見えました。
店をやっていて、こんなうれしいことはありません。


食工房にご来店くださる方々は、本当に多方面からお出でです。
地元喜多方市山都町はもとより、会津若松市他会津管内各地から、郡山市、福島市等々、年間通せば、遠く千葉、東京、長野、愛知などからいらした方もありました。


今日もその例にもれず、多方面からいらしたお客さまから、色々なお話しを伺うことが出来て、こんな田舎にいても本当に刺激的で退屈するどころではありません。
私たちは、売り上げの他にもいっぱい色々なものをいただいていると、常々感謝申し上げております。


さてさて、先日の風邪はあれは一体何だったのでしょう?
もうすっかり元気です。
何の支障もなく、気持ち良く動けます。

そうでした!
いよいよ来週末から、シュトレンづくりが始まります。
レシピと手順書を引っ張り出して来て、イメージトレーニングをしました。
今年も、どうぞよろしくお願いいたします。
ご予約ご注文は、今からでも承ります。


食工房のシュトレンに関する記事は、<こちら>からご覧いただけます。