日別アーカイブ: 2010年2月12日

雪に感謝


こんなものを作って遊ぶ余裕は、実は、この世で一番大切なことかも。


まあこんなことを言うと、寒い中外で体を使って仕事をしている方からは、お叱りを受けるかも知れませんが・・・。


私にとっては、毎日少しでも雪かたし(雪片づけ)をやれることは、健康維持の上で大変ありがたいことなのです。
今朝も、大した量ではありませんでしたが、除雪車が出動するくらいの積雪(15cm以上)には達していたようです。
除雪車が道路脇に残していった雪の塊を、スコップやスノーダンプで片づけて、駐車スペースを確保したり出入りがしやすいようにしたり、小一時間ほど作業して汗をかきました。


それまで寒い寒いと縮こまっていたのに、終わる頃にはすっかり体が温まって家の中に入ると暑く感じるほどでした。
お腹がすいて食べるものはおいしいし、眠気も吹き飛んで頭もスッキリ。
やり過ぎると確かに筋肉痛になったりしますけど、雪かたしが続く間は、首筋や肩の凝りはすっかりとれてしまって、全然気になりません。


これが夏なら、畑仕事が一番です。


その逆に、夏冬問わず一番健康を損ないそうなのは、パソコンの前に座っていることです。
同じ椅子に座っているのでも、ノートに字を書いているのとは何か違います。
医学的にも、結論は出ているみたいです。
それよりも私は、雪かたしとパソコン作業の間で、爽快感と不快感を交互に味わいますので、人間の体にとってどの程度にどんなことをするのが健康に良いのか、何となく感じるものがあるのです。


それはそうとパン屋の仕事にも、不健康な体の状態に陥りやすい、一種職業病的な体の使い方に関する癖があって、気を付けていないと体を壊します。


何でもそうかも知れませんが、そればっかりというのが一番悪いようですね。
この世にある生業で、健康に害のないものはと言ったら、さあなんでしょう?


恐らく昔のお百姓さんでしょうね。
百姓百品、百の姓と、何でもやるのが百姓。


そんなことを考えながら、今日も雪に感謝。


おいしいパンを焼くにも、まず体の健康がなくては始まりませんから。