月別アーカイブ: 2010年4月

一体何事!?


除雪車はとうに引き上げた後。
今日はこの状態でも除雪なしでした。
でも、午後にはずい分融けましたが。


それにしても今日の雪は、一体何事でしょう?
地元の方に聞いても、4月の今頃になってこんな雪は初めてだと言います。
苗代用のビニールハウスを潰されてしまった方もいらしたようで、その大変さは察するに余りあります。
まだしばらくは、寒さがやって来る不安定なお天気が予想されているとのこと、農業被害は深刻なものになる可能性大です。


先日緑が見え始めたばかりの麦畑の様子も、大変気にかかります。


5月の連休あたりにどんなお天気模様なのか、ちょっと気がもめますね。


さて風邪の方は、どうやら回復期に入ったようです。
今日は一日、ほとんど働き詰めましたが、なんとか持ちこたえました。


ちなみに、本日は雪の日ポイント2倍プレゼントが適用になりました。
さて明日は・・・。

微妙に風邪?

一昨日あたりから体調が落ちています。
風邪の兆候です。
毎日、体操して走っていましたので、微妙な変化がことさらに感じられて、これを見逃さない方が良いと、はっきり気が付くことが出来ました。
それで今日までの3日間、一週間で一番テンションの高い3日間を切り抜けられるだろうかと危ぶみつつ、食事を減らし体操とランニングを休んで、ペースダウンしながら仕事をしました。
今のところ、鼻水もなし咳もなし、軽い喉の痛みがあることと体が冷えやすいことが、いつもと違う体の状態です。
ま、昨日も今日も実際寒いのですが、その影響ではなく体自体の温める力が弱っている感覚があります。


明日はまた早朝からパン焼き。
一応、4時起きでも大丈夫かなと思えるので、このまま事無きを得そうです。

不勉強なコーヒー屋


まだちょっと早いですが、アイスコーヒーにはフルシティーローストを
どうぞご参考に <こちら>


今日もコーヒー焙煎をやっています。
横目で焙煎機を気にしながら、コーヒー業界紙に目を通していたら、レギュラー執筆者で某有名コーヒー店の店長の記事が目に留まりました。

最近コーヒー焙煎を始める人が多いこと、その新規開業者の中には、未だ経験も浅いうちからあれこれこだわりや能書きばかりを語る人がいると、手厳しい内容でした。
いつでも豊富な情報に触れられるIT時代の今、知識だけは誰でも仕入れることが可能です。
経験よりも先に、つい知った気になる危険は多分にあるのです。


かく言う私、もしその先生にかかったら、一体どんな評価をいただくことになるでしょうか?
何しろ、焙煎機と言ってもコーヒー焙煎機ではないものを改造流用しているわけで、ノウハウはすべて独学自己流。
日本中探しても、私と同じ方法でコーヒーを焼いている人は、多分いないと思います。

問題は、商売にする以上、それが独り善がりになっていないかどうかということです。
私もそれなりに勉強するよう、いつもアンテナを張っていますが、限られた時間と限られた資金では、本式のコーヒー焙煎機を導入することも、もう一度本格的に勉強する余裕もありません。
第一、パン屋が本業だということを忘れるわけには行きませんからね。

でも、・・・です。
私は私のやり方で、今可能な限り最高と思えるコーヒーを造って、余計なことは語らずに世に出そうと思います。
評価はあくまでも、お客さまからいただくもの。
そうして続けていくうちに、自分自身にも無理が来ることなく少なからぬ人に喜ばれるようなら、まずは成功と言えるのですね。

おかげさまで、今週もご注文に追われています。


    


   沼ノ平の小麦麺が出来ました。

お待たせいたしました。
「沼ノ平の小麦麺」が出来ました。
兎にも角にも、風味の良さを味わってください。
穀物の味、小麦の匂いが、一口毎に満足を深めてくれます。
汁も、出来ればちゃんと出汁をとって手づくりしていただければ、なお一層この麺の良さをわかっていただけることと思います。


500g1束 500円にて、販売いたします。


オイルサーディンも、なかなか好評です! 1缶98円にて販売中

やることいっぱい、目が回りそうです。

今日は店は定休日なので、ゆっくり休みというわけではなかったのです。
先ずは朝一、例によって体操とランニング。
今日も走り切りました。
それから久しぶりに畑に出て、取り残したままになっていた白菜や大根を片づけ、越冬したネギを掘り上げました。
この後トラクターを借りて、一度全面を耕します。


その後は、しばらく水道屋さんに。
実はこの冬、井戸水の給水ラインのどこかが凍結破損したらしく、水漏れして使えなくなっていました。
今日は、見当を付けておいた破損個所のあたりを掘り出して、破損個所を発見。
修理まで完了したかったのですが、素人の手に余る状況と判断して、とりあえずラインの途中を切断してプラグキャップを噛まして止水し、とりあえずここ以外の蛇口で使えるようにしました。
終わって見たら、道具も衣服もすっかり泥だらけ。



 


それから冬の間お世話になった雪囲いを、外して片づけました。
さすがに全部終えることは出来ず、まだ半分くらいは残っています。
また来週やるしかありませんね。


その後、いつもお世話になっている茶房「千」に行って、お茶して来ました。
顔見知りの方二人に次々お目にかかり、早めに帰るはずが結構長居してしまいました。


そして夜は、これからあるプロジェクトの打ち合わせに、これから知り合いのお宅まで・・・。
相変わらずオイソガ氏を卒業出来ない私です。
ではでは。

寒空から雨

昨日は実は、当集落では「人足」<参照>でした。
一世帯一名ずつ出役が原則で、朝8時前に集会所前に集合です。
先ず、あいにくの雨模様の中を合羽を着て朝のランニング、そしてそのまま人足に出かけました。
この日は、道路の清掃を中心に午後3時頃まで、大方一日中体を動かしていましたので、運動が足りて気分も上々。


そして今日は、昨日に増して冷たい雨が降りしきり、昨日ひどく合羽を汚してしまった私は、さすがに朝のランニングが出来ませんでした。
そのせいかどうか、何だか体が全開になってないような、気分の悪さを覚えます。


午後仕事を終えて、買い物に出かけた私。
その間に二人の娘は、雨の中を圧して走って来たそうで、気持ち良さそう・・・。


それはそうと、昨日の作業の合間の休憩中に山仕事をしている人に聞いたら、冬の間もカンジキを履いて、胸のあたりまでの深さの雪がある急斜面の山に入り、間伐作業をしていたという話。
急斜面でも植林の中は雪崩の危険はないそうで(なるほど!)、それより何より、こういう方の体力ってすごいですね。
私などのレベルとは、どだい次元が違うという話です。
人足の作業程度では、全く息が上がってませんでしたから。


さてさて、明日もあまりいいお天気ではなさそうで、外仕事で汗をかきたいと思っている私の思惑は叶うでしょうか。


この一週間も、ありがとうございました。
明日は、定休日です。


  今週のクッキーとマフィンのおしらせ


クッキーは、どろんこクッキーと森のパン屋のビスケット、くるみびすけっとがあります。


マフィンは、ココリスとそば粉マフィンとシマリス君の朝ごはんを焼きます。


このところ日曜の度に役があって、製造に支障が出ています。
どうぞご了解を。

今の時間を濃く生きること、そして継続は力なりということ

前にもご紹介したことのある、広島で薪釜でパンを焼いているお店「ブーランジェリー・ドリアン」の田村さん<参照>のブログに、先日こんな記事を見つけ、「ウン!いいなァ・・・。」と思った私。
以下に引用させてもらいました。


 


「別れが前提だと、今の時間が濃くなるんだよ」


昔、バイト先で知り合った年上の兄さん。
短期の住み込みバイトばかりをしている彼は、
そう言って、


「だから俺は常に短期の仕事しかしないんだ!」


と日焼した顔でニヤリと笑った。


ずっとここにいると思うと、
また明日やろう、
また今度でいいや、
ずっと先延ばしにしてしまって、
時間が薄くなってしまう。


そうだ、常に旅立ちを前提に生きていくのだ!
いつまでパンを焼けるかわからない。
今年で最後かもしれない。
いや来月かもしれない。
常に肩書きは短期バイトです。


そんな気持ちだと良いパン焼けそうですね。
疲れそうだけど。。


    元記事は <こちら>


 


それで今度は私の番です。


一つのものごとに、そんな気持ちで何十年向かい合えば、その時こそ「継続は力なり。」との言葉が真実になる時でしょうね。
命を縮めることになるかも知れないけど・・・。


 


そんな話をしていたら、上の娘が言いました。
「どうせ皆、いつか必ず死ぬんだから、頑張って死んだ方がいいんじゃない?怠けていて死んだら、恥ずかしいよ!」


そうですね。
そのとおりですね。


思えば、器用貧乏で過ごして来た私の半生、今一番の憧れは「愚直」です。
なれるかどうか分かりませんけど。

未来の食卓


 


「未来の食卓」という映画をご存知でしょうか。
私がこの映画を知ったのは、昨年「おいしいコーヒーの真実」のDVDを購入した時、チラシが同封されていたからです。
興味深くまた内容も良さそうで、いずれDVDが出たら購入しようと思っていました。
私が出かけられる範囲では、上映会の情報はありませんでしたから。
その後知り合いから、上映会で見てとても良かったと感想を聞き、ますます確信を深めていました。
そしてやっとDVD解禁となり、つい先日手に入れることが出来ました。


実は、食工房のご常連の方何人かとお金を出し合って買おうという申し合わせで、私が購入する役目を引き受けていたのです。


到着して早速試写してみました。


それで一つご紹介しておきますが、この映画には、冒頭とても気になる件があります。


パリのユネスコ本部で行われた「健康と環境に関するシンポジウム」の席上、アメリカ環境科学主席研究員の一人が、「今の世代の子ども達は、近代史上初めて、親の世代に比べて健康的に劣るかも知れない・・・あってはならぬ事態です。」と発言しています。


そしてそれが事実だという証拠が次々と示されます。
環境汚染が食物に、そして健康に及ぼす影響を、具体的に指摘します。


この件を見ながら私は、30年以上も前自然食やマクロビオティックの考え方に出合い、自分たちと次の世代の健康をどうやって守れるだろうかと、真剣に取り組んでいた頃のことを思い出しました。


あれから、一部の人々は確かにオーガニックに傾倒して行きましたが、世の中全体として見たら、全然反対の方向に進んで来たのではないかと思います。


それが21世紀になって、さすがに誰の目にも分かるほど危機が迫っているという状況になって、やっとこういう映画が大反響を呼ぶようになったのだなと、この30余年という長い時間の経過を思って、ため息が出てしまう私です。


その30年の間に私には、子どもが生まれ、さらに孫も生まれているのです。


子ども達が親の世代より健康的に劣るというのは、本当に由々しき一大事です。
何故なら、孫の世代はさらに悪くなる可能性が高いからです。


では私たちの未来を守るにはどうしたら良いのか?それにはまず未来の食卓を守ることだ、そのために動き出したフランスの一地方の小さな村の取り組みを、一年かけて追ったドキュメンタリー映画、それが「未来の食卓」です。


なるべく早いうちに、このDVDの鑑賞会と語り合いの集いをやりたいと考えています。


会場の提供、プロジェクターの貸し出し、その他どんなことでも、ご協力いただける方のお申し出をお待ちしています。
どうぞよろしくお願いいたします。


  ご参考に・・・


映画「未来の食卓」公式サイト <こちら>

体は毎日固まっている

家の周り一周を走り始めてから、20日ほどになります。
昨日の木曜日は、さすがに忙しくて走れませんでしたが、今日も朝のうちに一っ走りして来ました。


何しろ六十前の体ですから、少しばかりの準備体操くらいはしないと後が恐ろしいので、先ずは出来るだけ入念に体操をします。
その時にいつも分かるのですが、体は毎日毎日、確実に固まっているということです。
前の日、どんなに調子が良く柔軟に動けたような気がしても、一晩寝て起きるともうすっかり体が固くなっていて、伸びをするとあっちもこっちも軋んでバキバキ音がします。
とうてい走れそうな気なんかしません。

歳をとるということは、つまりそういうことなんですね。
だまって楽をしていると、衰えるだけの話し。
一生懸命抗って、やっと現状維持です。


でも、走って来た後の爽快感と達成感は、ちょっと大げさですが何ものにも代え難い。
そして何より驚いたのは、そのおかげで一日体の調子が良くて、仕事への集中力も持続力も格段にアップすることです。
だから、今日も絶対走ろうと思う気持ちは、多分なくなりはしません。
走り始めて本当に良かったと、心の底から思っています。


と、凄く走り込んでいるような書き方してますけど、途中に坂道があったりしますが、全行程たったの1200m。
そして走り始めの頃は、最初の300mほどでもう歩いてしまう意気地なさでした。
お恥ずかしい話しです。
でもまあ聞いてください。
実は一昨日、初めて一周止まらずに走り通したのですよ。
そして今思っていることは、この次の冬が来るまでには、楽に2周走れるようになろうということです。
出来そうな気がします。


準備運動から始めて毎日20分程の日課で、自分の世界が変わり始めたと、はっきり自覚している私です。

長い一日・Ⅲ

木曜日は、やっぱり長い一日になります。

今日も、我が酵母は絶好調。
パンの出来も上々。
ただ一度、危なく焦がしそうになる一幕がありました。
こういう時でも、出るのは冷や汗です。


全部焼き上げて、配達に出かけたら今どきよくある春の晴天で、飯豊山がきれいに見えていました。


思えば7年前の今頃、雪を頂いた飯豊山の姿に惚れて、会津に移住を決心したのでした。
それを思い出させる今日の風景。


 



飯豊連峰全景


遠く離れた南国土佐で、このブログを見ていてくれる友人たちのために、でっかい写真をアップしておきます。
拡大して見てください。
北国の春は、ドラマチックです。


今日は疲れたので、これでおしまい。

Shokuko Cafe



 


コーヒー豆の宣伝をさせていただきます。
食工房では、皆さま先刻ご承知のとおり、コーヒー豆を自家焙煎しております。
パン屋稼業の傍ら、仕事に占める割合は高々10%程度に過ぎませんが、取り組む熱意と注ぐ心血は120%と自負しております。


何と言っても、自らがおいしいコーヒーを飲みたい、それにはこの味でなくてはならないという、明確な自分の味をそのまま売り物にしております。
食工房テイストです。


生豆の銘柄選定はすべて、この味わいを作り出すのに必要なキャラクターを持ったものに限っております。


当然ながら、他のコーヒーショップと違って、品揃えは極限られております。


先ずは一度、お試しいただければありがたいと存じます。



フレンチローストもございます。


カフェ・オ・レ用は、これでなくては本来の味になりません。
ミルクは、コーヒーの香りを消してしまいます。
濃い目に抽出したコーヒー3に対しミルクを7。
コーヒーの香りとミルクの甘みが、ほど良くバランスします。
お使いになる時は、挽きは細かく、抽出温度は高めに、湯量を少なくして濃い目に抽出してください。
そしてミルクは、ぜひ低温殺菌のものを。
くれぐれも煮立てないよう、お気をつけて。


 


   パン食を、おいしく楽しく!

おすすめの一品は、オイルサーディンです。


 


こちら、チュニジア産のオイルサーディン。
北欧ノルウェー産のものが有名で、品質も素晴らしいのですが、こちらチュニジア産は何と言っても超低価格!
一缶、なんと88円。
ピザトーストに使うと、生臭みもなくなかなかイケます。
堅焼き黒パンやプンパニッケルにトッピングして、そのままかじってもGOOD
缶に残った油が、これまたダシが効いていてうまい!
パンに吸わせて食べるとおいしくて、そして後片付けも楽です。

食工房店頭にて、このオイルサーディンを実費販売いたします。
価格は、運賃を加えて一缶98円とさせていただきます。
なおこのオイルサーディンは、「業務スーパー」で売っていますので、直接おいでになれば88円で買えます。
パンを買ったついでに一缶試してみたい方は、食工房でも手に入りますので、どうぞご記憶ください。


  週末イベントのご案内


先日ご紹介した、アフリカンドラムとダンスのイベント。
もちろんお忘れなく! <こちら>


  その他に、東京方面の方にご案内申し上げます。


目黒区三田にあります、第三世界ショップ「アサンテサーナ」の企画になります、毎月恒例の「目黒のあさ市」。
今週末、4月9日、10日、11日の3日間の開催です。

今回、4月11日には、食工房のパンと焼き菓子が並びます。
お近くの方、当日この方面にいらっしゃる方、どうぞご来場ください。
意欲溢れる生産者の産品、製品などが、盛り沢山に集合しています。


なお、時間、場所など詳細は、<こちら>でご確認ください。