今日は秋分の日、一気に涼しくと言うより寒さを感じる一日でした。
夕方眺めた西の空は、雪空を思わせました。
さて夏の間、欲しい時に一滴の雨も降らず、今頃になって今度は、晴れて欲しい時に断続的な豪雨続き。
気温は下がって過ごしやすくなったとは言え、田んぼの稲は最悪の事態になっています。
夏の暑さで育ち過ぎたためか、雨に打たれた稲は穂を付けたまま倒れ、ベッタリと絨毯のような風景が広がっています。
晴れ間が続かないため、ぬかるんだ田んぼにはコンバインが入れず、刈取りのチャンスを逃してしまいます。
そうこうしているうちに、度重なる雨で田んぼは水浸しになり、稲穂が水没している所さえ珍しくありません。
長い間水に浸かっていると、穂に付いたまま籾は発芽して来るのです。
そうなったら米としての商品価値は無くなってしまいます。
今日配達に回る先々でこんな風景を目の当たりにして、全く気の毒と言う他はありませんでした。
しかしそれにしても、他に方法はないのか・・・。
そもそも何がいけないのか。
お天気のせいにしてもどうにもなりませんからね。
折しもこれから麦蒔きの時期なのです。
この雨続きでは、畑作業は出来ませんからね。
万一蒔き時を逃すようなことになったら、来年の収穫は無くなってしまいますから大変です。
自分の仕事は家の中でも、毎日外のお天気に気を揉んでいる私です。