明々後日のあぐりカフェに向けて、本当はすでに今日からですが、多忙です。
なかなか一息つくタイミングが掴めません。
ブログのネタも、頭の中でグルグル渦を巻いているのですが、文章にする時間がありません。
明日はまた久しぶりに、大量のパン焼きです。
あるイベントの中で出される食事用に、堅焼き黒パンを15本ご注文いただきました。
これにあぐりカフェで販売する分といつもの店売りと発送の分が合わさります。
この時間も、酵母種のメンテナンスをしています。
寝る時間は本当に僅かです。
日曜日まで、走り続けます。
ではでは。
月別アーカイブ: 2012年3月
春分の日・雪です。
ワイパーを立てて置く習慣も、いつの間にか忘れていたのに・・・。
昨日少し暖かくなって来たと申し上げましたが、その途端今朝は雪がうっすら・・・。
お彼岸の日に雪とは!今年も天変地異の年なのでしょうか。
何事も無いことを祈ります。
昨年の今頃は、本当に大変でした。
妙に平然としていたところは確かにあったのですが、結局足が地についていませんでした。
今年はこれから雪が融けて、またジワッと線量が上がるかも知れません。
春の風に煽られて、放射性物質の再飛散もあり得ると指摘する学者もいます。
これもまた大事に至らないことを祈ります。
これまでずっと見て来て思うことは、事放射能に関しては、人によって見解が違うということが、決定的に混乱を大きくしているということです。
何が本当か、福島県民がこれから何十年かかけて証明することになるでしょう。
いろいろな意味で・・・。
多くの皆さまには、他人事でなくしっかりと見ていて欲しいと思います。
そして未来に向かって愚かな選択をしないように、原発の再稼働は絶対にいけません!
続けてお知らせ・すみません・・・
食工房のサイトの引っ越しをしていて、一時的にURLが変わっています。
ちよっと私も考えが足りなくて、拙速に事を運んでしまったため、いろいろなところでリンクが切れてしまったと思います。
せっかく検索エンジンに対して有効に働いていた資産を、一気に失くしてしまったものと思われます。
ちょっと残念ですが、仕方ありません。
後継のOffice365への移行は、乗りかかった船で取り敢えずそうなりますが、食工房のニーズに必ずしも合わないサービスのため、さらにもう一度乗り換えることになると思います。
皆さまには、戸惑わせることになって申し訳ありませんが、不勉強の次第何卒ご容赦。
ただ今食工房のホームページは、<こちら>からご覧いただけます。
少しずつ暖かくなっています。
今年は春の訪れが遅いような気がします。
地元沼ノ平地区の「福寿草まつり」の開幕が告げられたものの、まだほとんど咲いていないという異常事態です。
太陽の位置だけは暦に忠実に高くなっていますから、日中の日差しはずい分強くなり、お天気の良い日はずんずん雪が融けて行きます。
その晴れ間の隙を縫って雪が吹っかけて来るという不思議な天気・・・。
それでも、少しずつですが暖かくなっています。
例えば酵母種の発酵を見ていると、それがよく分かります。
明日は春分の日なのですね。
一年の内で今頃が一番、飯豊山が美しく見える、いい季節です。
今週末は「あぐり・カフェ」イベントが開催されます。
画像上クリックで拡大します。
皆さまも、お誘い合わせてご来場くださいませ。
当日は、自家焙煎コーヒーとスパイシーマサラチャイの二種類の飲み物を用意いたします。
パンと焼き菓子ももちろん。
漉乃あん丸、デビューです。
出店者一同協賛による、特典付きのスタンプラリーもあります。
お楽しみに。
今週のクッキーとマフィンのお知らせ
今週は、ジンジャークッキーとわらいごまとくるみびすけっとを焼きました。
それ以外在庫は僅少です。
今週は、イベント対応のためマフィンはお休みします。
続けてお知らせ
ホームページのドメインの移行中です。
セルフサービスでやっているのと、全て英語でのやり取りになるため、時間がかかっています。
旧来のホームページのアドレスが変わっておりますので、ご覧になれなくなったと思います。
引き続きご覧いただくには、<こちら>のリンクをクリックしてください。
いずれ新しいサイトもご覧いただけるようになります。
なお、メールは今まで通りのアドレスで受信しています。
こちらも一時的に送受信出来ない瞬間が生じると思います。
その時は、また改めてお知らせいたします。
お知らせあれこれ
Webサイトの引っ越しをしています。
食工房のホームページを開設して早や5年になろうとしています。
ページのホストをしていたMicrosoft の Office Live Small Business がサービスを終了することになったため、後継サービスの Office 365 に移行しているところです。
それで思い出すのは、ホームページ開設を模索していた時のことです。
どこのホストサービスを利用するか、当初ずい分迷いました。
無料で開設出来るサービスが沢山あって、どれでも良かったのですが、なかなか決まりませんでした。
そんな時、どちらかと言えば地味で目立たないと言うか、あまりパッとしない印象のプロモーションをしていたのがMicrosoft でした。
それでまたどうしてそんな所に決めたのかと言うと、一つだけ魅力があったのですね。
カスタムドメインを一個、無料で取得出来るサービスをしていたのです。(年間使用料も無料でした。)
どうせ開設するなら、いかにも無料サービスだと分かるアドレスだったり、商用利用に制限があったり、他社の広告が沢山表示されるようなのは嫌だな・・・と思っていましたから、このサービスはとても魅力的に感じました。
さてそのカスタムドメインを決める時です。
先ず思い付いたのが shokukobo.com でしたが、すでに取得済みで不可。
.net や.org など他の選択肢もあったし、shokuとkoboの間に – を入れることも出来たのですが、何だかピンと来ないしスマートじゃない・・・。
一呼吸あって思い付いたのが、いっそのこと短くしたらどうだ?というわけで、shokuko.com と入れて見たらすんなりOK。
これで決まりました。
サイト名も、「食工房」では埋もれてしまって検索サイトが拾ってくれないと思いつつ、どうしても他に思いつかず、あとで変えてもいいくらいのつもりで、とりあえず「食工房」だったのです。
そんな経緯で始まった「食工房」shokuko.com ですが、今では食工房で検索すると全ての検索サイトでトップに表示されています。
二番目が我がブログ「飯豊の空の下から・・・」。
申し上げておきますが、検索エンジン対応のための裏ワザなど何一つしていません。
でもどうしてこうなったかは、ちゃんと理解していますよ。
実は、食工房がグーグルで見つかるようになるまでに、半年くらいかかっています。
その後上位に表示されるようになるには、さらに半年かかりました。
トップ表示から落ちなくなったのは、二年くらい経過してからだったでしょうか。
以来現在まで不動です。
YahooやMSNの検索サービスでは、もっとずっと後までかかっています。
さてさてとんだ自慢話しになってしまいました。
肝心のお知らせですが、サービスの移行に伴い、一時的にメールが受信出来なかったり、ホームページをご覧いただけなかったりする瞬間があるかも知れませんので、予めご承知願います。
もしもの時には、お電話かファックスもご利用いただけますので、よろしくお願いいたします。
TEL 0241-38-3102 FAX 0241-38-3104 となっております。
「漉乃あん丸」・デビューのお知らせ
かぼちゃあんぱんに次ぐあんぱんの第二弾、漉乃あん丸の売り出しです。
来週3月24日の「あぐりカフェ」イベントにて初売りです。
かぼちゃあんぱんと同じく、一個200円にて販売。
イベント会場や店頭で、試験的に販売していましたが、最終レシピを決定していよいよ定番品となります。
起こってしまったことは・・・
一年前の今頃の記事を読み返してみました。
正直に申し上げて、よくまあ落ち着いていられたものだと思う一方、それは認識不足によるところもあったと、それを否定出来ません。
まあ、単に幸運だっただけかもしれません。
とにかく起こってしまったこの放射能災害とは、付き合って行くより他ありません。
もはや現代を生きている人類全体の課題です。
前にも申し上げましたが、今すぐ原発を止めて全廃しても、残った使用済み燃料などの核廃棄物の後始末は、短い私たちの一生と比較すれば、ほとんど永遠と言って良いくらい長い時間を必要とします。
とりわけ、事故で壊れてしまった原発の後始末がどれほど厄介な事か、気が遠くなりそうです。
一方、私たちの被曝の問題はどうでしょう。
事故直後のパニック的な状況は、もうとっくに過ぎ去っています。
この時に何処にいて何をしていたか、確かに問題ではあるけれど、特別線量の高い場所に長期間居たのでなければ、そんなに気にすることはないと、私はそう考えています。
元々自然界にどんな種類の放射線がどのくらい存在しているのか、私たちは日常的にそれをどの程度浴びているのか、それが分かって見ると、次に今回の事故によってどのくらいの期間どの程度それが増加したのか、そのリスクを大雑把に見積もることは出来ます。
被曝で癌になるというのはある意味本当だと思いますが、低線量被曝の場合は、被曝以外の原因がどのくらい重なるかが大きく関わって来るのだと思います。
素人考えではあるけれど、そんなに外れてはいないだろうという確信があります。
だからと言って、国や東電の対応があれで良かったとは言いませんよ!
それはそれ、これはこれです。
法律にも明記されていた年間1mSvの被ばく限度は、守ろうと努力するのが本筋で、初めから超えても大丈夫などと言ってはいけませんね。
結果がどうなるのか、今私たちは好むと好まざるに関わらず、いろいろなレベルで人体実験中なのです。
杞憂に終わるならそれはそれで良し。
でも、事故に至った経緯に対する国と東電の、無策と無責任の落とし前だけはきっちりつけてもらわなくては困ります。
謝罪で済む話ではありません。
関係者一同、切腹申し付けられるべし。
第9回 あぐり・カフェ 開催のご案内
各画像上をクリックしてください。拡大表示が開きます。
会津若松市内で開催されて来た「あぐり・カフェ」も9回目です。
補助金事業でスタートして3年が過ぎ、自立してやって行く決意も新たにしたところです。
今回から出店有料です。
それでも、否それだからかも知れません、参加者の意欲は十分です。
活力あふれるイベントになると思います。
どうぞ万障お繰り合わせの上、また皆さまお誘いあわせの上ご来場くださいませ。
イベント詳細については、チラシ画像を拡大してご覧ください。
「東北村 産直市」@トレッサ横浜・ご来場御礼
今回いろいろとお世話になった方から送っていただいた画像です。
おかげさまで、全品目完売いたしました。
ご来場くださった大勢の皆さまに、この場を借りて厚く御礼申し上げます。
「東北村」については、この後のご案内をご覧ください。
食工房も、今後深く関わることになると思います。
私本人が出かけておりませんが、親しい方がご報告くださいましたのでご覧ください。<こちら>
「東北村」 開村しました。
バーチャルとリアルの両方にまたがって存在する不思議なコミュニティー空間、それが「東北村」です。
そこで交流するのは、東北各地の生産者と全国の消費者の皆さま、そして中を取り持つのが東北村役場ということになります。
行き交うのは商品とお金だけではありません。
むしろそれよりも、参加する皆々さまの熱い気持ちの方が主役です。
ロゴマークの「結」には、その想いが込められています。
先ずは、サイト<こちら> をご覧ください。
出来ましたら、日中と夜間と時間を変えて何度かご覧ください。
いろいろと面白い発見があることと思います。
そしてよろしかったら、東北村に住民登録を!
もちろん、食工房も全員登録いたします。
苦悩する福島
震災以来一年間、身の回りあるいは伝わって来る便りなどに触れながら感じたことです。
地震発生後、原発の状況を予測して、ほとんど間をおかずに避難行動を起こした人、爆発の第一報を聞いて福島県を脱出した人、しばらくは留まったものの結局県外に避難した人、妻子を避難させたが自分は残っているという人、一時避難したものの早々と戻って来た人、ずっとどこにも避難しなかった人・・・、放射能に対する人々の行動は、本当に様々でした。
そして決して、どれが正解ということは言えないのですね。
もちろん、警戒区域に指定され避難指示を出された人は、是非なく直ちに避難したことは言うまでもありません。
(それでもなお、隠れて居残っていた人もいたのですが・・・。)
しかし自主避難に関しては、そこに一つの傾向があるように思います。
素早く避難の決断をした人の多くは、福島の生まれ育ちではなく、他所から移住して来ていた人でした。
それに対して、ずっと居続けた人はたいてい地元の人です。
年齢によっても違いがあります。
職業によっても違いがあります。
若い人達、とりわけ小さい子どもを抱えている家族は、早い決断をしています。
会社勤め、自営業、農業、言わなくてもお分かりと思いますが、農業の人は、ほとんど動きませんでした。
世の中には、この際福島県は全員避難させるべきと言う極端な考えもあるのです。
もし国と東電が本気になって取り組むなら、それも可能かもしれません。
でも、それが今回の原子力災害への正しい対応だとは思いませんし、命を大切にすることでもないと私は思います。
人は、思っているよりもずっと土地に縛られて生きている、否、言い方を変えれば、大地と深い絆で結ばれて生かされている、だからそこを離れることは生きることそのものへの不安につながります。
また、一度そこを離れればもう二度と戻って来ることはないかも知れないのですから、その精神的苦痛に耐えられない人も当然いるでしょう。
警戒区域から頑なに出ようとしなかった人のことが話題になったことがありましたが、その気持ちは痛いほど分かります。
勝手なことをするなと非難するのは簡単ですが、そういう人の気持ちを切り捨ててしまうことは、私には正しいとは思えません。
避難した人も留まった人も、皆それぞれの理由で行動しています。
そしてそこには人それぞれに人の数だけ深い悩みと苦しみがあったということは、誰も外に向かっては言わないのですね。
福島の人は、何でもっと怒らないんだ!とよく言われます。
そんな簡単じゃないんだ、と私も他の誰もが思っているはずです。
福島を外から見たのでは分からないことが、多分あるのだと思っています。
福島県は広いです。
原発がある浜通り、高速道路と新幹線が通る福島のメインルート中通り、そして西半分を占める会津の三地域からなっています。
言うまでもなく地震と津波と放射能の三重苦に見舞われた浜通り、津波こそなかったけれど放射能汚染の苦汁を舐めている中通り、そして比較すれば被害の軽かった会津、それぞれの立場の間には微妙なすれ違いや対立もないわけではありません。
会津に避難してホッとしている浜通りの人がいるかと思うと、会津さえ危険だと一早く脱出して行った人もいます。
細々としたことは、ここでは申し上げられませんが、福島の中も残念ながら一つではないのです。
そして一年経っても、まだ何も結論が出せないもどかしさ、どこまでいつまでとも分からない果てしの無さに、まだまだ先まで苦悩し続けるしかない私たちです。
震災、一年
今日は3月11日、一生忘れることはないであろう日となりました。
自分の一生の間に、これほど劇的な出来事に巡り合うとは、全く思っていませんでした。
太平洋戦争と原爆投下は確かにこの国の出来事でしたが、私にとっては遠い過去の出来事でしたし、どこかの国で戦争が絶えなくても、やはり自分の身の回りの出来事ではありませんでした。
しかしこの度の大震災と原発の爆発による放射能汚染は、自分の現実として体験することになりました。
わずか一年が経ったくらいでは、まだまだ記憶は生々しいものがあります。
一見今まで通り仕事をしていたり、同じ住まいに暮らしていたり、もう大丈夫なんでしょ?と言われそうな状況ではあるのですが、そうではありません。
何かが重い、今頃になってじわーーっと疲れを感じるのですね。
元気を出してがんばることは出来るのですが、そこで置き去りになって行く何かが、心の底に沈んで行くのが分かります。
横浜で頑張ってくれている連れ合いとスタッフには申し訳ないけれど、今日は一日、ほとんど仕事はしませんでした。
明日も、一日悪豆拾いをしながら物思う時を過ごします。
原発の再稼働に、明確に反対します!
昨日でした。
配達に回りながら、ラジオで国会中継を聞いていました。
何人かの議員が、停止中の原発の再稼働について質問していました。
ストレステストの根拠の薄弱さ、安全が担保されたとは言えないことが明確なのに、なおまだ住民の理解を得て再稼働すると、壊れた蓄音機のように同じ答弁を繰り返す総理大臣、経済産業大臣。
正直申し上げて、ムカつきました。
誠意というものを全く持ち合わせていないか、それとも単なる愚か者か・・・と。
しかし今日、かのHappyさんのツィートを見て、また強烈な一撃を喰らったような気がしました。
原発の再稼働の最後の決定権は、立地自治体にあるということなのですね。
つまりその地域の首長が、住民の意志として反対を表明すれば、再稼働はあり得ないということです。
以下にHappyさんのツィートを引用します。
※出所は <こちら> 3月8日のツィートです。
『あと、全国の既存原発立地自治体の役人さんも再稼働の議論をする前に生の1F現場や警戒区域内の現在状況をしっかり見て欲しいです。
あってはならない事だけど、自分の町や村が今の浜通りと同じ状況にならない確率はゼロではないんだから。』
『再稼動に賛成した自治体の役人さんは一生責任逃れ出来ないように名前を刻んだ大きな石碑を町や村に建てる位の覚悟は出来てるんだとは思うけどね。
今の福島もそうだけど事故が起こってからあーだのこーだの言っても後の祭りなんだ。』
『今までの自治体も独自で原発の勉強なんかしてないし危機意識だって持ってないんだ。
電力会社や保安院が言ってる安全・安心をまともに受けてるだけで、自ら突っ込んだ指摘なんかしてないよね。
自治体の中に原発対策部くらいあっても良さそうなのに。』
『それでもって事故が起こった後はみんな口を揃えて電力会社や国に「安全・安心と言ったじゃないでか、こっちは騙されたよ」って言うんだよね。
確かに騙す方や事故を起こした方は悪い。だけど騙されないように防衛対策しないで無防備なのはダメだと思うんだ。』
『たぶん3.11以降は再稼動の話が本格的になり夏までに稼働する原発が出てくる。オイラはなぜ町や村の自治体の事つぶやいたかって言うと国や県がOKでも最後は町や村が決める事だから安易に考えて欲しくないからなんだ。もう騙されたって言い訳は出来ないんだからね。』
『再稼動するって事は利権や町村の発展や維持を考えるんじゃなく、町や村の住民達全員の命がかかってるって事を第一に考えて欲しいでし。』
止めようと思えば止められる、動かさないと決定する権利は、自分たちの手の中にあるのじゃないですか。
こんな時に国民がバカでは、全くしょうがありません。
否、それほどまでに、原発はおいしい話しなんですか?
何処かの誰かが言ったかどうか知りませんが、「原発中毒」って本当ですね。
全国の原発立地自治体の首長さん方よ、今すぐ全員福島を見に来い!と申し上げます。
今夜は、3・11前夜です。